川上徹也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■目次
第1幕 なぜ、価格、品質、広告で 勝負してはいけないの?(理論篇)
1 経営者は、失業者予備軍って知っていましたか?
2 売れ続けるために必要な「XとYの法則」とは?
3 「満足」しただけではお客さんはリピーターにはなってくれません
4 本当のニーズなんてもうないのかもしれません5 価格競争は結局、自分の首をしめるだけですよ
6 「厳選された素材」「こだわりの製法」では何も言ってないのと同じですね
7 ありきたりな広告ではもう見向きもされなくなりました
8 時代の空気はこんなに変わっています。だからこそ・・・
9 人の心にグサッと突き刺さるハリウッド式黄金律を公開します
10 そうか、パンダがいなくてもブランド化はできるんだ!
11 「3本の矢の法則」であなたは最強になります
12 崖っぷちは最大のチャンスなり!
第2幕 こんなストーリーが価値を生む(実例篇)
1 冬は毎年のように大不況!それを乗り切る秘策とは?
かき氷屋 埜庵のストーリー
2 無名の商品をブランド化!これがあなたの生きる道
養豚農家 みやじ豚のストーリー
3 小さな町の片隅から世界を狙う!崖っぷちから有名店へ
ビーサン専門店 げんべいのストーリー
4 どこよりもカッコイイ法人に!BtoBだからこそ差別化せよ
面白法人カヤックのストーリー
第3幕 心が動けば、商品・サービスは売れ続ける(実践篇)
1 まずは最初の一歩を踏み出し、毎日続けることからです
2 「経営理念」がホコリを被っていませんか?
3 「お客様第一主義」の会社はかなりヤバイですよ
4 「志」はこうやって発見しよう
5 「志」にチャレンジする姿が感動を呼ぶのです
6 これが日本初のエコジョイメント企業の「志」です
7 「みんなを幸せにする会社」とは?
8 ブランド化こそがオンリーワンへの道ですね
9 オンリーワンになるための3つのアプローチはコレです
ギュと絞り込もう/見せ方、魅せ方を変えよう/とにかく宣言しちゃおう
10 タグをつけ、ラベルを貼って、はじめてブランド化は完成します
11「ストーリー」を見つけるための10のヒント
マイナスをプラスに変えよう/裏側(バックステージ)を見せる/体験を売ろう/時間帯を変えてみよう/お客さんに教えよう&コミュニティをつくろう/その場で比較して、試してもらおう/エンターテインメントを売ろう/あえて売らない、という手もある/社長をブランディングしよう/手紙やニュースレターを送ろう
12 マル秘パワーアップキットを公開します
13 語り続けましょう。 変わり続けましょう。
■レビュー -
Posted by ブクログ
一見わかりやすいということになる、他社比較。
価格、品質などを、広告で訴えるが、果たしてそれらを訴えている商品がどれだけ売れているのだろうか?ユニクロより安いフリースは世の中にいっぱい出回ってきているが、それでもフリースNo.1はユニクロなのである。でもって、そのユニクロのフリースの品質がトップレベルなのだろうか、いやいやそうではないだろう、しかしあの値段では十二分に納得できるから購入されるのであろう。
大手量販から始まり、小売りに至るまで、他社と比較することで、みんながみんな安売りの蟻地獄に入っていき、旦那の給料が下がり、安いものしか買えなくなり、さらに安いものを売らないといけなくなっていく・・・というジレンマのように思えている。不必要なものを売るという拡大路線からのシフトは必要であることを皆が認識する必要があるが、何でもかんでも安売りで解決することはない。
そんな中、きちんとした価格で、自信を持って販売している生産者、商人たちを紹介している。お客さんの気持ち、満足感を考え、長く使っていただく、大切に使っていただく、美味しく食べていただくことを、きちんと考えて提供する。そして、お互いに感謝しあえる関係が構築できるということが重要なのである。
そんな単純なことを、私たちは忘れているように思う。
インターネットだけが双方向ではない。
商いこそが、双方向の原点ではないだろうか。
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Posted by ブクログ
ストーリーに含まれる人類共通の黄金率。
(1)何かが欠落した、もしくは欠落させられた主人公。
(2)主人公が何としてもやり遂げようとする遠く険しい目標・ゴール。
(3)乗り越えなければならない数多くの葛藤・障害・敵対するもの。
よくよく考えてみると、
ハリウッド映画も
「プロフェッショナル〜仕事の流儀〜」
ガイアの夜明けや情熱大陸なども
上記の流れに沿って
つくられているものなんかなぁと。
企業の社会に対するPR等もこれに当てはまる。
やっぱ、ストーリー・伝説・童話などには
人間が惹き込まれてしまう何かがあるんだろうな。
仕事に活かすとともに、
この世に生まれてきた
「おーのみつる」自身の人生のストーリーを構想するところから始めよう!
