諫山創のレビュー一覧
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ネタバレエルヴィンの過去。父は王政に殺されたのだと言う。
私の人生の使命は父の仮説を表明すること。
そういった過去を背負っていたから、
ああした謎に挑む姿勢だったし、なにかヒントがあれば嬉しいということだったのか。
この壁に逃げ込んだ当時の人類は、
統治しやすいように記憶を改竄されたという仮説。
巨人についての知識が無い自分たちより、
知識を持つ王政サイドに託すという選択肢は
自分の中ではありえないものだった。
エルヴィンはそれも考えた上で、
王政に託してはならないと決意する。
なぜ父は真実に近づいただけで死ななければならなかったか、
王政の役人にも彼らなりの正義があるはずだと思っていたが
彼らが守 -
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ネタバレ戦の後の心理状態の描写もリアルだ。
エルヴィンが意識もなく重傷というのもショックである。
みんながボロボロになって、心と体に傷を負っている。
自分が攫われたから大半が死んだ。
最中に微かに見える希望、エレンが巨人を操ったかもしれない
という事実。
「お前を取り戻す為に死んだ人たちを活かすか殺すかは
お前次第」。ジャンは本当に成長したと思う。
図らずも今回で、一週間しか壁内の”最後の平和”はもたないことが
証明されてしまった形になった。
エルヴィンが部下を何百人と巨人に食わせてきたのだから
腕一本では足りないというのが気丈であるが
きつい台詞でもある。
判明する巨人の弱点の理由。
リヴァイの -
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ネタバレ流石のミカサも全く迷いがない訳ではない。
それは当たり前だ。苦楽をともにしてきた同期なのだ。
考えてみれば、ライナーはこの時点で既に
相当の訓練は受けてきていた訳で、対人格闘訓練も
エレンに対して手加減をしていたことになる。
エレンも巨人の状態でハンジの指示を聞けるようになっているのだが
それでも巨人になる練度で言ったら
ライナーとベルトルトには敵わないに違いない。
二人の連携能力もある。
エレンの身柄が奪われてしまうのは
予想できたこととは言えショックだ。
味方はハンジを始め満身創痍。
馬を運ぶ手段がないからすぐにエレンを追えないまま5時間。
絶望的状況である。
ミカサが泣き叫ぶ、怒り狂 -
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ネタバレ私服で隔離される同期達が、事情が事情とは言え気の毒だ。
そして、コニーが「南に俺の村がある」と言うのが辛い。
いざ村に着いた時の衝撃たるや。
彼の家には手足の細い巨人が仰向けに倒れており
自力で移動ができないように見える。
村に人はおらず、食われた痕跡も無い。
家は壊されているが、逃げ延びたにしては馬もそのまま。
極めつけは「オアエリ」という言葉である。
母親に似ていた、と話すコニー。
話をそらそうとする仲間たち。
壁内を調べても巨人が侵入したと思われる穴が見つからない。
悍ましい予想しか成り立たない。
猿の巨人も恐ろしい。
体が大きく、頭が良さそうで異質感がある。
ウトガルド城で一夜を明 -
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ネタバレ女型巨人がフードを摘んで顔を確認するのは鳥肌が立つ。
巨人を率いてきたという知能の高さも恐ろしい。
アルミンの観察眼は本当に素晴らしい。
自分ならこの最早極限状態で、そこまで冷静に見極められない。
女型が探しているのはエレンだというアルミン。
撤退の時間を稼ごうというジャンが凄い。
友の死を知ったジャンの成長が目覚ましい。
力を貸せと言うジャン。フードを深く被ろうと提案するアルミン。
確かに気休めにしては上出来である。
機転を利かせて「ジャン‼︎ 仇をとってくれ‼︎」と叫び
巨人を動揺させるところも凄かった。
クリスタの女神ぶりが唯一の癒やしだ。
女型巨人は知能があるだけに、兵士たちへの攻 -
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ネタバレイルゼ・ラングナーの話から始まる本巻。
巨人がすぐには襲ってこず、「ユミル様よくぞ」という言葉を発し
頭を下げるような動作をする。
意思の疎通は出来ず結局は襲われてしまうのだが、
ぎりぎりまで手帳に記録を残しており、それがリヴァイの手によって回収されることになる。
大事な伏線となっている。
また、屈しない、と書き付けているところに現れる巨人の
見開きがまだ容赦なく絶望的で、印象に残る。
相変わらず囚われたままのエレン。
一生ここでこのままなんじゃ、と思うよな扱い。
英雄扱いしろとまでは言わないが、
水くらい持ってきて欲しい気がするが。
突然現れた巨人から人が出てきたのではなくて
元々知ってい -
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ネタバレエレンが外へ行きたいと思った理由。
オレ達は皆生まれたときから自由だ
それを拒む者がどれだけ強くても関係無い。
強い言葉だと思ったし、どうしてそう思えるようになったのかを
知りたいと思った。
なんとかエレンを回収しようとしていたアルミン達だったが
持ち直して大岩を持ち上げ、穴を塞ぐエレン。
皆死んだ甲斐があったな、という台詞が重い。
リヴァイの登場シーンはかなり印象的だ。
自由を求めるエレンの前に立つ背中にあるのは、自由の翼。
そして残ったのは、快挙。だが喜ぶには犠牲が多すぎるという結果。
アニも好きなキャラクターの一人だ。
なぜかこの世界では巨人に対抗する力を高めた者ほど
巨人から離れ -
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ネタバレリヴァイが殉職しようという部下に
「お前は十分に活躍した そしてこれからもだ
お前の残した意志が俺に”力”を与える
約束しよう 俺は必ず!! 巨人を絶滅させる!!」
という台詞は痺れる。
単純に良い上官だし、
エレンと同じように巨人から世界を奪い返す意志があるのだ。
ウォール・マリア陥落後調査兵団がしていることは、
大部隊を送る為の下準備という設定もリアルに練られている。
巨人化したエレンを変わらずエレンと認識しているのは
アルミンとミカサだけ。
辛いがこれもリアルな描写だ。混乱する方が大多数だろう。
自分が持っている鍵は地下室の鍵であり
そこへ行かなければいかないということを思い出すエ -
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ネタバレこの非常時でも権力を笠に着て自分の利益しか考えておらず
他者を見下す醜い人間がいるという胸糞悪さ。
避難させる為に仲間が巨人と戦って死んでいる。
一人の我儘で避難が遅れ、尊い命が次々と奪われる。
ミカサの怒りは尤もだし、人が人のために死ぬのが当然なら
あなたが死ねば多くが救われるという言葉には胸がすく。
「死体がどうやって喋るの?」という台詞も小気味好い。
ミカサにとってのエレンがどういう存在なのか。
何故そう思うに至ったのかというのが明かされるのだが
この時のエレンの取った行動が凄まじい。
「有害な獣を駆除した!! たまたま人と格好が似てただけだ!!」
というエレンの台詞、個人的には正しい