蓮川愛のレビュー一覧
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王族と日本人の恋シリーズ その後
第二王子・ラシードの公私共にパートナーとしてマラークに移り住んで1年の桂一の元へ、第一王子・アシュラフの帰国に合わせ弟・和輝も再訪することになり…。
二組のその後の話。アシュラフとラシードの妹が嫁いだ国へアシュラフと和輝が訪れるところで上巻は終わり。
久々のラシードのやんちゃな嫉妬に比べると兄・アシュラフは情事をラシードから見られても落ち着いた対処で大きさを感じました。これは年の差かな?あとラシードの恋人・桂一が年上というのも自信の無さに繋がるのかな。でもこうやって仲を深めていくわけですね。
蓮川先生の絵に悶えました(笑) -
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攻め:人形作家・夏目錬三郎
受け:編集者・中在家敦彦
人形が死ぬほど苦手な敦彦なのに事故で入院した先輩編集者の代わりに人形作家の写真集を作る担当にされてしまう。夏目は偏屈だと聞いていたのに物凄く親愛的だったのは彼の大好きな人形に敦彦が瓜二つと知り、更にこの仕事をしたくなくなってしまう。
自分の良いように物事を解釈してしまう作家と優柔不断で押しの弱い編集者の話…?
夏目の態度は攻めじゃなかったら単なるにKY。横恋慕するウザい人間と変わりない。
でもほだされちゃったりするのよね(笑)
気持ちより身体の気持ち良さで先に落ちた感じ?(笑)
エチ場面がふんだんにあってさすがな夜光先生クオリティ -
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あまり普段刊行チェックをしていないのですが、「ん?このタイトル?」と思ったらなるほど、慈英×臣シリーズだったんだ、という感じでした。(読んでるくせに表紙でピンときませんでした…なぜ)…ただしスピンオフ。
実際本編でも色々クセの強いところを見せてくれる碧というキャラですが、基本的に恐ろしいほどのオレ様もきらいじゃないのですが、ぶっちゃけ、好きなひとと嫌いなひとに別れそうな気もします。
この二人の話ももっと読みたいとは思います。
慈英というキャラが、他のひとから見ると、静かで大人っぽく見てる、とか、さらには、臣さんが他のひとから見て「すごくかっこいいひと」に見えるらしいとか、すごいその辺は笑み -
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ネタバレ慈英×臣シリーズの番外編的なもので、
『やすらかな夜のための寓話』は、『しなやかな…』から約1年後、
『SWEET CANDY ICE』は、それからさらに約半年後の夏、
『MISSING LINK』は、『SWEET CANDY ICE』と同年の秋、
…とここまでは、『しなやかな…』から『ひめやかな…』 の間にあった出来事。
補足的な内容なので、読めば読んだで『しなやかな…』と『ひめやかな…』とは違った場面も見ることができるけれど、大きな局面はなくストーリーはそれぞれに独立しているため、読んでも読まなくても…という感じ(^_^;
『雪を蹴る小道、ぼくは君に還る』は、『ひめやかな…』 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前回主役、桂一の弟のお話。
家族を捨ててマラークに旅立ってしまった兄を取り戻すために、単身
マラークに乗り込んだ弟、和輝。
ミイラ取りがミイラになっちゃった典型的なお話でした(笑)
もの凄く侠気のある受です。
お相手は前回脇で出て来た、ラシードの兄のアシュラフ。
ふたりともガタイが良く、なよなよしい男が1人も出てこないので、
始終ニヤニヤしながら読んでました。
個人的に大好きな設定だったので、今回は大当たり。
岩本さんはとても勉強家でいらっしゃるので、アラブの空気というか
雰囲気までをも楽しむことが出来ます。
なんちゃってアラブではなく、ガチで砂漠ツアーをやってしまうところも素敵。
欲