稲葉稔のレビュー一覧
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武士(さむらい)はつらいよ
というタイトルなので もっとボヤキが多い本なのかと思って読みました。
そしたら 主役の夏目要之助は さわやかで人好きのする好青年
一緒に調べにあたる主馬 清兵衛とも いい関係
事件は 殿の愛馬が殺された
おまけに馬役のひとりも殺される
その男 一人暮らしだけど 博打だけは好き
殺される前 20両の借金を返していた。
捜査にあたる要之助と主馬は 闇討ちされる。
命には別状なかったが
要之助は ふと亡き父の友人 徳兵衛の話しを思い出す。
殿の愛馬を狙った目的はなんだったのか
だんだん核心にはいっていく。
最後に 関係者 偉い人まで全部 集めて謎解きをする。
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中学生の頃に歴史の教科書で学んだ記憶の中では、タウンゼント・ハリスに対して「不平等条約を締結した人」というイメージがありました。
新聞の読書欄でこの本を知り、稲葉稔さんの作品ということで興味がわき手に取りました。
登場人物たちは実在の人物で(下田記念館のホームページなどで確認しました)、小説を楽しみながら歴史を深く学ぶことができました。
下田奉行所の足軽だった村山滝蔵少年は、玉泉寺の米国総領事館でハリスに仕え、身の回りのお世話をしながら、英語を学び、ハリスと心を通わせていく様子が描かれていました。ハリスは、鳥や植物を慈しみ、畑を耕したり飼い犬を可愛がる場面もあって、読み進めていくうちに -
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宮本武蔵のたどり着いた境地、五輪書が生み出されるところを、静謐に、厳格に、されど心の通う温かみのある物語として描き出している。
吉川版宮本武蔵で描かれた武蔵像や世界観とも繋がる。
剣の道と、人間の懊悩。後悔と心のふれあいと。
万理一空。
『万物のものには存在する理があり、万物の中にその理がある。』兵法と治世につながるものはないか。
高校時代に生徒手帳にメモしていた独行道が、小説の冒頭に出て来て、なんか、懸命に鍛錬していたことを思い出す。
今のこの物語を味わえることを踏まえて、改めて五輪書を読みたくなる
自然環境を守ること、自然との共存と、禅、体幹を使って走ることなど、つながるのかもしれな -
購入済み
宝箱
7人の作家の小品集で、江戸人情小話が、いっぱい。どれも、ちょっぴり切なく、ホロリとさせられる。次々と色々な話が、ポンポン出てくる宝箱のようだった。
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購入済み
おもしろい!
主人公の菊さんがとても良いです。優しく厳しく、闘うと強い。でも美人の前だとおたおたしてヘタレになる笑。完璧なヒーローじゃないところが魅力です。シリーズ全部読もうと思います。
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好きだなぁ〜。このシリーズ。
死病である労咳を患ったとの宣告を受け、息子に職を譲り隠居となったのは桜木清兵衛。
風烈廻り同心だった。
だが、看病すると気管支の病だったようで完治。
そんな早すぎる隠居であったが、今はその自由な時間を満喫している清兵衛だ。
何か趣味でもと釣りや、俳句をしてみるのだが、続いているのは散歩のみ。
ついつい散歩の途中で知った困りごとなどに首を突っ込み世話を焼く。
これがたった一つの趣味と言ってもいい。
今回は、八百屋の息子の親子げんか。
大きな役をしていた隠居の頑固で厳しい様に周りがストレスを溜めていると聞き、お節介にも話し相手になり悩みを解決。
母親が -
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ネタバレ幕府役人事情「浜野徳右衛門」最終巻。
どこでどうなったか、御先手鉄砲頭、角南刑部が火盗改の短期に助ける「増役」になってくれと頼まれる。
上役からの指令を断れるはずもなく、徳右衛門は役目につくが、今までの門番とは違い、人を切る事もあれば拷問もと言う。
ところが、一年ほど前に行き倒れの男を仕事を世話してやったのだが、その男は押し込み強盗の片割れで、事件の後殺されていたのだった。
そこで、浜野徳右衛門にもプレッシャーがかる。
妻に聞かれ、事情を話すと、立ち聞きしていた長男まで、捜査を秘密裏にすることになった。
マイホームパパの江戸版!
もっと続けて欲しかったが、だいぶ前のシリーズなので、こ -
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ほろっとします
中間管理職の親が、仕事で苦労しながら家庭問題も抱えている。江戸時代からこの構図は変わらないのか?
子を持つ親の気持ちに熱くなる巻でした。