【感想・ネタバレ】その「一言」が子どもの脳をダメにするのレビュー

あらすじ

脳科学×心理学×教育学でわかった
認知力、自律力、思考力
を奪う言葉、伸ばす言葉25

子どもの脳を伸ばす
科学的に正しい言葉がけ

「もっとしっかりしなさい」「あなたのためを思って言ってるんだから」「大丈夫だよ」「頑張って偉いね」――いずれも、親が我が子につい言ってしまいがちな言葉である。しかし、このような、親が良かれと思って発した「一言」が子どもの脳に深刻な悪影響を与えてしまう。子どもの認知力、自律力、思考力を伸ばすために親がすべき、正しい言葉がけとは?

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Posted by ブクログ

子どもに対する声かけの仕方や向き合い方で、非常に参考になりました。ついつい大人目線で物事をとらえて話してしまうけど、子どもがその言葉や態度を受け取ったらどう思うかなどを考える良い機会でした。とても参考になり、ありがとうございました。

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2025年02月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

普段の仕事に活かせそうな内容だったので、本屋で手に取りました。
やってしまいがちなこと。そして、子供に期待する親の気持ちが、本来すくすく育つ脳を止めてしまっていること。よく理解できました。
何気なくかけてしまう一言や、早いうちから習い事をさせることは、子供を不安にさせてしまう。
自分も教育者として、子供たちには主体的にすくすく育って欲しいので、とても参考になることばかりでした。
ぜひメモをして普段の仕事に活用していきたいです。

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2024年12月28日

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まさに私が子育てでやりたいことが書いてあって、普段やってあることがたくさん書いてあった。自分が子どもの立場ならどんな言葉がけをしてほしいか、どんな行動をしてほしいかを常に考えながら子育てをしている。脳の発達には家庭でどれだけリラックスして過ごすことができるかが大切だと思う!

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2024年11月27日

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ネタバレ

ついつい勉強や習い事をさせたくなってしまいそうだが、まずは家庭の中で規則正しい生活習慣を身につけさせからだの脳を鍛えることが大事。

言葉かけはロジカルにフルセンテンスで。
家庭生活の中での軸を3つ程度決めその軸から外れたときに子どもを叱る。

いろんな体験をさせて、たくさんの好きが見つかるように育てたい。仕事に直結しなくとも人生を豊かにしてくれるはず

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2024年09月23日

Posted by ブクログ

成田さんの本は3冊目。今回も学びが多くありました。
以前読んだペアレンティングトレーニングをベースに具体的に子どもに対してどのように声をかけるか、どのような会話をするかの観点からまとめられた1冊です。

ペアレンティングトレーニングの本を既に読み終えているので、既知の考え方や情報もありますが1度読んだだけで記憶して行動できているわけではないので「そうでしたそうでした」と反省して学び直しつつ、新たな気付きも得られたと思います。

様々な情報がたやすく手に入り、知育関連の商品が溢れている現在、子どもを成績や成果という尺度で測ってしまいがちですが成田さんの本を読むと本来親が大切にすべきことに気付かされます。
目で見て分かりやすい「すごい子」に出会うと正直言って今でも焦ります。我が子は遅れているのか?と心配にもなります。
そんな私は、定期的に成田さんの本を読む必要がありそうです。

以下に印象に残った文章を抜粋。
「全力で子どもを信頼することこそが子育ての最終目標である」
「『宿題をしない』ことでは死にはしませんが、『宿題を強いる』ことで子どもがダメになる例を私たちは今まで数多く見てきました」
「失敗は『脳育て』における最大のチャンスです。子どもの先回りをして『失敗しないように』フォローするのではなく『失敗をした後』にフォローするのが親の役目」

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2024年08月28日

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夫婦で共有して実行したい内容でした。
子供を子供として扱うのではなく、一人の人間として付き合う事の大切さを感じさせられます。

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2024年07月26日

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びっっっっっっくりする位に、ダメとされる一言を子どもに投げかけていましたw

一つ一つ裏付けとなるデータや研究を元に、説明されているため腑に落ちる内容が多かったです。

「死ぬ、死なせない」のルールが守れていれば、忘れ物をしても、宿題をしなくても、テストの点数が悪くてもいいではないか。
といったことが書かれていました。

極論な感じがして、全て採用することしませんが、良い所は採用し、育児に役立てていきたいと思います。


子どもに説明する時は、「ロジカルに」「フルセンテンスで」とのことです。
自分を振り返ってみれば、「ちゃんと」「きちんと」「もう少し」など、大人がきいても10人が10人同じ考えを持てない非常に曖昧な言葉をこどもに多く遣っていることに気づかされました。
自分を改める良い機会になりました。

