あらすじ
\『高学歴親という病』『「発達障害」と間違われる子どもたち』等で話題! 1万人以上の家族を救った医師による、親子関係と子育ての本/
\親との距離のとり方から、子どもの「脳育て」メソッドまで1冊でわかる/
子どもを大切に思うあまり頑張りすぎて、子育てが不安だらけで辛くなってしまう人が多いと言います。
◆「みんなと同じ行動ができない…」
◆「うちの子は発達障害かも?」
◆「習い事がうまくならない…」
こういった不安を抱えた親御さんが、著者の元に多く訪れます。
不安になるのはなぜか…?
実は親御さん自身の親の価値観に縛られていることが多いとわかります。
◆「親にされて嫌だったことをいつの間にかやっている」
◆「実親が子育てに干渉してきてつらい」
これらは、本書にあるメソッドを一緒にやることで解消されます。
◆親が持つべき軸は3本でOK 大事なのは矛盾しないこと
◆役割を与えと、子どもは誇らしげになる
◆子どもの世界は子どもに任せていっさいかかわらない…etc
あなたも子どももラクになる子育てがわかる、豊富な臨床経験とエビデンスに基づく本です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
気づいたら、親と同じことをしている 苦しかった「親の子育て」をくり返さない方法。成田奈緒子先生の著書。気づいたら、親と同じことをしている人は多い。気づいたら、見た目も親と似てくる。気づいたら、生活習慣も親と似てくる。気づいたら、考え方も親と似てくる。尊敬できる親ならそれでもいいけれど。軽蔑している親なら自己嫌悪になる。
Posted by ブクログ
読んでいて自分の古傷を触るような感触がした。
子育てをしていて、ふとしたときに自分が父親と同じことをしていることがあり読んだ本。
私自身だけが悪いのだと思っていた。
親の育ちまで振り返るとは、私にとって目から鱗であった。
Posted by ブクログ
思っていたよりも親と子の関係がスッと入って来て、親の存在が良くも悪くも大きすぎるなぁと考えさせられた
自分の子に思い当たる節がありすぎる分、ぐさっとくる部分もあり
Posted by ブクログ
メモ
早寝早起き
役割を与える
お小遣い制
命に関わること以外、叱責しない。
叱るのではなく正しい情報をインプットする
親が楽しいことをやる
家庭の中で正しい言葉 具体的に
子供のアウトプットは遮らない
Posted by ブクログ
脳育ての章から読んだ。
幼児期から小学校ぐらいまでの子育てを中心に書かれていました。
まずは【からだの脳】を育てる。生活リズムや自然の中で遊ばせる。
次に【おりこうさんの脳】。役割を明確に与えたり、過干渉しないようにする。インプットを与える。
最後に【こころの脳】を。子どものアウトプット、言動を傾聴する。最後まで聴き、言葉たらずなら別の角度から聞いたり促す。
そんな親自身、しんどい、辛いこともあるだろうから、休んでね。
僕はまだ子育てをしたことがありません。今のところする予定でもありません。
ですが、家庭教師という職を通じて子どもと接しています。家庭ごとに環境は違い、子どもももちろん違う。成長スピードも全く違う。このような理論を学ぶだけでは到底追いつけないし、学んだだけで何もできないことも多い。でも、いつか今学んでることが役立つはず。役に立ってもらわないと困るまである。今の学びを要約し、使えるようにアレンジすることがこの夏の目標!
コレを読まれた方は何かしら子どもと関わる方だと思います。
ほんとにご自身をまずは大切に、そして愛をたくさん与えてください。
Posted by ブクログ
子育てがうまくいかないのは親から受けた子育てが自分の子どもに合っていないから。自分の子供のころを振り返ったり、親のファミリーヒストリーを知ることで子育てに対する苦しさや不安の正体を知ることができる。
軽い気持ちで読み始めたが、心がざわつく内容でした。後半は成田さんの他の著書と同じ「からだの脳」「こころの脳」「おりこうさん脳」の話。
Posted by ブクログ
☆子育ての不安の正体は、「親」。
☆早寝早起きと、軸さえ整えれば、子育ては何も難しくない。すべてが不思議とうまく回っていく。
軸をぶらさない、は強く意識しないと難しいけど、しかと心に留めてやっていきたい。夫の育休中だけでも、20時就寝は意識して行いたい。
・ストレス・不安が強い時は、3泊4日くらい家出をしてみる。(ホテルステイ+美術館、映画等)
→自分の回復、夫と子供の距離が縮まる、夫に本当の意味でワンオペを知らしめる
→著者は子どもが3.4歳くらいでやっていたそう。下の子がそれくらいになったら、私もやってみたい。
・夫を放って、母も子と一緒に20時に寝る
→不思議と夫の帰りもだんだん早くなる(←ほんとかなぁ?半信半疑…)
・嫌な時もあるけれど、ここが好きだな、だから一緒にくらしていこうというのが家庭。
→最近夫婦の在り方を模索していたので、ストンと落ちてきた。そりゃ100好きにはなれないよな。他人だもん。と割り切れた。
・「正しい子育て」があるように見える。子供に対する不安は、実は子どもには関係なく、自分自身の問題であって、それは一種の強迫観念とも言える。実は、思ったような理想の子どもではないから満足できないのにすぎない。そこから、過干渉、溺愛、矛盾の三大リスクを引き起こす。
→全部、今自分がやっていること。やばい。
・溺愛:子どもに物をねだられると「えぇ〜」と言いながらも買い与えてしまう。子どもが親よりも上になってしまう関係。
→すごい心当たりある。この辺は、夫の姿勢を見習いたい。
【原因】(子育てがうまくいかない理由)
…親からの「投影」(過去の親のやり方が自分の中に刷り込まれ、踏襲してしまっている)
…or反逆して180度違う子育てを無理にしまっている
【対策】
…投影してしまっている理由を知る(親の育ってきた環境(ファミリーストーリー)を調べる)
…冷静な目を養うため本を読む。
…親の悪い面を否定するのではなく、距離を取る。いいところだけ感謝する。」 (例、「ありがとう。おばあちゃんはやっぱり孫の成績が気になるんだなぁ」と見るだけで気にしない。)
…自分を知る(自分の軸をつくり(過去からの解放、自分らしい生き方を取り戻す)、子育てにおける軸を持って子に接する)
【子育ての軸】
・ブレない軸をつくり、それに関与しないことで子どもは自分自身で考えて行動するようになる。
・20時就寝という軸をもつなら、宿題が20時時点で終わってなくても、宿題はさせない。寝ることだけに関与する。(宿題をやりなさい、と早く寝なさい、の二つのルールがバッティングし、矛盾になる。)
・「からだの脳」(生活習慣等)の土台を盤石に。それができてから「おりこうさんの脳」「こころの脳」
Posted by ブクログ
親との関係性に、おとなになってから疑問を持ち、
さらにこれから親になる自分にプラスになるかと思い、読みました。
父、母、自分
それぞれの生い立ちを整理し、
大人であれど、親であれど完璧ではないことがわかります。
ただ、完璧でなくても
親が楽しむ姿を見せる
ことが最大の子育て。
楽しんでる姿はほとんど見れなかったので、
私は楽しいことを存分にして、子供にその姿をみせたいと思いました。
また、親の子育てを反対するだけでなく
ありがたかったところもリストアップでき
感謝が深まりました。
前半で考えさせられることが多く実りがあったため、後半はすこし残念な気がしました。