川上徹也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「仕事で大切なことはバイト先と家電量販店で学んだ」私にとってはどストライクな1冊であった。
しかも読書が好きでほぼ毎日本屋を覗くのが習慣となるとさらにたまらない…
不本意な配属先に悶々としていた主人公の新入社員が尼崎の小さな女店主との出会いで人生が変わっていく物語。そして、実際の本屋がモデルのノンフィクションとは驚きであった。
ただその驚きは読み進めていくうちに久美子店主なら誰でも人生が変わるのではと自然と思ってしまう。
それほど久美子さんは人の心を包んでしまう心優しく温かい人間性を持った人であった。
この本は魅力があり過ぎて語り尽くせない。「生きている店とは従業員、商品や店そのものに心が通っていてお客様同士が繋がっていく店」そんな事を思ってしまうのは私だけであろうか。。。
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Posted by ブクログ
心を動かす文章の書き方について
書いてあるだけあって、
とても読みやすいです。
印象に残ったのはこの3つ
①書きたいことは書かない
あなたが書きたいことを書こうとするとき
「伝えたいことがどうやったら伝わるだろう?」
とばかり考える。
その視点は自分の内面にばかり向いているはずだ。
②滑り台のように書け
「第一センテンスの唯一の目的は、読者に第二センテンスを読ませることだ」
「第二センテンスの目的は、第三センテンスを読み続けたいと思わせることだ」
以下、最後のセンテンスまで続く。
③たった1人に向けて
「1人の読み手を想像する」こと。
「この文章はこの人のために書く」と決めてから書き出す。
他にも読み手の心理に基づいて、
心を動かす文章の書き方も書いてあります。
文章で人を動かしたい方
人に商品を欲しいと思わせたい方
ビジネスで成功したい方に
是非おすすめの一冊です。
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Posted by ブクログ
1行バカ売れ
著:川上 徹也
紙版
角川新書 K-39
良書。言葉の力というのは、ほんとうにすごいものだと感じます。
インターネットとソーシャルメディアという、巨大な空間の中で、拡散されていく多くの言葉。
その中で、まさに、売らんとしている商品を、ただひと言で表す言葉は、千人の営業に勝るといってよいかと感じました。
気になったのは以下です。
ネット社会になり、情報が飛躍的に増加した現在では、最初の1行で人をひきつけることができなければ、なかなか中身まで読んではもらえません。
まずは、タイトル、商品名、見出し、キャッチコピーなど短く的確な1行で、相手の心をつかむ必要があります。
■名前を変えて価値を変える
台風で被害をうけた傷ついた青森のリンゴ ⇒ 落ちないリンゴ
北見の閑散とした水族館 ⇒ 世界初!凍る水槽
低迷する早慶戦 ⇒ ハンカチ以来パッとしないわね、早稲田さん/ビリギャルって言葉がお似合いよ、慶應さん
■言葉を強くする2つの方法
①常套句を避ける
②言葉の組み合わせを考える
■スルーされないための大原則
それは、受け手に「自分と関係がある」とおもってもらう こと
キャッチコピーとは 「受け手の心をつかむ言葉を見つけ、短く的確に言い表す能力」
①言葉を見つける What to say
②短く的確に言い表す How to say
⇒ 渋谷のスクランブルで人を立ち止まらせるのが、よいコピー
■どうすれば自分ごととしてもらえるか
①ニュースを知らせる、好奇心
②得をすること
③欲望を刺激する
④恐怖と不安でやさしく脅す
⑤信用を売りにつなげる
■ニュースを知らせる
現金安売り掛け値なし
ニュース new → news 新しい情報
ニュース三カ条
①年月日曜日の要素をいれる
②ついに、とうとう、いよいよ、待ちにまった
③発表、公開、宣言 から始める
本日、土用の丑の日
年に1度、女性から男性への告白を!
