稲葉稔のレビュー一覧

  • 浪人奉行 三ノ巻

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    飢饉や天災が続く天明。
    地方だけでなく江戸も流れ者で治安が乱れていた時代。

    浪人奉行と名前をつけ、大店の依頼で、朱引外の悪人を始末する。

    手代で、元岡っ引きの手先、定次、浪人だが気の良い男、橘官兵衛に兄貴を慕われる、八雲兼四郎。
    この3人が活躍。

    今回は、はじめは池袋村を通った江戸からの手代たちが次々と命と金を奪われる事件から始まる。

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    2020年12月27日
  • 浪人奉行 一ノ巻

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    押し込み強盗に入られた大店の主人。
    店のものを7人も殺された。
    その苦しむ断末魔の表情が目に焼き付いて離れない。

    悪者が蔓延っていては、いつまでも安寧はない、と。
    お寺の和尚さんと相談し、いっぱい飯屋をする浪人に目をつける。

    『浪人奉行』の始まりだ。

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    2020年12月26日
  • 大河の剣(一)

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    ネタバレ

    幕末も近い頃、川越にとんでもない暴れん坊が存在した。名前は大河。名主である父親のところには、周りの百姓から文句がやまない。毎日謝りっぱなしだった。

    名主にはならない、跡取りは妹に婿を。という大河。

    はじめは、剣術に反対していた父親だったが、実際に修行をすれば、すぐに現実に気がつき諦めるだろうと江戸へ送る。

    だが大河は諦めずに切磋琢磨して修行を続けた。

    とある時、浦賀に黒船がやってくる。


    西洋の力、文化が押し寄せる時代にどんな風に剣を極めようとするのか?
    第1巻。

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    2020年11月02日
  • 怪盗鼠推参 三

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    第三弾
    旗本屋敷へ忍び込んだ直後、関係のある商家の主人と番頭が殺される
    自らの嫌疑を晴らすため同心の助を
    背後には親孝行な息子の行為が、犯人は挙げられるが

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    2020年05月21日
  • 怪盗鼠推参 四

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    第四弾
    偽鼠がが二ヵ所を襲い、二人をクナイと手裏剣で殺傷、しかも姑息にも少しの金を馬上からばら撒く
    一時疑った伊賀忍者集団、ここの頭領から脱落した弟子の件を伝えられ、一味共々捕縛、馴染みの同心の手柄に
    伊賀忍者の生き方に共感しつつも

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    2020年05月16日
  • 裏店(うらだな)とんぼ 決定版~研ぎ師人情始末(一)~

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    禄を切り詰められて、武士をやめたのが包丁研ぎを生業にしている荒金菊之助だ。
    汚く臭い長屋に住んでいるのだが、目にした男児の姿が気になり、ついついお節介をする。
    そのお節介が他の事件にもつながり。。。。。と。
    だいぶ多くの時代小説を読んできたので、それほど新しい視点とは言えないな〜〜と思っていたら。
    なんと2005年に出たシリーズの決定版という再発行という感じだ。

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    2019年12月06日
  • 喜連川の風 明星ノ巻(一)

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    終わったはずのシリーズが新装開店(ウソ、時代だけ3年飛ばした)息子も15才となり、シリーズに積極的にかかわる(と思う)今回は江戸の仕事を申し付けられたが、息子もつれてイケル事になるが、周囲の反応はつらいもの
    (人材を伸ばすため家老の許可を得ているのに!)
    軋轢なら我慢すべきですが、なんと息子清助が誘拐されたから大変なことに
    その最中に留守居役の不正を暴くハメに・・・
    結構、最後は上役を切腹とかに追い込む、一見無害そうな天野一角でした!

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    2019年11月03日
  • 剣客船頭

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    時代物小説のハードボイルド。
    ある大きな事件を追って、犯人を追い込んだが、そこは権力者の大目付の屋敷だった。
    その責任を一人で負い沢村伝兵衛は
    同心をやめた。

    犯罪の首謀者は逃げ、途中で伝兵衛の妻子までをも殺した。

    奉行所を辞めた伝兵衛は、船頭になって技を教えてくれた嘉兵衛という老人とともに生きているが、
    船頭仲間の若者が殺された。
    3艇の船が盗まれた事件で、探していたのだったが、犯人に騙され殺されたのであった。