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2024年05月16日

Posted by ブクログ

 児童の悪いところをつい注意してしまう癖を、改善したいと思い、この本を手にしました。

 著者の豊富な経験をもとに、科学的根拠も分かりやすく書かれているので、納得することが多かったです。悪い言い方とよい言い方を挙げ、それにまつわるエピソードにそって書かれてあるので、すっと頭に入ってきました。
 また、2人の素晴らしい人間性が本から推察できたので、より共感できました。
 子どもを「信じる」ことの大切さを、改めて認識できました。

 【心に留めておきたいことば】
・子育てとは、「心配100%/信頼0%」の子どもを、日々の家庭生活の中でコミュニケーションを取りながら成長させ、「心配0%/信頼100%」の状態にして社会に送り出すこと
・大人は子どもより「一枚上手」の「知恵者」になる
・子どもが不安になっているときには「オウム返し」
・子どもに話せる自分自身の経験(フィクションでもよい)をストックする

 【覚えておきたい知識】
 子どもの脳は、生まれてから3つのステップを経て、大人の脳へと育っていく。
 〈ステップ1〉(0歳から5歳ぐらいまでの間に育つ)
 からだの脳(間脳・脳幹)
 呼吸、寝る、食べるなどの生命維持装置を働かせる。
 「からだの脳」を育てるためには、太陽のリズムに従って規則正しく生活し、十分に睡眠を取ることが最も重要である。0歳から5歳ぐらいまでの間に育つ。
 
 〈ステップ2〉(6歳から14歳を中核に育つ)
 おりこうさんの脳(大脳新皮質)
 言語機能、知能を発達させる。
 「おりこうさんの脳」を育てるためには、学校での学習や運動はもちろんのこと、そのほか様々な経験をして、脳にたくさんの知識・情報を入れていくことが大切。
 
 〈ステップ3〉(10歳から18歳に最も盛んに育つ)
 こころの脳(大脳新皮質の一部である前頭葉と間脳・脳幹をつなぐ神経回路)
 問題解決能力や想像力など高度な機能をつかさどる。
 前頭葉は、「おりこうさんの脳」にある情報の中から不要なものを刈り込んで、必要なものを速く処理できるようにするための太い神経回路を築いていく。つまり、「おりこうさんの脳」に、質のいい刺激を多く与え続けることが「こころの脳」育てに役立つ。 

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2023年12月30日

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○共感した文章
親が言う「大丈夫」は「雑な言葉」の代表
子どもに言葉を伝えるときは、「ロジカルに」「フルセンテンス」が基本

○意外だった事実
子どもが「ぶっ殺す」といった過激な言葉を使用したときにも、
親は否定するのではなく、オウム返しをするのが基本であるということ。
正論を言うのではなく、オウム返しすることにより、ぶっ殺すと言った背景を子どもから引き出す

○実践してみたいこと
学校の成績は気にせず、死なない、死なせない、睡眠時間という軸を守る

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2025年11月18日

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小3の子供が五月雨登校気味なこの頃。この本で示された色々な具体的な子供への言葉のかけ方はあるにせよ、子供の自立を促すことが親の役割だということを考えた。かわいいからと言って甘やかすばかりが愛情ではない。

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2025年10月06日

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まぁ、そういう対応したらそうなっちゃうよなーってことが相談者の実体験ベースで語られてるし、当てはまることもありこれを多くの家族が実践したら幸福度は上がると思うが、無意識で子供に悪い接し方をしている人は本をとらないんだろうなと思う。ここにジレンマがある。

内容としては、家庭の事と外のこと(学校や塾での評価)を切り分けるべきと。家庭内で絶対に守るべき、軸(生き方の方針的な?)は3つくらいにしておく。生死に関係すること、生活習慣を守ることとあと一つくらいとの主張。例えば「卑怯なことをしない」とか「嘘をつかない」とかかな?
テストで80点以上取ったらご褒美を上げるは絶対にNGとのこと。自分価値観で頭ごなしに否定もダメ。やっぱり子供を親の分身ではなくしっかり個として存在を認めてあげて尊重する精神ですね。他人以上自分の分身未満の他人に近い接し方なのかな?

