蓮川愛のレビュー一覧

  • たおやかな真情 【イラスト付き】

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    ネタバレ

    記憶喪失後の慈英と臣。なかなか以前の二人に戻れません。
    そんな二人の元に三島が壱都を連れてきます。
    壱都は新興宗教の教祖でトラブルに巻き込まれ中・・・三島は、二人を頼り、慈英と臣は壱都を預かることになります。
    全作から引き続き、ぐるぐるまわっている慈英と臣。以前から慈英に比べて臣の覚悟は足りないような気がしましたがやはり・・・この時期に壱都が二人の元を訪れたのは必然だったのでしょうか?
    誰もが胸の中に持つたったひとつの「神」それを絵画で表現できる慈英がうらやましいと思いました。
    臣の過去、母親の存在も無視できなくなりました。
    ヘタレな臣は自分からはなかなか変わっていけないと思うので慈英の頑張り

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    2012年05月18日
  • はなやかな哀情 【イラスト付き】

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    ネタバレ

    一度作り上げたものを壊す、というのはその作品を結果的に長く生きながらえさせるために必要なものだとは思うのですが…。
    記憶喪失、という展開自体は嫌いというより好きな方ですが、なぜかこの作品はなかなか読むことができませんでした。

    前作まで、7年以上かけて2人が作り上げてきたものをあっさり突き崩される現実を見たくなくて。
    それに苦しむ臣を見たくなくて。
    きっとハッピーエンドなんだろうと思いながら、それでも確信が持てず、もっとも邪道な読み方である「ラストを先に読む」を実行してしまいました。

    お話や展開や二人の距離感、どれも素晴らしかったです。
    ただ、読んでいる間中ずっと胸が痛くて、自分が落ちている

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    2012年04月23日
  • 枢機卿の氷花【イラスト入り】

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    すごく良かったですよ!前作よりも断然こちらの方が好みでした♪この二人は気になっていたので、どんな風に黎枝が宗麟に惹かれていくのか楽しみだったのですが、この点に置いてはあれだけ愛されれば!気持ちも着いてくるだろうという感想。それでも感情が欠落している黎枝にとってはなかなか気づけなかった♪それよりも宗麟がモロ好みです。挿絵はもちろんの事中身もいい!公明正大!しかもあんなに黎枝事を大好き!っていうのがたまらんかった♪恋愛以外に関してもちょっとした事件を解決していくっていう感じですごく楽しめました!

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    2012年03月31日
  • 独裁者の恋

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    ネタバレ

    同作者の書くロッセリーニ家の息子シリーズと被ってキャラクターが登場していますが、未読のままでも問題ありません。

    わりと王道めの年上×年下・歳の差カップルということであまり食指は動かなかったのですが、お話自体がとても面白くどんどん惹きこまれました。
    映画の版権を巡る交渉や、作品に対する人々の情熱の行方など、ハラハラさせられる場面も多かったです。

    ファーストキスやお互いに恋心を自覚する部分がかなり唐突でおや?と思い、最後結ばれるあたりも入り込めぬまま終わってしまいましたが、それ以外のストーリー部分はとても楽しく読めました。

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    2012年03月01日
  • 天使のささやき

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    面白かったです。中身は結構難しい事も書いてあったりするんだけれど、それすらも楽しく読めました。どのキャラもとても素敵で、このお仕事についても勉強になったし、ちょっとLOVEは足りないかな~、って思っていましたけれど、読み応えありました。どうやら大分先にはあるらしいですが、続編も出るみたいなので、すっごく楽しみです。是非、続編の挿絵もこのカップルは蓮川さんでお願いしたいですね

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    2012年01月07日
  • 求愛者の恋

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    「誘惑者の恋」の続編です
    前作は舞台がマラークで、アラビアンな雰囲気がとっても良かったですが
    今回はアシュラフが和輝に会いに来ます

    「誘惑者~」では二人がくっついた所で終わってしまって、少し物足りなかったので、続きが読めて良かったです
    ただイチャイチャしてるだけじゃなくて、遠距離とか立場の違いとか色んな問題に揺れる二人が良かったです

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    2012年01月15日
  • 求愛者の恋

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    濃密な3日間でした。和輝にとってもアシュラフにとっても濃密だったでしょけど、3日でここまで展開が広がるっていのがすっごい面白かったですね。すっごく良かったです!マジで面白かったし、ちょっぴり切なくって最後は円満♪このCP一番好きだわ♪ もうちょっとこの二人のお話読みたいな~♪

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    2011年12月18日
  • 天使のささやき

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    お仕事BL
    なんとなく手が伸びなくて積んであった一冊でしたが、面白かったです

    攻めは仕事ではスマートでクールなのに、オフの時は人間くさくて優しい…けど実は一人で抱えてる暗い部分もあるっていうのがイイ(・∀・)
    そして、そんな攻めを無邪気に尊敬しちゃう後輩わんこ受けが可愛すぎます(*´д`*)

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    2011年12月09日
  • 偏愛メランコリック

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    変態純情攻めに流され受け。世間からずれた人形作家のずれた悩みっぷりが良かったです。対して人形を壊してしまったからって、いきなり身体で返そうという敦彦はちょっと不審。

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    2011年09月21日
  • 偏愛メランコリック

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    こりゃあいいトンチキだ!
    なんかもう……攻めが……攻めがすごく斜め上で思い込み激しい変人で腹筋やられました。遠くで見てるぶんにはいいけどお近づきにはなりたくないです!
    地の文が冷静でテンポよくて好きです。
    たたみかけるエロにちょっと疲れたけどおもしろかった!!