■得をすること
自分に得があれば、人は関心を寄せる
味は料理店並み、手間はインスタント並み
いつかはクラウン
誰もが欲しがる 安・楽・短
ベネフィット~儲け話になぜ人は騙されるのか
■欲望を刺激する
売りにつながる10の欲望
①健康
②セックス
③飲食
④安全安心
⑤気持ちいい、刺激
⑥美しくありたい
⑦愛されたい、愛したい
⑧金持ちになり、豊かな暮らしがしたい
⑨社会的に認められたい
⑩自己達成
香りは男の武器になる
英語に強くなる本~教室では学べない秘法の公開
私、一カ月でかわいくなれますか
■恐怖と不安でやさしく脅す
人は容姿や性格にコンプレックスをもっている、みっともない、かっこわるい
得したい、より、損したくない、が強い
あなたの口臭がわかる方法
芸能人は歯が命
大きな胸を小さく見せるブラ
OATH(オース)の法則
O:無知 問題を認識していない
A:無関心 認識しているが関心がない
T:思考中 問題を考えている状態
H:苦痛 今すぐ苦痛から解放されたい
■信用を売りにつなげる
なぜ信用が大切なのか ⇒損失回避、損失嫌悪 ⇒誰から買うのかを重視
信用とは、約束を守る、結果を出す、嘘をつかない、専門知識がある、実績がある、が当たり前にある
売り手が自分の弱み、実感を見せると、人は共感してしまう
もっと若い時に読んでいれば…、そう思わずにいられませんでした
キャルディーニ、影響の武器から
①返報性
②コミットメントと一貫性
③社会的証明
④好意
⑤権威
⑥希少性
■キャッチコピー、10の型
①ターゲットを限定
②問いかけ
③圧縮して言い切る
④対比&本歌取り
⑤誇張をエンタメ化
⑥重要な情報を隠す
⑦数字、ランキンク
⑧比喩
⑨常識の逆
⑩本気でお願いする
女性だけの30分フィットネス
同情するならカネをくれ
たぶん世界一濃厚なプリン
■おわりに
言葉とともに、物語を紡ぐ
「言葉」と「物語」は、物を売ることの、両輪
目次
はじめに
序章 バカ売れ1行のための大前提―「自分に関係ある」と思ってもらう
第1章 なぜ人は新しい情報が好きなのか?―ニュースを知らせる
第2章 あの掃除機が売っているモノ―得することを提示する
第3章 いくつになってもモテたいのは、なぜ?―欲望を刺激する
第4章 悩みやコンプレックスの経済効果―恐怖と不安でやさしく脅す
第5章 なぜデメリットを言われると買いたくなるのか?―信用を売りにつなげる
第6章 思わず反応してしまうキャッチコピー10の型
おわりに
参考図書・サイト
ISBN:9784041027523
出版社:KADOKAWA
判型:新書
ページ数:256ページ
定価:800円(本体)
発売日:2015年08月10日初版
発売日:2015年09月25日3版 -
Posted by ブクログ
「好きなことを仕事にして、認められたい」と最初に思うのは誰しも、と思いますが、この本では
「どうやって仕事を好きになっていくのか?」
「行動して、仲間(協力者)を作って、実行する」など、具体的にためになるお話が、実話(小林由美子さん)をベースに描かれているので、とても心に刺さります。
特に社会人になりたての20歳代などの方に読んでもらいたいです。
小林由美子さんのような方は、どこにでも居る訳ではありませんが、きっと「自分の小林さん」は身近にあるはずです。
また、歳を経た私などは「誰かの小林さんにならねば、」と背筋が伸びる思いであります。
街の小さな本屋さんの良さが十分に伝わりますね。
心温まる印象深い一冊でした。 -
Posted by ブクログ
主人公が東京から大阪に初めて来た時の表現にまず笑ってしまった。
きっと新卒で一人で大阪に来させられたら猛獣のうようよいる檻の中に放たれたような気持ちになるんだろうな〜。
なんて呑気に読み進めると、これがまぁ心があったかくなる物語!
新人の主人公が、自分がなぜこんな仕事をしているのかわからないという悩みを小林書店の由美子さんに打ち明けた時の、
「ひとつずつでもええから、ええところを探して好きになってみ。
そしたら自然ともっと知りたくなってくるもんや。何でもええやん。
せっかく縁あって入ってんから、仕事のことも会社のこともまわりの人のことも、好きにならんともったいない。」
という由美子さんの言葉が心に響いた。
この「好きにならんともったいない」
というのが、バイタリティに溢れ周りのものに常に感謝して生きる、いかにも由美子さんらしい考え方だなと思った。
人を大切にする由美子さんだからこそ、多くの人からも愛され、仕事に対して丁寧に真摯に向き合っているからこそ、お客さんや仕事関係者からの信頼も厚いのだろう。
心温まるエピソードの数々に、由美子さんの信念が伝わりとても刺激を受けた。
私も周りの人や環境に感謝しながら、新しいことにどんどんチャレンジする心を持ち続けたい。
【言葉メモ】
「ひとつずつでもええから、ええところを探して好きになってみ。
そしたら自然ともっと知りたくなってくるもんや。何でもええやん。
せっかく縁あって入ってんから、仕事のことも会社のこともまわりの人のことも、好きにならんともったいない。」
↓
一日ひとつの「ええところ」探し
↓
私は恵まれている。そう思うようになったのだ。
「自分を卑下するような言葉を使ってたら、ほんとに薄っぺらくなるよ
なんでそうやって自分を低くするん?もっと自信持ってええやん」
「商売ってやっぱり我慢して続けることが大切や。どんな人にも丁寧に接客すること」
由美子さんのご主人
「すごい疲れて帰ってくるやろ。でもな帰ってきて玄関に入ってくる時だけは、満面の笑みを浮かべて言うんやで。
お母ちゃんありがとうな!おかげで楽しかった!と
待ってる方もしんどいんやで。」