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2025年05月19日

Posted by ブクログ

タイトルにドキッとして手に取った一冊。
いろんな子育て本やYouTubeを参考に子育てに取り組んでるけど、自身に余裕がないと学んだことはどこへやら…
改めて気をつけるべきポイントや、初めて知って勉強になったことも多かったです。
子育ての参考になる一冊だと思います。

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2025年04月12日

Posted by ブクログ

 本書は、子育て科学アクシスという子育て支援組織を運営している著者が、脳科学の理論を深化させた「ペアレンティング・トレーニング」という理論を基に、「科学的に正しい、子どもの脳をよりよく育てる言葉がけ」をテーマに書かれたものである。NGな言葉に対し、OKな言葉、エピソードを基にその理由が説明されていて、勉強になる。子どもの成長につれ、どのような言葉がけがよいのかわからないことが増えてきたため、「ロジカルにフルセンテンスで」など、本書の内容を参考にして実践していき、子どもの可能性(成長・発達)を伸ばしていきたいと思う。

【メモ】
○序章
●子どもの脳が育つステップ
①からだの脳(0~5歳くらいまでの間に育つ)
→本書は「言葉」がメインテーマであるが、からだの脳という土台がしっかり作られていることが前提
②おりこうさんの脳(6~14歳を中核に大きく育つ)
③こころの脳(10~18歳に最も盛んに育つ)
●ペアレンティング・トレーニング(親が子どもに行う脳育ての生活環境づくり)
①ブレない生活習慣を確立する
②調和が取れたスムーズなコミュニケーションを図る
③親子がお互いを尊重して協力し合う体制をつくる
④怒りやストレスの適切な対処法を共有する
⑤親子が楽しめるポジティブな家庭の雰囲気をつくる
⑥親はブレない軸を持つ
→①によって、「からだの脳」をしっかりと育てる環境を確立させる。
→②~⑥は、親が子どもにどのような「言葉」をかけるのかが重要。
○各章
●「ほめる」のではなく成長を発見して「認める」
●「あいまい言葉」は脳の成長を阻害
→「ロジカルに」「フルセンテンスで」が基本
●「大丈夫」は根拠のない「雑な言葉」
→「なぜできるのか」を論理的に伝える

【目次】
序 章 子どもの脳はどのように育つのか
第1章 子どもの「自律」を奪う言葉
第2章 子どもの「自信」を奪う言葉
第3章 子どもの「考える力」を奪う言葉
第4章 子どもの「社会性」を奪う言葉
第5章 子どもの「脳」をダメにする言葉

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2025年03月02日

Posted by ブクログ

旦那と姉に読ませたい
100%真似は出来なさそうだけど、良かった
数時間でサクッと読める
忙しい方にもオススメです

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2024年06月24日

Posted by ブクログ

タイトルを見て、自分の言葉かけが心配になり購入。
からだの脳、おりこうさんの脳、こころの脳の順に育てていくというところはとてもわかりやすかったです。そして心配100%信頼0%→心配0%信頼100%にしていくというのも納得でした。
学校、勉強よりも家での生活、過ごし方が子どもの脳を育てるには大事と知り、家での過ごし方、言葉かけにもっと力を注いでいこうと思いました。
今まで過保護過ぎていたり、対等に話してしまっていたと反省しました。子どもに失敗を経験してもらうことも大事なこと、そして一枚上手の余裕を持って子どもに関わっていきいと思いました。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

色々と勉強になりました。
私は日頃ぐちぐち小言を言いすぎていたことを反省。もしかして、私は毎日に子どもの脳にストレスを与え続けていたのかもしれない。
子どもを『心配0%、信頼100%』で育て上げるのは程遠い未来だ。。。でもこの本を読んだことで不安なことがあっても信頼100%になるための過程だ!!と思えるかもしれない。

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2024年04月22日

Posted by ブクログ

子どもに対する一言一言がとても重要な意味を持つ。
親が子供を育てるなんていうのはおこがましい話で、親も子どもに成長させてもらっているのだ。
子どもでも1人の人間として接していくことで自立し、自分で考えられるようになっていく。
親が子どもの成長する環境を作ってあげることが大切である。
考えさせられる一冊でした。

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2024年03月22日

Posted by ブクログ

そんなふうに言えたらいいなあ、と読んでいて思ったけれど、現実、その状況になって、そんな言葉をすっと出すことはなかなか難しい。読んで、ふんふん、と納得しても忘れてしまう。実践できるように何度も読み返したい。子育てに心の余裕って本当に必要。

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2024年01月16日

Posted by ブクログ

なるほど!
と思うところもあれば
いや、それは当たり前では、、、
というところも。
論理矛盾のある箇所もあったように思います。
また、このアプローチは勉強になるけれど「家庭以外では通用しない子になるのでは」という疑問も抱きました。
ぜひ読んでみて感想を教えてください!

