成田奈緒子のレビュー一覧
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『その一言が子どもの脳をダメにする』というタイトルを見たときは、正直ちょっと煽りすぎかなと思った。こういう本は極端な表現が多くて身構えてしまうことが多いけど、この本はすっと読めたし、内容も意外と納得できるものが多かった。もちろん、「こんな言い方しないといけないの?」「こんなことも言っちゃダメなの?」と思うような章もあったけれど、そこも含めて、自分の言葉を見直すきっかけにはなった。普段つい言ってしまう言葉が、もしかしたら子どもの自己肯定感や安心感を奪っているかもしれないと思うと、伝え方って大切やな、と思う。子供相手でもロジカルに伝えるというのは個人的に気に入った。叱ること自体は悪くないけれど、ど
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☆子育ての不安の正体は、「親」。
☆早寝早起きと、軸さえ整えれば、子育ては何も難しくない。すべてが不思議とうまく回っていく。
軸をぶらさない、は強く意識しないと難しいけど、しかと心に留めてやっていきたい。夫の育休中だけでも、20時就寝は意識して行いたい。
・ストレス・不安が強い時は、3泊4日くらい家出をしてみる。(ホテルステイ+美術館、映画等)
→自分の回復、夫と子供の距離が縮まる、夫に本当の意味でワンオペを知らしめる
→著者は子どもが3.4歳くらいでやっていたそう。下の子がそれくらいになったら、私もやってみたい。
・夫を放って、母も子と一緒に20時に寝る
→不思議と夫の帰りもだんだん早く -
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成田先生の本は今まで6冊読み、これが7冊目になる。どの本もサクッと読めたが(数時間、一日以内)この本も同じように短時間で読み終わった。
内容もだいぶ重複しているが、45個の誤解が標題になっており、以下のように記されている
誤解1 早期教育するほど賢い子になる…p16
実際は、早期教育するほど賢い子になる訳ではなくむしろ成長のバランスを崩すリスクがあるとのこと
個人的には誤解よりも正解を標題にしてほしかったなぁと思う
目次は良くみるし、大事な言葉だけを繰り返し見るようにしたいなと
以上の理由により⭐3つにしました
お母さんのために色々苦労した記載がありましたが、そこの部分を読むのがち -
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山中伸弥氏と小児科医成田奈緒子氏の子育てについての対談。
この本を読む前に成田氏の「高学歴親という病」を読んでおり、その時は成田氏がやや冷徹な人という印象を持った。しかし、今回の本は対談だったのが良かったのか、成田氏の人となりも見えてきて、素敵な小児科医だな~と思った。
子どもを診察するときに、子どもの家庭環境や家族関係、両親の仕事についての情報をある程度聞き取り、課題やリスクがどのようなところにあるのかまで見立てをたてる。これまでの知識や経験をフルに稼働させるそう。
そこまでやるの?と山中氏に聞かれて、そこまでまでやるよ~と普通にスラっと言える成田氏がかっこいい。
あと、成田氏の研究結果 -
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親との関係性に、おとなになってから疑問を持ち、
さらにこれから親になる自分にプラスになるかと思い、読みました。
父、母、自分
それぞれの生い立ちを整理し、
大人であれど、親であれど完璧ではないことがわかります。
ただ、完璧でなくても
親が楽しむ姿を見せる
ことが最大の子育て。
楽しんでる姿はほとんど見れなかったので、
私は楽しいことを存分にして、子供にその姿をみせたいと思いました。
また、親の子育てを反対するだけでなく
ありがたかったところもリストアップでき
感謝が深まりました。
前半で考えさせられることが多く実りがあったため、後半はすこし残念な気がしました。 -
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子供の年齢的に今は土台を作る時期ということで、下記のことを意識したいと思った。
①夜が明けたら目が覚めて、活動能力全開モードになる脳をつくる
②日が沈んだら眠気が訪れ、自然に寝付く脳をつくる
入眠儀式をルーチンワークに
③朝に空腹を感じ、体に必要な栄養素をむだ・むりなく選んで食べられる脳を作る。
④身体反射能力を高めて命の危険から身を守れる脳をつくる
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⑥睡眠時間が生活の軸、そこから生活時間を引いた残りを勉強時間にする。
⑦食事中のテレビ、就寝1時間前のメディアはNG
とは言ってもどうすればという感じではある。
あとは親の声掛けや笑顔が重要なので、やはり親の心の余裕は大切そうだと思った