小林由香のレビュー一覧
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良い意味で裏切られました。子育ての難しさ、人との向き合い方など。
自分の子供であっても、当たり前だけれど一人の人間で、今の私には必要な言葉の数々でした。言葉を話して紡いでくれる子供の話を、忙殺されながら向き合えずにいました。時間がないのはいいわけですね。一生懸命に聞こうと思わせてくれました。Posted by ブクログ -
解説と被る感想になってしまうが、本を手に取った時になんとなく思い浮かべるストーリーに類似している訳でも、全く異なる事もない、圧巻される内容だった。作者の意のままに感情を振り回されてしまった。
人の感情はいとも簡単に流されてしまい、固定観念に縛られて向き合うことを放棄してしまうものだなと感じた。
そ...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルだけで手に取った本ですがその内容は衝撃的でした。読む前と読んだ後でタイトルの意味がぜんぜん違います。
前半は不気味で不穏な雰囲気。後半は心を強く打たれて涙無しには読めなかったり心が暖かくなる様な場面がありました。
前半の不気味さの謎が解けた時、子供の感情って繊細で複雑なのだと子を持つ親として...続きを読むPosted by ブクログ -
本のタイトルを見て、まず衝撃を受け、裏の紹介文を読んだら”なぜか妙に惹かれて“手に取ってた1冊。
「僕のこと…‥嫌いになったら捨ててもいいよ」
最初の方は掴みどころの無い男の子という印象だったけど、最後まで読んだら、よりこの言葉が胸に刺さった。Posted by ブクログ -
子育てを機に、自分の生き方を振り返ることが多いと友人が言っていた。
きっと、似ていても、似ていなくても、何か思うことがあるのだろう。
人生ってときに考えてもみなかったことが起こる。
生きていくってなかなか大変だ。Posted by ブクログ -
二転三転しながら深さを増していくストーリー展開。
子を持つ母にはなかなか辛い内容もあるが、サスペンス要素を持ちながらラストは涙。
最後まで一気に読みました。Posted by ブクログ