川上徹也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コピーライターの本。
自分に役に立つかと言われたら、それは分からない。でも内容は面白かった。
日々で気づいた事を「日気ノート」として記していく。後日、気になる事があればそこから広げていく。そうやってアイデアを考えているそう。
他にも自分の軸を探す為の「内幹ノート」と、今まで蓄積した事をアウトプットに生かす「出言ノート」を紹介している。タイトルでは「一冊のノートが…」と言っているが…(著者も自分で突っ込んでいる)
中でもドラッカーが13歳の時に、宗教的の先生から「あなたは何によって憶えられたいか」と聞かれた話は、考えさせられた。今の自分には、自分の軸が無いんだなぁって。
30 -
Posted by ブクログ
ネタバレモノに満たされ、所有よりもシェアで事足りる現代の、モノ消費からコト消費への動きに見られる残念さの正体と課題解決のための提言。
コト消費を7つのタイプに分類してみたり、コトモノ消費のすすめ、顧客を安全地帯に置き商品説明を詳しく、のれそれで熱を生み出す、人を全面になど、ストーリーを生み出し、モノガタリ消費につなげるといった内容になっている。
コトにせよモノにせよ、商品・サービスを売る側の視点で、売り手のストーリーを売り込む印象が強いが、購買者の満足・納得・自慢・記憶などに響くストーリーであり、購買対象であることがポイントなのではないかと感じた。
18-14 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本を読んでいると、思わずキャッチコピーを作ってしまいたくなる。そんな衝動に駆られた。伝えると伝わるは全く違う。それでは、どのようにしたら、相手の心をつかめるのか、実際に世間で認められているキャッチコピーをもとに分析がなされており、非常に説得力があった。
★「自分に関係がある」と思ってもらうことは、あらゆる場面において必要
→非常に納得。話をする際に、自分に関係ないと思われてしまえば、右から左へと流れてしまう。その点を意識した発信が重要。
★数字は出来るだけ細かく表示する方が信憑性がある
→これも、何事においても同じ。具体的に相手がイメージしやすいようになればより興味関心を抱いてもらえること -
Posted by ブクログ
ネタバレ"これからのセールス・プロモーションについて判りやすくまとめられている一冊。
良い物は売れる、という時代は終わった。物と人が紡ぐ「物語」を売る事の重要性を説いている。
読んでよかった一冊。
「物語を売る」=「商品の良さを、より理解してもらう」というブランディング的な思考だと感じた。
良さは既に持っている事が多い。必死こいて探すものではない。
改めて企業や製品の過程や、ポジショニングを考える必要がある。
そして、その「良さ」を効果的に伝える事が最後に重要だ。
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◆同業者なら誰でもしっている情報、当たり前過ぎて伝えてこなかった事実を先駆けて開示する -
Posted by ブクログ
価格を下げると価値も下げる
「こだわりの」「厳選された」は、何もいってないのと同じ
お客さん・社員・取引先などに対して語る、本当にあった「個人」「会社」「商品」にまつわるエピソードやビジョン。
ノンフィクションではダメ。
「物語」を使う7大メリット
①興味を持ってもらえる
②感情移入してもらえる
③記憶に残る
④オンリーワンになれる
⑤失敗を語ることでより深い共感を得る
⑥イメージを共有できる
⑦口コミをしたくなる
されどストーリーは万能ではない
①理性に訴えた方が効果が高い場合もある
②「物語」は食わず嫌いされる場合がある
③大きなマイナスになる場合がある 嘘→致命的
商品以外でも「物