なんてったって
自分の人生においては、
自分が脚本家であり
監督であり
照明さんであり
主演であるんだもんね♪ -
Posted by ブクログ
たとえばボルヴィックの 1?for10? なんてキャッチ
広告の世界では キャッチコピー
そしてストーリーを演出するのは当たり前のことだと思っていました
その当たり前 というのが盲点で
今 自分が関わっている事に ストーリーを付加しているだろうか?
と思うと 否だったと思います
売りたいという商品にストーリーを加えることによって
平凡だった商品をキラキラと輝かせ魅力的にすることだって可能です
売るためだけにということではなく
付加価値 もりあがりを演出するために ストーリーの有用性を感じました
有名企業 ブランド力のある企業には
かならずストーリー 演出があります 数社の例をみて強く感じました
自分のまわり そして 自分自身を
ストーリーによって 盛り上げていきたい と思える本だと思います。
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Posted by ブクログ
演説により人々の心を動かし、団結させ大きな事業や政策を実現してきた政治家たち。その考えを言葉に乗せて人々に語らう姿は勇気と自信に満ち溢れており、これを見た人は否が応でも心を大きく揺さぶられる。ニュース報道で見る日本の政治家の言葉は何処か薄っぺらく、大半は他者や他党を批判したり、不平や不満を述べているだけに聞こえる中、最近小泉進次郎氏が見せる質疑への受け応えは、他の政治家とは何処か違うところがある。如何なる誹謗中傷、明らかに自分に対する批判であっても、それを受け止めさらりと流してしまう。本人の目力だろうか、見ている我々にも明らかに「進次郎の勝ち」と認識させる様な表情や表現を駆使する。決して政策に賛同するとか、今の政府が素晴らしいとか言うのではない。少なくとも進次郎氏には、あの父親譲りの特別な能力がある事が窺えるのである。
その父、小泉劇場とまで言われた純一郎氏の言葉には確かに勇気づけられ、何か鬱屈した政治が、そして日本が大きく変わる期待感を抱かせるものが多かった。結果を見ても有言実行で成し遂げられた郵政民営化、長きに渡り拉致問題を中心に対立してきた北朝鮮との国交正常化に向けた動きなど、評価できる点は多数ある(勿論、その反対に掻き回すだけ掻き回して去っていったという評価もあるだろう)。
本書はそうした人々の心を動かした名演説の根底にある、ストーリーの黄金律を紹介していく内容だ。本書に登場するのは、前述の小泉純一郎氏、そして日本からは田中角栄氏、そしてアメリカ合衆国の歴代大統領、オバマ氏、フランクリン・ルーズベルト氏、ケネディ氏、アメリカ公民権運動のキング牧師など、誰もが聞いたことのある演説が登場する。それらが全て、①立場の弱い人間(自分)が、②果てしない夢と目標を掲げて、③強大な敵や困難に立ち向かっていく、というストーリーで構成されている。そしてそれを成し遂げるための具体的な施策や方法を並べて、聞き手に自分事として認識させて、その是非を問う、といった巻き込み型で話されている。だから人々は熱狂し、賛同し、自らが立ち上がると言う大きな波が形成されるのである。
今、これらスピーチを改めて読むにあたり、心の中に熱いものが込み上げてくる。私の中の直面する困難に置き換えて、また、演説者を自分自身に置き換えて言葉にしようとする様な錯覚に陥る。勿論読み手の私がその様な人の心を動かすほどの実績もなく、演説ができる様な人間でもないのは理解している。それにも関わらず、自分にも出来るのではないかと錯覚させるのは、そのストーリーが全て簡潔で解り易く、誰もが理解しやすい内容になっているからだ。
伝える技術は難しい。思考を巡らせ自分の主張を強い自信と共に確立させ、更にはそこに至る経緯や、目指すべき方向性を誰もが理解できる言葉、印象付ける言葉に置き換える。そして自信を持って伝える表現力が無ければ、誰にも届かない。大きな事業や政策を実現してきた偉大な経営者や政治家たちは、まず何よりも解り易く何かを伝えなければならない。その偉大な事例と共に解説していく本書がビジネスやプライベートでの重要なシーンに役に立つことは間違いない。