川上徹也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大ベストセラー 「キャッチコピー力の基本」を物語を楽しみながら学ぶことのできる一冊。
物語の舞台は、老舗うなぎ屋さん。
ヒロインが天才コピーライターの手を借りながら、実家の老舗うなぎ屋を再生していきます。
そしてストーリーに絡めて、
人の心に響くキャッチコピーを書く以下の基本が解説されます。
①自分と関係があると思ってもらうこと
②キャッチコピーの型を知ること
③キャッチコピーの技術 例) 対句、比喩など
④自分に興味を持ってもらうこと
⑤物ではなく物語を売ること
漫画のストーリーも楽しく、
解説も喋り口調で書かれていて非常に読みやすかったです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ有名コピーを多数生み出したコピーライターの著者が「働く」文章のルールについて迫った本書。後半になるにつれ、勉強になることてんこ盛りだった。だからこそ、Principleのつづりミスがとても残念に感じた…
no.8
読みやすいは正義→読みにくい要因は以下
タイトルや見出しがない/文字の級数が小さい/余白が少ない/フォントが読みづらい/感じと佳奈のバランスが悪い/句読点や改行のタイミングが悪い
no.12
常套句は空気と思え
強い言葉→記憶に残る/心に刺さる/行動したくなる言葉のこと
e.g. 高機能・高性能・こだわり・最先端・伝統・厳選した・最高の・極上の
no.15
文章は耳で書け
ですます調のメリット→丁寧で柔らかい印象になる
デメリット→語尾の変化がつけにくいので、単調になりやすい→体言止め・疑問形・否定形などを入れて変化をもたせる必要あり
だ・である調のメリット→文章がシャープになり、歯切れがよくなる・語尾の変化もつけやすいのでリズムが出る
デメリット→上から目線で偉そうに思われる可能性があるということ
no. 16
五感を意識して書く
小説やエッセイなどでは、視覚以外の聴覚や身体的感覚(触覚・嗅覚・味覚)などの描写を混ぜるとリアリティを増す。
no. 20
アリストテレス説得の3原則
①「ロゴス」英語のLogic(ロジック)の語源。論理・理性などの意味;論理建てて理性で相手を説得すること
②「パトス」英語のPassion(パッション)の語源。情熱・熱意などの意味;情熱や熱意で相手を説得すること
③「エトス」英語のEthics(エシックス)の語源。信頼・人柄・倫理などの意味;自分を信頼してもらうことで相手を説得すること
Skill
no.45 目指す場所を明確に
・すべてのデスク上と家庭内にコンピュータを(マイクロソフト)
・わたしたちは10年以内に月に行くことを選択する(アメリカ月着陸)
・日本一おもしろいタワーを目指す(通天閣)
no.46 言葉を化学反応させる(言葉の組み合わせによって新しい概念を作る)
・負ける建築;建物そのものの存在感を強めるのではなく、周りの自然や環境と調和する建築
・駅前留学(NOVA)
→矛盾した意味の言葉を組み合わせることで新しい意味を生み出す修辞法を「対義結合(オクシロモン)」
no.47 アナロジーで直感的に;アナロジーとは、Aを説明するとき、Bに置き換えて表現すること。このとき、AとBの間に共通項が必要。
・松下電器(パナソニック):水道水は本来価値のあるものである。しかし公園の水道水を誰かが勝手に飲んでもとがめられることはない。それは量があまりにも多く、価格が易い身体。松下電器の氏名はこのように、物質を豊富に生産し安く提供することで貧困を克服し、世の中を幸福にすることにある。
・Peachー空飛ぶ電車:改札を通るように自身で自動チェックイン機を通る/基本自由席・指定席は追加料金/帝国になると待たずに無慈悲に出発/電車のワゴンサービスのように飲食物は有料で/エンターテインメントは一切なし
no.51 断言はサービス
・やられたらやりかえす。倍返しだ(『半沢直輝』)
・訴訟は勝つか負けるかのギャンブルだ(『リーガルハイ』)
・それは好きの搾取です(『逃げるは恥だが役に立つ』)
・愛しているけど好きじゃない(『カルテット』)
no.56 断定か?問いかけか?
