人はロジックやデータだけでは動かない。むしろ感情で動くことの方が多い
どんな人にも、商品にも会社にも、ストーリーになるべき材料は必ずある
人間にはストーリーをしっかり長期的に記憶に残すことができるという素晴らしい能力がある
聞く人の立場によって、多面的に解釈できるのもストーリーの優れた点
ストーリー
...続きを読むは、差別化できる。 → オンリーワンになれる
ストーリーは、失敗を語ることができる → より深く共感する
ストーリーは、感情移入できる → 人・商品・企業のファンになる
人間は、元々全く興味のない人や会社の商品であっても、そのバックグラウンドにあるストーリーを知ることで感情移入してしまう動物。この結果、ファンになったり、応援しようという気になる
イメージを共有できる → 行動にかりたてられる
人に伝えたくなる → 口コミが広がる
伝説になる ex.ルイヴィトンのタイタニックのスーツケース、ディズニーランドで落としたケータイの話「ここは魔法の国ですから」
黄金律は、人類共通の感動のツボを押す
ハリウッド映画の黄金律
①何かが欠落している、もしくは欠落させられた主人公
②主人公が何としてもやり遂げようとする遠く険しい目標・ゴール
③乗り越えなければならない数多くの葛藤・障害・敵対するもの
構成
TDL方式 つかむ、揺らす、満足させる
ソーシャルマーケティング ex. ヴォルヴィック 1 liter for 10 liter
①分かりやすいストーリーをつくるということ
②生活者がちゃんと主人公になれるということ
③主人公に「いいことをしたな」という満足感を味あわせてあげること
松下電器は、人を作っている会社 ← 松下電器は人材教育に力を入れています
営業ストーリーの描き方
①得意先を主人公に
②徹底的なシュミレーション
③シンプルに徹する
共通の目標を持つために大きな役割を果たすのがストーリー
プレゼンテーションで贈るべきはストーリー
聞き手(クライアント)自身をストーリーの主人公にする
問題を抱えている主人公が、遠く険しい目標・ゴールに向かって障害を乗り越えていく。プレゼンでは、そんなストーリーを軸に「自分たちの提案がいかに障害を乗り越えるのに役立つか」を示していくようにする。最終的には、主人公が目標・ゴールを達成して、こんなにも輝くことができたという未来のストーリーを示す
ストーリーで上司を動かす
相談するストーリーは完璧なシナリオにしない
ストーリーで部下を動かす
上司の役割は部下にストーリーを語らせること
ストーリーのある広報はメディアに取り上げられやすい
メディアはストーリー性のあるニュースを求めているから
それは、読者や視聴者がストーリーを求めているから
ストーリーで商品を輝かせる
まずは商品のことを徹底的に知る
ストーリーが発見できないときの10のヒント
①正直になる。誠実である
②オープンである ex.ガラス張りのデパ地下
③お客さんがストーリーに参加できる余地を残す ex.チキンラーメンのたまごポケット
④約束以上のことをする ex.オーダーされた以上のことをする自転車修理屋
⑤既存市場を敵に回す ex.孫正義の手法 yahoo! BB ソフトバンクmobile
⑥商品そのものを売らない ex.青山フラワーマーケット "Living with flowers everyday."
⑦精神的な満足を売る ex.アメックス「自由の女神修復プロジェクト」
⑧希少性を作る ex.ヤサカタクシー 千台の三つ葉のタクシーの中に4台だけ四葉のタクシー
⑨自分が欲しい商品を売る ex.スティーブジョブス
⑩ぶっちゃける ex.「どの商品も違いありません」とぶっちゃけることで逆に興味を持ってもらえる
ストーリーでパーソナルブランディングする
ストーリーブランディングは、自分自身の「ミッション」を見つけることから始まる
ミッションができたら、それをパーソナルフラッグに書いてみる
ストーリーは常に変わらなければいけない。あるストーリーが成功しても油断してはいけない。成功しているときこそ、変えるチャンス。