    前後にあった妾宅で殺された大きな商人と奪われた退勤の事件が結びつく。

    船頭に身を窶して仇を探す。
    かなりの剣豪なので、描写も他の時代物に比べて比重も大きく、手に汗を握る。かな

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    2019年10月16日
  • 喜連川の風 参勤交代

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    参勤交代のダブルブッキング
    五千石にして十万石並みの家格の喜連川
    参勤交代で伊達家が領地の本陣を使用して
    くれるとなると領内が潤う!
    なんとかせい!天野~・・・ってわけで
    おもてなし大作戦が始まる
    仕事が山のように集まる主任クラスの家臣

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    2019年10月11日
  • 喜連川の風 忠義の架橋

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    主役は天野一角
    武芸達人にして会社の主任クラス
    仕事が全部集まってくる
    なぜか、普請役でもないのに他藩の橋を架けなおすハメに

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    2019年10月11日
  • 喜連川の風 江戸出府

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    面白かった
    設定が物語の世界を決める
    喜連川こそ時代小説の舞台でも異彩を放つ設定だな
    どこか浮世離れした流れも好ましく読める
    (新田岩松家の話もステキだ!)
    さて、5000石にして10万石扱いの大名(小名)
    喜連川家に起きる切なく小さな物語
    でも、渦中の者にはえらいこっちゃという中学生の
    悩みの用なストーリーです
    設定だけじゃなく筆が立つ作者と見た!

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    2019年10月09日
  • 怪盗鼠推参 二

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    第二弾
    今回は居候先の熊野屋の大口の得意先が押込み強盗の犠牲に、仇を討ってお金を取り返すために活躍するが、結局は町方の手柄を譲り、もう一つ別件の悪、旗本と運送業のを無事懲らしめる!

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    2018年09月21日
  • 怪盗鼠推参 一

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    新シリーズ第一弾
    伊賀忍崩れの貧乏浪人が正義のために義賊鼠小僧に弟子入り
    しかし、実際の正体に失望し、投げ文をして裏切ることに
    跡を継ぐべく自らが鼠に
    やはり伊賀忍崩れのお藤と共に、しかし同心に目を付けられ

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    2018年09月21日
  • 喜連川の風 明星ノ巻(一)

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    新シリーズ第1弾
    息子と継母の関係を気にしながら、共に江戸へ
    藩費の使い込みの追及と殺人犯に拐かされた息子を探して江戸で慣れない活躍、無事故郷に帰った後の親子関係は

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    2018年09月21日
  • 糸針屋見立帖 逃げる女

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    糸針屋3巻目。
    活躍場所が江戸を離れて板橋宿、戸田、蕨に。
    千早さんって、頭が良くて度胸のある人だ。
    金さんは、典型的な用心棒タイプ。
    お夏は、トラブルメーカー。
    面白い3人だ。

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    2018年05月06日
  • 糸針屋見立帖 韋駄天おんな

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    糸針屋を切り盛りする千早。
    千早の元に、転がり込んだ?夏。
    この2人は、読んでいてハラハラする。
    あまりの無謀さに。。
    ちょっとー!また行っちゃうの⁉︎と、何度思ったことか。。
    よくご無事で。。

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    2018年05月02日
  • 八州廻り浪人奉行 : 2 斬光の剣

    購入済み

    八州廻り浪人奉行:2斬光の剣

    シリーズの面白みが有ると思い購入しました。
    シリーズの2冊目で主役の人を思う心の大きさと、それに反し敵に対する殺人剣
    の凄さがふっふっと感じる。
    シリース3冊目を読むのが楽しみなシリーズです。

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    2018年02月27日
  • 喜連川の風 切腹覚悟

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    第四弾
    今回は農民の窮状と身売りされた娘に横恋慕した藩士
    例によって嫌な上役の妨害?
    結果はやり過ぎて自滅、無事で万歳!

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    2018年02月07日
  • 喜連川の風 忠義の架橋

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    第二弾
    隣藩に依頼された橋の建造と川普請、上役から廻し廻され押し付けられた役目
    同役にいたぶられる下士を助け、押込強盗を捕縛し、百姓にも感謝、藩主にも信頼され、テレビで見る「スッキリ!」
    ハッピーな終わり

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    2018年02月04日
  • 橋場之渡~剣客船頭(十五)~

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    第十五弾
    旧知の同心から犯罪人の捜索を請け負ったが?
    凄腕の犯罪人とその兄の率いる『蓮華党』との対決
    千草と遂に所帯を

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    2017年03月22日