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2023年11月25日

Posted by ブクログ

こどもの声かけを振り返るきっかけになりました。
言ってしまいがちな言葉も多く、受け取り方は人それぞれなので、気をつけたいと思いました。
家庭の軸と外での評価は別にする心がけが必要だと思いました。

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2025年08月08日

Posted by ブクログ

audible102冊目。

子どもを育てる仕事をしています。
仕事だからこそ、言葉遣いや接し方には注意を払っているつもりですが、子どもをダメにする原因を作っていないか見直したくて読みました。

多くの場合が、子どものためを思って・子どものために言ったことなのに、それが逆に悪い方向に作用してしまうものだなあと思いました。
大人といえどひとりの人間なのだから、毎日100点満点の関わり方は難しい。
やはり、信頼関係をしっかり築いてこそ…なのだと実感します。

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2025年07月13日

Posted by ブクログ

子供の脳を育てるための基本的なことが書かれている。
中学生に入るまでは、最低でも9時には寝かせて6時までに起こすことを徹底。
学校から帰ってきた後や夜に勉強させるのは脳をオーバーヒートさせてただただ疲れさせるだけ、勉強するなら朝、みたいな。類似する本と書かれてることはほとんど変わらないという印象。
子どもに対する言葉掛けの具体例については、全部は同意できないなと感じた。ほんとかなぁとか、他の本とは真逆では違うこと言ってたなぁという印象。

ストレス因子の遺伝の話が印象に残っている。セロトニンの働きを良くするセロトニントランスサポーターという遺伝子の「型」。この型には「少ない型」、「普通型」、「多い型」があって、少ない型の人は不安になりがちで神経質。逆に多い型の人は不安が少なくおおらか。
日本人は少なめ型の人が7割、普通型2割、多い型が1割。アメリカは多い型が3割もいるそう。
この遺伝子の型、少ない型の方がより環境の影響を受けやすいことがわかっている。遺伝子的な脆弱因子が多い子どもであればあるほど、親から与えられる養育費環境の影響を強く受ける。これは脆弱因子が多い子に適切な養育環境が与えられなければ、致命的という風にも聞こえた。

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2025年04月06日

Posted by ブクログ

『その一言が子どもの脳をダメにする』というタイトルを見たときは、正直ちょっと煽りすぎかなと思った。こういう本は極端な表現が多くて身構えてしまうことが多いけど、この本はすっと読めたし、内容も意外と納得できるものが多かった。もちろん、「こんな言い方しないといけないの?」「こんなことも言っちゃダメなの?」と思うような章もあったけれど、そこも含めて、自分の言葉を見直すきっかけにはなった。普段つい言ってしまう言葉が、もしかしたら子どもの自己肯定感や安心感を奪っているかもしれないと思うと、伝え方って大切やな、と思う。子供相手でもロジカルに伝えるというのは個人的に気に入った。叱ること自体は悪くないけれど、どう伝えるかはもっと意識したい。完璧を求めるものではないけれど、「ちょっと言葉を変えてみよう」と思わせてくれる、ちょうどいい距離感の一冊だった。まぁ、この本で「〇〇と言わないように」と書かれているようなことが、割とほとんど自分の親から言われてきた言葉なんですが…。まぁ、時代ということで。

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2025年03月20日

Posted by ブクログ

自分に余裕がない時にいいがちな言葉ばかりでした…
そもそも、最近子どもに向けての声かけに悩んでいて読んだので、学者の視線で簡潔に対策が書いてあって実践してみようと思います。

まずは、フルセンテンスからやってみようと思います!自分の脳トレに良さそうです!あれこれそれ成立してしまう大人の会話が多かったので…

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2024年11月30日

Posted by ブクログ

脳科学✖️心理学✖️教育学の3つの視点で書かれた教育本。
子育てのあるあるシーンで、言っちゃいがちなワードを言っちゃ駄目だよ。と脅される感じの表紙が目にとまり、購入。

言葉がけはフルセンテンスで具体的に。ポジティブワード、認知。内容自体に目新しさは無いがこの手の本を読んで考える機会にはなる。とはいえ、その感情もいつも一時的になってしまう私にはこの本も子育てを変えるほどのインパクトはなかった。

後は、筆者のところに来るカウンセリングの対象者をケースに出している事が多いが、ちょっと特殊?全ての子供に当てはまるのかハテナだなと思った。

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2024年02月12日

Posted by ブクログ

子どもを信頼する。
子どもに自信を持たせる。
子どもに失敗から学んでもらう。
そんな言葉がけが必要。

子どもの自主性とかやる気とか、モチベーションを上げて色んなことに挑戦する手助けが出来るように努力したい。

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2023年12月04日

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