成田奈緒子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
書いてあることは大人にも通じること。
そして、多忙な現代特有の話でもあると思った。
特に管理しすぎる親、過干渉などは
子どもの数が少なくて目が届きやすい現代の特徴でもあり、
「人と違うこと」への不安が強い、周りを気にしすぎる日本の現代特有の話であるような気もする。
・集中力がなくなったり、ダラダラしたりしてしまったりするのは、脳が疲労しているサイン
→脳を休ませる
・家でのダラダラは、外で張り詰めている状態から解放された結果かも
・睡眠は量だけではなく、質も大事
・睡眠の質を下げやすい要因
①生活リズムの乱れ
×就寝時刻や起床時刻が平日と休日で大きく変わる
②家庭内に緊張感や慌ただしさが漂うと、無意識に気を張ったまま過ごすことに
・目立ったトラブルはなくても、
子どもが気を使う時間は一日中続いている
・やることの多さだけではなく
切り替えが続いていないか、
その間に力を抜ける時間があるかどうか
・子どもは親の期待に敏感
親がいつも先回りで準備、励ます、声をかける、常に近くにいるをしていると、子どもは「応える側」に立たされる
→疲労感はたまる
家が「休む場」ではなく、「対応する場」になると、脳は休めなくなる
・脳疲労に慣れると、「頑張ること」が日常化する
・何かを足すよりも、張り詰めている現状を認識し、改めることで結果として子どもの脳の回復につながる
・脳が疲れている時は、目の前のことをこなすだけで精一杯になる。
指示されたことに応えるだけでエネルギーを使い切ってしまい、その先にある「もっと知りたい」まで考えがいかない。
興味を深めたり、自ら探求したりする余裕は到底ない
・疲れが溜まっていると、感情を受け止めて調整する力が弱まる
・脳が十分に休まっていると、心に余裕がえり、失敗しても立て直しが効きやすくなる
・脳が回復すると、自分の状態を整理し、行動ではなく、言葉で伝えられるように
・親の過干渉は、子どもの脳疲労の観点ではマイナスに。あえて子どもに任せ、信じて待つようにしよう
・親が趣味を我慢することをやめる
好きなことを我慢すると、次第に心の余裕が失われる
・声をかけすぎるより、そばにいる
同じ部屋で好きなことをしていてもOK
・うまくいってもいかなくても、そのまま受け止める
×もっとできたはず
◎70点だったんだね
「落ち着いてきたね」
「最近は穏やかだね」…単なる事実として変化を共有
・根掘り葉掘り聞き出すより、子どもが自発的に動けるような適度な距離感を
「大丈夫?」と聞くのをやめる
・正論で押さえ込むのではなく、自由に行動させて
自制心を育む
・親が元気だと家庭の雰囲気は自然とよくなる
結果、子どもの脳にもよい影響をもたらし、脳疲労の回復につながる
・本当の支えとは、常に近くにいることではなく、
子どもが自分で考え、判断し、行動する余地を与えること
・親が環境を整えすぎると、子どもは「失敗してはいけない」と無言の圧力になることも。
かえって緊張を生み、脳を休ませるどころか気を張らせている
・迷うことは未熟さの表れではなく、選択肢を多面的に見ようとしているとも言える
答えを急かさない
・回復にはペースがある
必要なのは、劇的な変化より、刺激が増えない状態
・×どう頑張らせるか
◎どんなやり方がこの子には、合っているのか
・帰宅後はすぐダラダラもOK
親が正解を示すのではなく、自ら時間の使い方を計画することで、管理能力は育つ
→家は力を伸ばす場所である前に力を回復させる場所
・「すごいね」「えらいね」
などすぐに評価の言葉に変えてしまうと
「認めてもらえるように頑張ろう」
という意識が子どもの中で形成される
・元気な日もそうではない日も同じように扱う
・常に様子を確かめられていると、子どもは圧迫感を抱きやすい
・子どもの脳は2階建て
2階…おりこうさんの脳(考える・集中)
※6〜14歳ごろ発達
言語・知能・知覚・情感・手先の器用さなど
からだの脳が不安定なままでは力を発揮しにくい
1階…からだの脳(睡眠・生活リズム)
※0〜5歳ごろ育つ
姿勢を保つ、眠る、食べる、呼吸など生命維持に欠かせない
現代の子どもたちは
1階の「からだの脳」が十分に休めていないまま
2階の「おりこうさんの脳」の働きばかりを求められがち
もうひとつ
こころの脳
※10〜18歳ころにかけて育つ
論理的に考える、状況判断、問題整理、想像力を働かせるなど感情や衝動に振り回されず、いったん立ち止まって考えることができるように
・努力不足と決めつけず、うまく身につかないのが意欲や能力の問題ではなく、土台の部分であることは多い
・動画やゲームは休んでいるように見えて、脳は強い刺激を受けている
・帰宅後、効率的に物事をこなすより、回復のためのゆとりが用意されているかが重要
・だるさが残るのは回復が追いついていない -
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ネタバレ
「習慣」に引き続き、「一言」も読破。
子どもにとって、わかりやすい言葉とは何だろうか?
