成田奈緒子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
急増している「発達障害」の子供たち。
でも、その実態は、「発達障害」の症状を見せるが、発達障害とは言えない子どもが、そのように診断されているという。
この前に「発達障害グレーゾーン」という、岡田尊司氏の本を読んでいたので、それに絡めながら理解した。
わたしも学校現場にいるため、発達障害が多くなっているのを、肌で感じている。
でも、もしかして…とプレ診断をすることの危険性も学ぶことができた。
この本のよさは、専門知識が必要なく、一般層の人たちでも、発達障害を疑う前にできること(それもシンプルで当たり前の方法)を提示していることだと思う。
これだけ情報が溢れる社会なので、素人が下手に情報通になってしまい、自分自身や知人友人に、診断を施してしまうことは多い。
でも、生活を見直していくこと、どのような方向性で子育てをすればよいか道筋を立てること、これだけのことで健全な発達を促すことができる。
子どもだけではなく、親の生活習慣も重要だというのも、当たり前ではあるが、改めて気付かされた。
生活習慣はやはり重要だ。
特に土台になっているのは、「睡眠」。
なぜ睡眠なのかというと、睡眠不足は、集中力はもちろんのこと、食欲まで低下させるらしい。
最近不摂生で、忙しいのを理由にしていたけれど、やはりできるなぁという人は早起きだし、生活リズムが整っている。
子供に関わる仕事をしているからこそ、自分自身も生活を見なし、苦しんでいる人たちを支えられるようになりたい。 -
Posted by ブクログ
脳育ての章から読んだ。
幼児期から小学校ぐらいまでの子育てを中心に書かれていました。
まずは【からだの脳】を育てる。生活リズムや自然の中で遊ばせる。
次に【おりこうさんの脳】。役割を明確に与えたり、過干渉しないようにする。インプットを与える。
最後に【こころの脳】を。子どものアウトプット、言動を傾聴する。最後まで聴き、言葉たらずなら別の角度から聞いたり促す。
そんな親自身、しんどい、辛いこともあるだろうから、休んでね。
僕はまだ子育てをしたことがありません。今のところする予定でもありません。
ですが、家庭教師という職を通じて子どもと接しています。家庭ごとに環境は違い、子どもももちろん違う。成長スピードも全く違う。このような理論を学ぶだけでは到底追いつけないし、学んだだけで何もできないことも多い。でも、いつか今学んでることが役立つはず。役に立ってもらわないと困るまである。今の学びを要約し、使えるようにアレンジすることがこの夏の目標!
コレを読まれた方は何かしら子どもと関わる方だと思います。
ほんとにご自身をまずは大切に、そして愛をたくさん与えてください。 -
Posted by ブクログ
自分の子育てに不安があり、購入。
子育ての三大リスク「干渉、矛盾、溺愛」すべてあてはまっている。心配しすぎ、失敗しないように先回りして注意したり、手を出したり。
この本を読み、自分が干渉し過ぎていたことに気づくことができたので、これからは子どもとの関わり方を変えていきたいと思った。
今に注目するのではなく、大人になったときのことを想像して。
子育てとは心配を信頼に変えていくこと。この言葉を胸に子どもと関わっていきたい。
また脳の育つ順番も興味深かった。もっと子どもが小さい時に知っておきたい内容であった。
実践したいこと
・子どもにお手伝いをしてもらう
・運動する
・知識をたくわえた上での実体験 -
Posted by ブクログ
タイトルを見て、自分の言葉かけが心配になり購入。
からだの脳、おりこうさんの脳、こころの脳の順に育てていくというところはとてもわかりやすかったです。そして心配100%信頼0%→心配0%信頼100%にしていくというのも納得でした。
学校、勉強よりも家での生活、過ごし方が子どもの脳を育てるには大事と知り、家での過ごし方、言葉かけにもっと力を注いでいこうと思いました。
今まで過保護過ぎていたり、対等に話してしまっていたと反省しました。子どもに失敗を経験してもらうことも大事なこと、そして一枚上手の余裕を持って子どもに関わっていきいと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ小児科医・公認心理師の著者が、子育てによくある誤解をトピックに子育てのヒントを与えてくれる本です。