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    2011年09月12日
  • 偏愛メランコリック

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    ネタバレ

    また破れ鍋綴蓋系の、ダメすぎる攻めと、まともなつもりで無神経受けという楽しい組み合わせ。もちょっと攻めに格好よさがあればなー。

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    2011年09月06日
  • たおやかな真情 【イラスト付き】

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    重い!!!お話でした。かなり重いし難しかったよ~。前作が涙涙の記憶喪失編で今回は甘~いお話を読めるだろうと思っていたのですが、なにやらまだ引きずっている慈英でした。 今回は前に出て来た三嶋とそして新しい登場人物として出て来た壱都という教祖が出てくるのですが、その辺りの宗教の難しいお話とかが出て来たりと最初のとっかかりは結構しんどかったです。 でもこの、壱都がかなり好感がもてるキャラだったので、良かったです。

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    2011年08月05日
  • 独裁者の恋

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    王道年の差ストーリー。
    初めは嫌いやら苦手やらな感じが、いきなり相手にメロメロ(笑)、最後は激甘でした。

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    2011年07月30日
  • たおやかな真情 【イラスト付き】

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    ◆ 慈英×臣シリーズ-06

    読みながら、しんどかった。
    権力闘争も然り乍ら、大きな変化が生じた(生じ始めた)が故の二人の苦しみや戸惑いに感情移入してしまったものだろうか?
    誤解のないように記述しておくが、作品自体に難を感じたわけではなく、内容は今回も面白かった。

    前巻からの引き続きになるが、慈英が完璧な超人ではなく、臣の言う「ただの男」に「成長してきた」と感じられた。
    臣には非常に気の毒な話だが、私には人間くさい慈英の方が魅力的に映るし、漸く「保護者ではなく、恋人になった」と思えるのだ(苦笑)
    (あとがきで作者が「人間くさく懊悩する彼になりました」と記しているが、私もそう感じている)

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    2011年07月19日
  • 華の闇

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    遊郭舞台に繰り広げられる愛憎劇です。美少年が郭に売られて無理矢理いろいろな男と、みたいな話は食傷気味で敬遠していたのですが、榎田センセがどう描かれているのか興味を持ったので手に取りました。

    南条財閥の御曹司×水揚げ直前新造女郎の花嵐。突然、自分の前から姿を消した少年が遊女となって現れ、貴師の心の中は荒れ狂います。
    他の遊郭ものとは切り口がちょっと違っていて目新しいかんじ。男の心のまま遊女として生きようとする華嵐こと暁芳。何のこだわりもなく男に抱かれることを望む話とか、売られて抱かれて感じて目覚める話とか横行?する遊郭ものではなく、男としての矜持を手放さない結果としての遊女です。
    不本意に男で

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    2013年08月22日
  • 偏愛メランコリック

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    かなり気に入りました!
    いろんなコメントを読ませていただきましたが、ほんとにその通り!
    思いっきり変人ですねvでも痛くてどろどろグチョグチョな変人ではなく、なんと純情(?)な変態であることやら・・・。
    その反面受の優柔不断もいい感じです。

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    2011年06月24日
  • 偏愛メランコリック

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    ★★★★あらすじで感じた怖いというか人形に執着というのではなかったですね。ちょっと苦手な感じで恐々読んでいたのですが、すっごく中身は面白い!しすごく攻めの夏目が可愛かったです。ちょっと壊れ気味の夏目だけど、ものすごい気に入ってしまいました。

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    2011年06月19日
  • 偏愛メランコリック

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    プラチナ文庫初だそうです。蓮川先生の絵も初めてらしく、読んでいて素敵なイラストに引き込まれました~題名通り、かなり偏愛の人形作家夏目とその編集敦彦。夏目の溺愛する人形、杏珠にそっくりな敦彦が編集として目の前に現れたらもう、一目惚れどころではありません。寝ても覚めても敦彦で一杯になって、無碍にされたら眠れなくなって睡眠薬をもらう事になったりと、激しい盲目の愛の嵐です。敦彦は過去の笑えないトラウマから人形が異常に嫌いなんですけれど、高額な夏目の人形を壊してしまいその代償に身体を差し出す訳です。夏目の執拗な愛がよかった。蓮川先生の絵が余りに素敵で、もっともっと見たかった、です☆~

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    2011年06月14日
  • 天使のささやき

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    ネタバレ

    お仕事BL
    ベテランSPと新米SPのお話で、寮生活のわいわいした感じと、緊迫した国際情勢に腰砕けの日本政府、それに振り回されるSPといったところがメインなので、いったいいつボーイズなラブに?と思うころ、ラブになりました。やりっぱなしじゃ、遊びと思われても仕方ないよね。続きが読みたいな~
    蓮川愛先生の美麗なイラストも楽しめます。

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    2011年05月02日
  • 天使のささやき

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    え、あそこで終わり??という感じ。残りのページが少ない中で、要人警護の件と二人の関係も進行してたので、両方のことが無事に解決・進展するのかとヤキモキしてました。全体としては、政治や警察内部のことが沢山だった印象が強かったです。難しいことがいっぱい…;実際にあった事件のこともあったりで、お〜と思った(笑)もっと二人の関係読みたかった!!全然いちゃいちゃしてないし!(笑)そこはすっごい物足りないっ!!その後の二人ぜひ読みたいです。でも読み応えがあって面白かったです。
    あと、名田が思っている峯神像と、実際読んで知る峯神さんとのギャップがすごいある(笑)名田は峯神さんを完璧だと思いすぎてる。幻想を抱き

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    2011年04月30日