大森望のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マズい。もしかしたら円城塔は合わないかもしれない。伊藤計劃の次に手を出すつもりにしていたんだけど……ちょっと好きかなーと思う雰囲気はあるんだけど。あるんだけど先にしんどくなってくるので読んでて辛い。
おもしろかったのは小林泰三『忘却の侵略』と飛浩隆『自生の夢』。
とくに『自生の夢』はよかった。一読では流れが分かりづらいものの、読み進めてつながりが見えてくる辺りからの引き込み方がすごい。登場人物(といっていいのやら)も魅力的。
それにしても伊藤計劃は惜しすぎる。
続きが読みたい。しかし合わなそうな気配がしてきた円城塔との合作を読むべきか、今のままで置いておくべきか。悩む。でも続きが気になる。 -
Posted by ブクログ
やばい!ディックの悪夢世界から抜けられない・・・
でも、著者の「短期間で量産した」とまで言われる膨大な短編はどんな感じなのだろう?ということで読んでみる。
ここにもあるある!50年代の短編には見られない、精神分裂症的な影が60年代に現れてきているのです。自分が本物であることを信じきっている「にせもの」って今の我々にも悲しく重苦しく響くものがあります。じゃ、本物って何よと開き直る現代がさらに恐ろしく見えます。
きっとコンピューターの仕組みを理解しないで書いている「電機蟻」も気味の悪さは増すばかり。これって自分の脳をカスタマイズするってことじゃないですか!
必ずや発狂する「凍った旅」。傑作です。
う~ん、しばらく抜け出せない・・・ -
Posted by ブクログ
「犬は勘定に入れません」を既読なので、
すんなりと入って行けた。
いやー、面白い。
分厚いが面白い。
タイムトラベルものだが、
小難しい理論は一切無いので、
人間ドラマを描いた冒険小説として楽しめる。
まだ続きが 2 冊ある。
リアルタイム読者は 8 ヶ月以上待たされることになる。
2010 年 ネビュラ賞長編小説部門受賞作品(ブラックアウト / オール・クリア)。
2011 年 ヒューゴー賞長編小説部門受賞作品(ブラックアウト / オール・クリア)。
2011 年 ローカス賞 SF 長篇部門受賞作品(ブラックアウト / オール・クリア)。 -
Posted by ブクログ
やっと完結・・・。待ち遠しかった・・・。
長編は読みごたえがあってとてもうれしいのだけれど、待つのはつらかった!ブラックアウト、オールクリア1、と、もう、なんでここで終わる~~、というかんじだったので。
でも、待ったかいがありました。やっぱり面白かった!
読み始める時は、こんな長いの読めるだろうか・・・という不安があるのですが、読み始めるともう止まりません!!
後半は、これまでの謎がどんどんと明らかになってゆくので、ノンストップで一気読み!
「ドゥームズデイ・ブック」「犬は勘定に入れません」ときて、このシリーズの中では一番のめりこんだし、登場人物もみんな好きでした。楽しくて切なくて、読み終わった後、しばし余韻に浸っていました。長く待った分、余計にそう感じるのかな。並んで食べたラーメンがとってもおいしいように(?)
今度は、ブラックアウトからもう一回、通して読み返したいです。
細かい部分を忘れていて、たぶん面白さを100%味わえていないので。
さらにそのあとは、シリーズ全部読み返したいかも。ほかの方のレビューを見てさらに思いました。