大人のものさしで、良かれと思う言葉は、実は子どもを傷つけてるものだと考えさせられる一冊。
ネタバレが苦手な方はまわれ右!
子どもに対する言葉遣い。
どう言えば伝わるのか、良かれと思って使っている言葉は本当に適切なのか。
「習慣」の本と同じく、一例が載っていてわかりやすい。
普段つい言ってしまう言葉が、子どもの脳にどんな影響があるのか、よく理解できた。
大人だとわかるあいまいな言い回し。
「後にして」、「いい加減にして」
つい便利だから使ってしまうが、子どもからしたらわからない。
確かに私もあいまいに言われて、わからないときがある。
子どもだからこそ、できるだけ具体的に伝えることが大切だと感じた。
まずはあいまいな言葉を、言わないように意識して過ごしたい!
子どもの気持ちも、わかっているつもりで、実はちゃんとわかってあげられてないのかもしれない。
これから先、そんな場面も増えていくのかなと感じた。
そのときは、不安がなくなるまで『オウム返し』の徹底。
今も『オウム返し』を意識しているので、これからも続けていきたい。
今回の本も、また時間をおいて読み直したいと思う一冊でした。
うちのキッズは、まだ単語を言う段階。
本格的に話せるようになったら、この本を参考にさせてもらおうと思います。
親子の会話が、もっと楽しくなる未来を作っていきたい。
同じように、子育てをしてるみなさんは、親子の会話で意識してるのありますか?
私は話してくれたことの『オウム返し』、気持ちを代わりに言ってあげること。
この2点は意識するようにしてます。
まだ上手に話せてないから、何を言っているのかわからないときもあるけれど、そこがものすごくかわいい。
ちなみにうちのキッズ、お腹が空いたらとりあえず「パン!」を連呼。
実際パンを出しても怒るときは、おやつのボーロが欲しいみたいですけどね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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Posted by ブクログ
ネタバレ
タイトルに惹かれて購入。
いつもやってることが、本当に子どもにとっていいことなのか?
ネタバレが苦手な方はまわれ右!
読書記録
『その「習慣」が子どもの才能をダメにする』
子どもを育ててる親なら、育児は「子どものため」と思って良いことをしてる人が多いだろう。
私もその中のひとりだ。
絵本の読み聞かせ、よく歩かせる、いろんな経験をさせる……。
子どもにとって悪いと思う行動を、する人は少ないだろう。
このタイトルを見たとき、果たして私がやってることは正しいことなのか?
疑問が湧いた。
読んでいるうちに、目からウロコの数々。
あ、その行為あまり良くなかったんだと、気付かされる。
各項目に、事例も書いてあってすごくわかりやすい。
「えらい」や「いいこ」って言う行為も、場面によってはよくないことに、ハッと気付かされた。
子どもを褒めるときによく使う言葉。
言葉選びの重要性が身にしみた。
言葉選びが、私にとって一番衝撃だった。
子どもを信頼してても、私たち親の行動によっては子どもの心を傷つける。
親から信頼されてないと感じるものなんだと改めて実感。
この本はわかりやすいから、また時間をおいて読み返したいと思う。
親子の絆を作るために、何が子どもにとっていいことなのか。
考え直す良い機会になりました。
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Posted by ブクログ
「発達障害」と間違われる子
どういうことだろう、と興味深く読ませてもらいました。
とても読みやすく分りやすかったです。
発達障害と間違われる子…発達障害もどき
それらの子たちの症候をどのようにしたら好転するかが書かれていました。
睡眠がとても大切らしいです。
発達障害もどきに当てはまるような子はもちろん、そうではない子。それから、その子たちの周りの大人も本書に書かれていることを実践して欲しいと思いました。
子育て中の方はもちろん、そうでない方にも是非、この本を手に取ってもらいたいです。
私も質の良い睡眠と睡眠時間を取りたいと思いました。
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Posted by ブクログ
発達障害についてかと思ったら、そもそも土台作りについてかかれていた。
確かに土台がないとグラグラだから、障害も疑ってしまう。
そもそも子どもの様子を見直すことが大切で、ハッとさせられた一冊だった。
・生きていく力(寝る力、食べる力、命を守る力)
土台から形成する
①からだの脳
