【感想・ネタバレ】喜連川の風 江戸出府のレビュー

あらすじ

石高はわずか五千石だが、家格は十万石。日本一小さな大名家が治める喜連川藩では、名家ゆえの騒動が次々に巻き起こる。家格と藩を守るため、藩の中間管理職にして唯心一刀流の達人・天野一角が奔走する!

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Posted by ブクログ

何もかも異例づくしの小国、喜連川藩。
飢饉に喘ぎ、江戸に出向き大藩に借金を申し込む。
さて、借りられるか? がテーマ。
が、トラブル、事件、が次々起きて物語はどんどん膨らんでいく。
これがページをめくらせる。
池井戸潤の時代小説版の趣き。
読後の爽快感も合わせて、痛快な時代小説だ。

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2017年10月30日

Posted by ブクログ

時代小説というフォーマットを借りた
中間管理職が主人公のサラリーマン小説。

上からは無理難題を押し付けられ、
下からは突き上げられ、という
中間管理職の悲哀が何とも言えない。

喜連川藩という舞台設定が特殊で
そこが通り一遍の時代小説とはまた一味違っていて
なかなか面白い。

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2017年02月18日

Posted by ブクログ

面白かった
設定が物語の世界を決める
喜連川こそ時代小説の舞台でも異彩を放つ設定だな
どこか浮世離れした流れも好ましく読める
(新田岩松家の話もステキだ!)
さて、5000石にして10万石扱いの大名(小名)
喜連川家に起きる切なく小さな物語
でも、渦中の者にはえらいこっちゃという中学生の
悩みの用なストーリーです
設定だけじゃなく筆が立つ作者と見た!

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2019年10月09日

Posted by ブクログ

シリーズ第一弾
かなり特殊な藩喜連川藩の中間管理職天野一角の活躍?
名君が故、問題もある主君に仕え、色々な事件を通して経験を!

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2016年09月22日

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