成田奈緒子のレビュー一覧
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急増している「発達障害」の子供たち。
でも、その実態は、「発達障害」の症状を見せるが、発達障害とは言えない子どもが、そのように診断されているという。
この前に「発達障害グレーゾーン」という、岡田尊司氏の本を読んでいたので、それに絡めながら理解した。
わたしも学校現場にいるため、発達障害が多くなっているのを、肌で感じている。
でも、もしかして…とプレ診断をすることの危険性も学ぶことができた。
この本のよさは、専門知識が必要なく、一般層の人たちでも、発達障害を疑う前にできること(それもシンプルで当たり前の方法)を提示していることだと思う。
これだけ情報が溢れる社会なので、素人が下手に情報通になっ -
Posted by ブクログ
脳育ての章から読んだ。
幼児期から小学校ぐらいまでの子育てを中心に書かれていました。
まずは【からだの脳】を育てる。生活リズムや自然の中で遊ばせる。
次に【おりこうさんの脳】。役割を明確に与えたり、過干渉しないようにする。インプットを与える。
最後に【こころの脳】を。子どものアウトプット、言動を傾聴する。最後まで聴き、言葉たらずなら別の角度から聞いたり促す。
そんな親自身、しんどい、辛いこともあるだろうから、休んでね。
僕はまだ子育てをしたことがありません。今のところする予定でもありません。
ですが、家庭教師という職を通じて子どもと接しています。家庭ごとに環境は違い、子どもももちろん違 -
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自分の子育てに不安があり、購入。
子育ての三大リスク「干渉、矛盾、溺愛」すべてあてはまっている。心配しすぎ、失敗しないように先回りして注意したり、手を出したり。
この本を読み、自分が干渉し過ぎていたことに気づくことができたので、これからは子どもとの関わり方を変えていきたいと思った。
今に注目するのではなく、大人になったときのことを想像して。
子育てとは心配を信頼に変えていくこと。この言葉を胸に子どもと関わっていきたい。
また脳の育つ順番も興味深かった。もっと子どもが小さい時に知っておきたい内容であった。
実践したいこと
・子どもにお手伝いをしてもらう
・運動する
・知識をたくわえた上で -
Posted by ブクログ
タイトルを見て、自分の言葉かけが心配になり購入。
からだの脳、おりこうさんの脳、こころの脳の順に育てていくというところはとてもわかりやすかったです。そして心配100%信頼0%→心配0%信頼100%にしていくというのも納得でした。
学校、勉強よりも家での生活、過ごし方が子どもの脳を育てるには大事と知り、家での過ごし方、言葉かけにもっと力を注いでいこうと思いました。
今まで過保護過ぎていたり、対等に話してしまっていたと反省しました。子どもに失敗を経験してもらうことも大事なこと、そして一枚上手の余裕を持って子どもに関わっていきいと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ小児科医・公認心理師の著者が、子育てによくある誤解をトピックに子育てのヒントを与えてくれる本です。
育児休暇が間も無く終了し復職するタイミングで読めてよかったです。
何度も書かれている、夜8時までに子供をなにがなんでも寝かす!というのはなかなか難しいですが、これを読んで1時間はやく寝かしつけられるように行動を変えました。
もちろん、これは自分には無理だな、とか納得いかないと言う内容もありましたが
はじめににあるように、大体そう言うことねと思って、感性に従い社会につながる姿をできるだけ子供に見せることを目標としたいです。
以下、内容メモです。
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脳には、からだの脳、おりこうさんの脳