生活リズム:運動、睡眠、食事。
②おりこうさんの脳
知識や体験による刺激:言語、微細運動、スポーツ
③こころの脳
コミュニケーションや論理的思考:おしゃべり、スキンシップ、不安をなくす
○家庭の中に役割を見つけて感謝を伝える
レジリエンス
失敗しても立ち直れる力
褒めるのでなく、子供を認める
成長を促すストレスは10歳以降
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Posted by ブクログ
本書は、「子育ては、脳が育つ順番に沿えばうまくいく」という著者の科学的研究結果を基に、脳育て及びその順番について解説されたものである。脳育てを、①からだの脳、②おりこうさんの脳、③こころの脳という3段階のフェーズに分け、それぞれ説明されている。土台となるからだの脳から、それ以降のおりこうさんの脳、こころの脳に至る脳育ての重要性を認識することができ、非常に勉強になった。我が子の状況に置いてみると、からだの脳の次の段階であるおりこうさんの脳が育つ時期にあることを意識し、実践していきたいと思う。
※何冊か著者の書物を読んでみて、個人的には本書が最も理解しやすいと感じた。
【メモ】
○はじめに
●子育ては、脳が育つ順番に沿えばうまくいく。
●最初の5年間で「早寝早起き」習慣をつけることさえ頑張れば、あとは楽
○序章
●脳が育つ順番
①からだの脳(0~5歳で育つ。身体機能)
②おりこうさんの脳(6~14歳で育つ。知能・言語機能)
③こころの脳(10~18歳で育つ。論理的思考や問題解決能力)
●家に例えると…
・1階がからだの脳、2階がおりこうさんの脳、階段がこころの脳
●脳を育てるとは、神経細胞をつなげること
○からだの脳
●最初の5年間は「夜8時に寝る」生活を徹底
・我が家ではほぼ夜9時就寝であったが、仕方なしと考えよう。
●5歳までは、11時間以上の睡眠が必要
・我が家は平日夜9時~6時半(9時間半)。休日は夜早め。
●早く寝かせるためには、早く起こす
・朝6時台を目標に。休日は朝遅めになることもあるので気をつけよう。だいたいは勝手に6時半頃に起きるのでよい傾向か。
○おりこうさんの脳
●本人が「勝手に勉強しだす」ような脳をつくる
・経験を積ませる。自分をとりまく世界を見る・知る・機会を与える。
・最も重要なのが「家庭生活」。家庭は最も小さな単位の「社会」。他者との共同生活を学ぶ。家庭という社会の一員として自らを位置付けることが、広い世界を知るための最初の一歩。
●子どもの役割をつくり、自己肯定感を上げる
・すべてが人任せだと「自分は~できる」という実感を得られない。
・役割を与える。役割を果たして感謝されることの喜び、慣れるに従って段取りや作業がうまくなっていく達成感を味わえる。小さな社会の一員として役立っていることへの誇りも得られる。
●頼み事は、フルセンテンス&敬語で話させる
・「~が必要で、〇〇円するのですが、を出してもらっていいですか?」(著者のお家のルール)
・社会でも申請が必要。親は基準をあいまいにしないで判断する。
●おりこうさんの脳時代は、こころの脳の準備期間
・この時代に「思いやりの持ち方」をインプットする。→親がやってみせる。
・電車に高齢者や体の不自由な人が乗ってきたら?→席を譲る。
・レストランで子どもがグラスをひっくり返してしまったら?→親が「申し訳ありません!」と相手に謝罪する。
○こころの脳(中核期は10~14歳)
●幸福にいきるための脳が、こころの脳
・情動のコントロール。論理的思考力。想像力や思いやり。心折れずに前を向けるレジリエンスの力など。
●幼いころから前頭葉を鍛える働きかけ3点(事前の仕込み)
①安心をインプットする(前頭葉の中で大丈夫という結論を導き出す)。
②子どもの言葉を引き出すコミュニケーションをする。
③ルールを設定する。
●レジリエンス(辛いことや苦しいことがあっても、その事象を柔軟に捉えて希望を見出し、乗り越えていく力)
①自己肯定感
②社会性→周囲の人々との関係をつくる力
③ソーシャルサポート→自分は周りの人に助けられていると感じる力
○脳育て(何歳からでもやり直せる)
●子どものストレス対応力をつめるなら、まず大人から
・親のストレスは子どもに強い影響を及ぼす(親自身が自分のストレスに気づく)。
・ストレスコーピング(対処法)を多く持つ。→子どもに伝える。
・子どものストレスサインに気づく。
●「褒める」より「認める」
・認めるとは、子どもの存在を丸ごと承認すること。
【目次】
序 章 なぜ「子育て=脳育て」と言えるのか?
第1章 「からだの脳」の育て方
第2章 「おりこうさんの脳」の育て方
第3章 「こころの脳」の育て方
第4章 脳育ては何歳からでも挽回できる!