もし売ろうとしている商品や提案する企画に対して、読み手が興味を持ってくれている場合は、「断定」するほうがいい。逆に、読み手があなたの商品や企画に興味を持っていないときには、「問いかけ」のほうがいいのでは?政治家の演説と一緒。
no.69 「土星の輪の謎」でひっぱる
最後まで読んでほしければ、冒頭でなにかの謎を提示して、それを解明していくというスタイルがおすすめだ。
no.81 6つの「影響力の武器」を手に入れる
①返報性;人間は誰かから何かしてもらったら、何かをお返ししないと気持ち悪く感じてしまう
②コミットメントと一貫性;人間は一度何かを宣言してしまうと、それをひっくり返して別の意見を述べにくくなる
③社会的証明;人間は自分ではそういう人間ではないと思いながらも、他人の行動に大きく影響されて(同調して)しまう
④好意;人間は自分が好ましく思っている相手から進められると、それがとても良いものに見え、手に入れたくなってしまう
⑤権威;人間はなにかの権威(権力・肩書・実績・ユニフォーム・ルックスや身なり)から命令されると、あまり何も考えずに従ってしまう
⑥希少性;人間は希少性に弱い。数が少ないことや、日時が限定されている、めったに手に入らない条件が呈示されると、そんなにほしくないものでも、つい欲しくなってしまう
no.83 能動的コメットメント効果
あなたが、約束を守らせたかったら、その相手に自らコミットメント(サインや日時を書かせる等)させることが重要。
no.84 ポストイット効果
目立つポストイットに個人的なメッセージが添えられていることで、自分だけの特別な依頼に感じた。つまり、自分に関係があると思ったのだ。これは、ポストイット自体が重要なポイントではない。肝心なのは、あなただけへの特別なメッセージですよということを、相手にきちんと伝えることだ。
no.86 不参加でも意思表示効果
インフルエンザのり感リスクを減らす予防接種を希望します
インフルエンザ罹患リスクを減らしたとしても予防接種を希望しません
のようなどちらの選択肢も用意する。
不参加の場合も自らの意思を表示しなければならないことで、職員たちが受けるか受けないかを真剣に考えた結果だと思われる。
no.87
譲歩&おねがいプラス効果
売り手①値引きを了承する
売り手②値引きを了承するとともに、なにか新しいお願いをする。(レビューをしてもらうなど)
書いては潜在的に売り手のことを警戒している。だから価格だけを示されても、それが本当に最低価格なのかわからない。しかし、売り手からなにか新しい条件が加えられることで、その価格が最低に近いものであると認識する
→つまり、新たな条件が加えられるぐらいだから、売りてもかなり頑張ってくれている、と買い手は思うというわけ。
no.91 PREP法
Point;冒頭で私はこう考えるなどの要点・結論・主張を示す
Reason;なぜそうなのかの理由を説明する
Example;理由に至った具体的な実例(エピソード・データ)を描写する
Point;もう一度要点等をまとめる
例示
P 論理的な文章を書くときにはPREP法が使える。
R なぜなら最初に要点が書かれているので、何が言いたいかがすぐわかり、読んでいてイライラしないからだ。
E 実際に、同じテーマを設定して、100人の学生に①自由に文章を書く/②PREP法に沿って書くという②パターンで小論文を書いてもらった。すると80%以上の学生で校舎の小論文のほうが読みやすくなった。
P 以上のことから、論理的な文章を書くときにはPREP法が使える。 -
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職場の方・お客様含め人と接することが多い仕事なので、言葉遣いを見直したいと思い購入しました。
いつも何気なく使う言葉も、こうして文字にすると素敵な言葉だなと思えたので、普段から使っていた言葉はこれからも継続して使っていきたいと思います。
また、この本はただ、「この言葉がいいので使え」ではなく、「本来はこういう意味だから使って差し支えないけれど、こういう捉え方をする人がいるから注意するように」という文章も多く、多角的に物事を見るきっかけになりました。
自分の発した言葉で人を幸せにできるような人間になりたいので、節目節目で読み返したい大切な本になりました。 -
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1. キャッチコピーを考える機会が増えてきたので、自分のレベルアップのために読みました。
2. 強い文章とは、相手の心を動かし、行動へつなげる文章です。そのためには、あいまいな表現ではなく、言い切ったり、疑問を投げかけたりし、「自分事」に捉えてもらう必要があります。そうするために本書では、演習問題をやりながら読み進めていくことで、強い文章を作るためのきっかけづくりになります。著者自身が研修を行った際、実際に得た回答を紹介しており、自分では想像できない文章を見ることができるので、楽しく学ぶことができます。
3.なぜ自分の文章が弱いのか?ということについて考えたところ、本気が伝わらないのだと感じました。本気で話すときは、自分は明確でシンプルな言葉を使うことが多いです。変に難しい言葉を使って、自分出来ますアピールをしてくる人はただのかまってちゃんでしかなく、本気で取り組む気がないように思われることが多いです。伝えるための技法は本書を読めば十分だと思いました。ただ、それよりも大切なことは、自分の言葉がシンプルであるかどうか、本気が伝わるかどうかをしっかり見定めることが今後の課題だと思いました。 -
Posted by ブクログ
実存する尼崎の書店と店主のエピソードを紹介するために作られたお話。
出版取次会社の新人が、店主の話を聞かせてもらいながら新規企画を次々成功させ、公私共に充実させて自信をつけていく。
書店に限らず、仕事をする人、商売をする人に役立つ内容。
最初の方の、よかれと思って先走って失敗するエピソードは、ものすごく共感。三方よしになるよう俯瞰し考えることの大切さを学べる。
泥棒に入られた後の図書カード購入は、どれだけ信頼され、応援したくなる存在になるかが大事で、それは普段から応援する存在だからだということが伝わってくる。小林書店は、周囲の人々になくてはならない存在。そこに至るまでの努力には頭が下がる。
店主もだけど、その旦那さまも素敵。私も尊敬。 -
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p.214
東京に研修に行く奥さんへ掛けた旦那さんの言葉
「研修行って、ものすごい疲れて帰ってきて玄関入ってくる時だけは、満面の笑みを浮かべて言うんやで。お母ちゃん、ありがとうな!おかげで楽しかった!と言うて帰ってきいや。待っている方もしんどいんやで。お母さんは孫の世話もして、店番して、ご飯も作ってくれはる。そやから帰ってきた瞬間だけは、疲れた、言うたらあかんで。上がって部屋に入ったら『疲れた』言うて横になったらええから。」
p.257
大阪での経験で一番学んだのは、人は「熱」がある場所を「快」と感じるということだ。逆に「熱」がないところには人は集まらない。「熱」を生み出すためには、人の気持ちが乗っかる必要がある。もちろん店側のスタッフの気持ちも大切だが、お客さんの「本気」がそれに乗っかると、さらに店は熱くなる。