成田奈緒子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
子どもは、早寝早起き、原始人に!
言葉の強さや文字に残る曲がった伝わり方などに細心の注意を払って誤解ないように作られた一冊。
分かりやすく、読みやすい。悩むなら読めばいい。全ては解決しないが、道は開けるかと。
それだけ発達障害、と言われることが衝撃的なことかと。そして今や「発達障害もどき」が多いと。
保護者が、子どものことを「発達障害ですね」と言われた時のショックというか目の前真っ暗になる感じはなんとなく理解できる。そして告げた相手に攻撃的になるのも。
そこにも言及し「お話ありがとうございます。ご迷惑をおかけしました」と言えるほどの冷静さを、と。
よくぞ言ってくださった!コレ、本当大事かと -
Posted by ブクログ
びっっっっっっくりする位に、ダメとされる一言を子どもに投げかけていましたw
一つ一つ裏付けとなるデータや研究を元に、説明されているため腑に落ちる内容が多かったです。
「死ぬ、死なせない」のルールが守れていれば、忘れ物をしても、宿題をしなくても、テストの点数が悪くてもいいではないか。
といったことが書かれていました。
極論な感じがして、全て採用することしませんが、良い所は採用し、育児に役立てていきたいと思います。
子どもに説明する時は、「ロジカルに」「フルセンテンスで」とのことです。
自分を振り返ってみれば、「ちゃんと」「きちんと」「もう少し」など、大人がきいても10人が10人同じ考え -
Posted by ブクログ
すごく考えさせられた一冊。だからこそ高学歴じゃない(と思っている)親にも是非読んでほしいと思いました。なぜなら、本書では「リベンジ子育て」という言葉が出てきて、これはどの親にも当てはまる部分があると思うからです。子供が生まれてから、「子が頭良くなってくれたらな」「こんなことできるなんてもしかして天才かもしれない」なんてどの親でも1回は思ったことあるのでは?それは、自分ができなかったことを子供がクリアしてくれたらという思いがあるからです。そういう思いがでるのは自然なこと。でも、その思いが強すぎて関わりすぎるとうまくいかないという事例が紹介されています。
■自分の受けた教育が子供にとって最良では -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルが、最近気になっていたこと(身近に発達障害では?と感じる子供が増えたと感じていた)と重なったので読んでみた。
・寝かしつけが遅くなっている場合、早寝よりも、まずは早起きを習慣化させる(人にとって夜間の睡眠時間の確保はとても重要)
・発達障害の診断は医師のみが出来ること(生育の様子を知ることも必要。細かく定義されている。)
・発達障害のような症候があるのは、生活習慣のみが原因の場合もある
・脳が育つ順番は絶対に「からだの脳」→「おりこうさんの脳」→「こころの脳」
・「からだの脳」、「おりこうさんの脳」が育てば「こころの脳」は9歳ごろから発達する
読んでみて良かった。生活のリズムを整 -
Posted by ブクログ
児童の悪いところをつい注意してしまう癖を、改善したいと思い、この本を手にしました。
著者の豊富な経験をもとに、科学的根拠も分かりやすく書かれているので、納得することが多かったです。悪い言い方とよい言い方を挙げ、それにまつわるエピソードにそって書かれてあるので、すっと頭に入ってきました。
また、2人の素晴らしい人間性が本から推察できたので、より共感できました。
子どもを「信じる」ことの大切さを、改めて認識できました。
【心に留めておきたいことば】
・子育てとは、「心配100%/信頼0%」の子どもを、日々の家庭生活の中でコミュニケーションを取りながら成長させ、「心配0%/信頼100% -
Posted by ブクログ
よい育児書でした。
著者を知ったのは実は別の本なのですが、そちらはまだ予約待ち。予約時に存在を知ったこちらの本の順番が先に回ってきました。
本書によるとペアレンテイングとは「ただの育児というニュアンスではなく、脳を育てる順番とバランスを強く意識して、親が子どもに生活の中で関わっていくということ」だそうです。
「いっしょに暮らす大人自身の『物事の捉え方』『発する言葉の内容』『子どもに見せる表情』『子どもとの遊び方』など、すべての関わりが子どもの脳の育ちに影響する」ということで、親がとにかく笑顔でポジティブな言動をすること。それを日々、子どもに見せ続けることが子どもの良い脳を育てていくというもの