育児休暇が間も無く終了し復職するタイミングで読めてよかったです。
何度も書かれている、夜8時までに子供をなにがなんでも寝かす!というのはなかなか難しいですが、これを読んで1時間はやく寝かしつけられるように行動を変えました。
もちろん、これは自分には無理だな、とか納得いかないと言う内容もありましたが
はじめににあるように、大体そう言うことねと思って、感性に従い社会につながる姿をできるだけ子供に見せることを目標としたいです。
以下、内容メモです。
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脳には、からだの脳、おりこうさんの脳、こころの脳の3つがあり、順番にバランスよく育つことが大事。
5歳までは寝ること、起きること、食べること、からだが反射的に動くことが最優先事項。
5歳までは原始人を育てる。文字が読めなくてもいい。夜寝て朝起きる生活を。躾が行き届いた子供像は期待しないこと。
乳幼児期は、8時に寝られるように。
お手伝いではなく役割分担で自己肯定感を育くむ。やらないと家族が困ると言う経験で責任感を持たせる。
電子機器との付き合い方
5歳まではさける。五感を育てる。
6-14歳は好奇心に応じて知識を溜め込む時期。適宜使い、親が実物に触れさせることも重要。
10〜18歳は自分でコントロール。一緒にルールを考えること.
子供はミラーニューロンがある。行動してほしい姿を見せること。
おかげさまで、という考え方を伝えるのが大事。
ありがとうの気持ちから、ご褒美を与えるのはOK。ただし、子どもが見返りを目的とした行動を取らないように注意。
(小学生くらい)いつもと違う様子が見られたら、何かあったの?と根掘り葉掘り効かず、早く寝ようか。と声をかけるに留める。翌日、よく寝たら今日はニコニコだね。と言語化してあげると、寝不足だと気づく。
コミュニケーションへの誤解
ここだけは譲れないと言う「家庭の軸」を立てる
生死に関わることに絞られる。
長時間のゲームは叱る必要ないが、就寝時刻を過ぎると命を削ることになるので叱る。など
ただし、寝ることが大切だと伝えるのみ。ゲームはダメ!とは言わない。
軸を脅かすこと以外は、ありのままを認めること。こんなに散らかしてよく平気だねえ。よくこんなに間違えたねえ。(嫌味に聞こえない?)
思春期の反抗期には、正論を伝えず自分で考えさせる。あいつぶっ殺したいと言ったら、えー、殺しちゃうんだー。と言う.本人は冷静になる。
子育ては、信頼を増やすプロセス。小学校中学年くらいには心配と信頼が半々に。
夫婦揃って子育ての方針を相談すること。知識が多い方に偏らないこと。
パートナーの悪口を子に言わない。ストレス発散方法を複数持ち、溜まったら早めに対処を。
親の成功体験はプレッシャー。失敗したことを伝えてあげよう。失敗しても生きている、なんとかなると言うことを知ることができる。
短時間でも脳が刺激されるじゃれつき遊びをしよう。
3〜9歳ごろのじゃれつき遊びは、前頭葉の抑制機能を育て、カッとなったりする衝動をことができるようになる。
ごめんなさいとありがとうを言うところを見せる。本人がまだわかっていなくても伝わる。
小学校中学年くらい、家での1人時間には、米を炊く、風呂をためるなど、やらないと家族が困るような役割をしてもらう。宿題はやらなくても困らないけど、これは困るので自律につながる。
学校を休みたいと言われたら、まずはうけとめる。家庭を見直して家事の役割を与えてみる。
無理して一つの習い事を続けるより、習い事以外も含めてたような刺激を与える方が良い。
子どもの選択を尊重し信頼する。
大学受験に失敗した娘に、母は忙しく、あなたは時間ができる。勉強だけすることはできないだろうから、食事係をお願い。と頼んだ。二浪の不安もあったけど、一人暮らしのスキルにもつながった。
差別や偏見をしない価値観は、多様性のある環境でこそ育つ
友だち関係のトラブルは、幼少期のうちは親同士で、いつも仲良くしてくれてありがとう。もしくはいじめてしまっているなら、ごめんなさい。
子供には、痛い目に合わせてごめんね、と代わりに謝っておいたよ。と伝える