・知識を吸収する力も大事だけど、その知識を使って何をするか。何を想像するかが求められている。
・日本の研究者は自分のデスクや持ち場から離れない。
ほっとかれず、管理されて育っているから「自由な雰囲気」に戸惑う。
・「自分のことは自分でする」って話したように、ほったらかされるほうが圧倒的に
...続きを読む
人は自立する。
・うまくいかないとき、どうやってフォローしあえるか。素直に「助けて」って言える感覚が大事。これが自立。
・乗り越える力 = 「自己肯定感」+「社会性」+「ソーシャルサポート」
「ソーシャルサポート」とは周りの人に助けられているっていうことを実感する力
つまり、「おかげさま」と思える力
・アメリカではポジティブなコミュニケーションが多い。お互いをとことん称え合う
日本では失敗した時に責める傾向あり。
・普段から感謝を伝え合う
・医者は病気を診るんじゃなくて、人間を観るもの。だから学歴は関係ない。
・17歳、18歳ってめっちゃ色々なものを吸収する時期。その時に自分が熱中しているものとか、譲れない何かを犠牲にしてまで必死で勉強する必要なんか、全然感じなかった。だから子どもに無理をさせたくなかった。
・「ありがとう」「ごめんなさい」がきっちり言えて、人に寄り添えて、人の心をきちんと読みとれる人になれたら、どんな職業でも絶対成功していく。
・親も子もええかっこをして生きる必要は全くない。ええかっこをしない人の方が「ちょっと手貸してくれへん?」って言えて、そこをきっかけにまた成長できる。「ええかっこしい症候群」があると、ヘルプミーを言えない。ピンチに陥った時、人間のマイナス要因になる。
・親がしてあげられるのはどれだけいい習慣をつけてあげられるか
早寝早起き・他者への感謝・他人のせいにしない・自分で考える
・「ええかっこしい」の価値観の鎖
我が子に完璧を求める親御さんと求められているからこそ完璧ではなくてはいけないと刷り込まれている子ども
・家庭で自分はこうしたいと何気なく言い合える関係づくりが大切
・常識を疑う、捉え直す力(リフレーミング)がこれから先とても大切
お子さんの一面だけを見ずに、反対側からも見てみる
・しんどいことはずっと続かない
。幼児教室での図工
(日本)テーマが決まっている。それをどううまく描けるかを先生が教えてくれて、その通りにやっていくと「上手にできました」
(アメリカ)「お題」がない。真っ白なキャンパスとクレヨンだけを渡されて、好きなものを描きなさい。先生は何も言わずにただニコニコ笑ってそこにいるだけ。娘は絵が大好きになった。
・一貫性なんてなくてもいい。君自身が重要で面白いと思ったことをやればいいじゃないか。継続性なんて気にしなくてもいい。
・「身から出たサビ」と「おかげさま」。自然にそう思える人がきっと立ち直れる。ついつい逆になっちゃうでしょ?うまくいったら「俺が頑張ったからだ」、うまくいかないと「みんなが手伝ってくれないからだ」とかって思っちゃう。そう考えてしまうと、うまくいかなくなったときに解決策がないというか、立ち直る術がなくなっちゃう。
・説明せずに、圧力でわからせようとするのは、大人たちが子どもより「上の立場」と思ってるから。
・「コミュニケーションは相手に伝わるように工夫をしなくてはいけない」という概念が浸透すれば、子育ても、教育も、違ったものになると思う。
・伝える力って、結局相手を知ることから始まる。こちらが理解しようとする熱は相手にも伝わる。
・どんな職業でも相手の視線に立つのが大切
・平面視から立体視 第4人称 演劇的手法
・何かを学ぶときに「何のためにそれをやるのか」を考えるのは大事
・留学は大切!CISV!
・共感する力があれば、どんな国の人と仕事をしてもうまくいく
・言葉の誤解というのは、そこに感情が潜り込んでいることがほとんど。だからこそ、まずは共感することが大切。
子育ても教育も、子どもを子どもとしてではなく、一人の人間として信頼して接して育てていくことの大切さを改めて感じた。
無関心のほったらかしではない、信頼してるからこそのほったらかし。
2人の歩んできた人生からその具体を知ることができ、父として、そして、教育者としてよきヒントを与えてもらえた。