川上徹也のレビュー一覧
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ネタバレ有名コピーを多数生み出したコピーライターの著者が「働く」文章のルールについて迫った本書。後半になるにつれ、勉強になることてんこ盛りだった。だからこそ、Principleのつづりミスがとても残念に感じた…
no.8
読みやすいは正義→読みにくい要因は以下
タイトルや見出しがない/文字の級数が小さい/余白が少ない/フォントが読みづらい/感じと佳奈のバランスが悪い/句読点や改行のタイミングが悪い
no.12
常套句は空気と思え
強い言葉→記憶に残る/心に刺さる/行動したくなる言葉のこと
e.g. 高機能・高性能・こだわり・最先端・伝統・厳選した・最高の・極上の
no.15
文章は耳で書け
です -
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職場の方・お客様含め人と接することが多い仕事なので、言葉遣いを見直したいと思い購入しました。
いつも何気なく使う言葉も、こうして文字にすると素敵な言葉だなと思えたので、普段から使っていた言葉はこれからも継続して使っていきたいと思います。
また、この本はただ、「この言葉がいいので使え」ではなく、「本来はこういう意味だから使って差し支えないけれど、こういう捉え方をする人がいるから注意するように」という文章も多く、多角的に物事を見るきっかけになりました。
自分の発した言葉で人を幸せにできるような人間になりたいので、節目節目で読み返したい大切な本になりました。 -
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1. キャッチコピーを考える機会が増えてきたので、自分のレベルアップのために読みました。
2. 強い文章とは、相手の心を動かし、行動へつなげる文章です。そのためには、あいまいな表現ではなく、言い切ったり、疑問を投げかけたりし、「自分事」に捉えてもらう必要があります。そうするために本書では、演習問題をやりながら読み進めていくことで、強い文章を作るためのきっかけづくりになります。著者自身が研修を行った際、実際に得た回答を紹介しており、自分では想像できない文章を見ることができるので、楽しく学ぶことができます。
3.なぜ自分の文章が弱いのか?ということについて考えたところ、本気が伝わらないのだと感 -
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実存する尼崎の書店と店主のエピソードを紹介するために作られたお話。
出版取次会社の新人が、店主の話を聞かせてもらいながら新規企画を次々成功させ、公私共に充実させて自信をつけていく。
書店に限らず、仕事をする人、商売をする人に役立つ内容。
最初の方の、よかれと思って先走って失敗するエピソードは、ものすごく共感。三方よしになるよう俯瞰し考えることの大切さを学べる。
泥棒に入られた後の図書カード購入は、どれだけ信頼され、応援したくなる存在になるかが大事で、それは普段から応援する存在だからだということが伝わってくる。小林書店は、周囲の人々になくてはならない存在。そこに至るまでの努力には頭が下がる。
店 -
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p.214
東京に研修に行く奥さんへ掛けた旦那さんの言葉
「研修行って、ものすごい疲れて帰ってきて玄関入ってくる時だけは、満面の笑みを浮かべて言うんやで。お母ちゃん、ありがとうな!おかげで楽しかった!と言うて帰ってきいや。待っている方もしんどいんやで。お母さんは孫の世話もして、店番して、ご飯も作ってくれはる。そやから帰ってきた瞬間だけは、疲れた、言うたらあかんで。上がって部屋に入ったら『疲れた』言うて横になったらええから。」
p.257
大阪での経験で一番学んだのは、人は「熱」がある場所を「快」と感じるということだ。逆に「熱」がないところには人は集まらない。「熱」を生み出すためには、人の気持 -
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【目的】ノートを活用して語彙力を磨く。
【本・著者】1冊のノートがあなたの言葉を育てる・川上徹也
【一言で表すと】言葉を集めて、自分の言葉に昇華する方法論。
【What.Why.How】
「何が」書かれているのかと言うと、語彙力を培う為のインプット法が書かれている。
「なぜ」語彙力が大切かと言うと言い換え力=傾聴力に繋がり相手の言葉をさまざま視野から見ることが出来るようになるからである。
「具体的には」日頃気付いた事、思ったこと、事実、気に入った言い回し等を全て書き記す。見直して分析、分類のち、抽象化を図る。その言葉に自分のエッセンス(軸)を加えて自分の言葉に昇華させる。
【3ポイ -
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1.短いフレーズで相手に響く言葉を考えてたので読んでみることにしました。
2.現代はネットにより、情報に触れる機会が増えました。それに伴い、人が興味を示さないワードや伝え方にある程度パターンが生まれました。それを踏まえて本書では、刺さる言葉は何なのかを教えてくれます。悪い例と良い例を対比させながら教えてくれるので、初心者にうってつけの本です。
3.頭で理解しても普通のキャッチコピーを作っていた自分に気づけたので良かったです。この本を読んだおかげでいくつかアイデアが思いついてきたので、買った甲斐はあったと思います。あとは、自分が得意な言い回しは何なのかを知っていくことが大切だと感じました。 -
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尼崎に実在する小林書店の店主小林由美子さんの実話と、出版取次会社の新入社員の成長物語(こちらはフィクション)が合体した作品です。
小林さんの実際にあったエピソードを生かすように物語が描かれているためか、すごく真っ直ぐで読みやすいお話でした。(こちゃこちゃした伏線とかサイドストーリー的なものとかはないので)
本離れが進む時代に、小林さんが小さな書店さんを続けるためにどんな苦労や工夫をしたか、商売をする上で本当に大切なものは何であるか…いろいろと気づきや学びがありました。
また、本好きあるあるの場面も多くて、うんうん、そうそう…と頷きながら楽しく読みました。
ノンフィクションとしてなら☆4で -
- カート
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試し読み
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ストーリーマーケティングについての本
先日読んだファンクラブマーケティングと合わせて
とても勉強になった1冊。
類似品や同等品が増え、
どんな商品もある程度の品質が保証され
情報が溢れる時代。
顧客が心から欲しいものを見つけにくい今
仕掛けによって、ニーズを喚起する必要がある。
今まで企業は価格と品質、広告で差別化を図り
他社と勝負をしてきたいたけど、
勝負の仕方(商品ディテールの伝え方)を変え
顧客の心を動かさないといけないのだなあ、と。
メーカー(企業の)、販売員の、販売商品の
それぞれのストーリーを確立し、ファンを作る。
サラリーマンの自分でもできることを模索したい。 -
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仕事はストーリーで動かそう
著:川上徹也
ストーリーを上手に使えば、仕事をすべてうまくいく。営業力、交渉力、企画力、プレゼン力、コミュニケーション力など、色々な分野で可能である。
本書では、仕事やビジネスの色々な場面でどのようなにストーリーを使えばいいかをやさしく解説している。構成は以下の3章から成っている。
①なぜ、今仕事にストーリーなのか?:理論編
②こんなストーリーが人の心をつかんだ:実例編
③で、具体的にどうすればいいの?:実践編
正論をロジックの綻びなく述べる。
正しいものの、これだけでは、モノゴトは動かない。
感情や人の気持ちを動かして初めて行動は起こる。そしてその感情を大き -
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自分マーケティング―― 一点突破で「その他大勢」から抜け出す
著:川上 徹也
まず何か「一点突破」で旗を揚げ、その一点で周囲から認知してもらおう。自分が本当にやりたいことは、そこから広げていけばいい。そして、「自分の商品価値」をさらに高める行動に移る。正攻法というより、「奇襲」の手引きである。しかもかっこいい方法ではなく、泥くさい方法ばかりが紹介されている。
本書の構成は以下の5章から成る。
①なぜ、あなたに「自分マーケティング」が必要なのか?
②自分の商品価値を知っていますか?
③なぜ、あの人は「一点突破」できたのか?
④あなたが「一点突破」する方法
⑤あなたの価値を高める「三種の神器