蓮川愛のレビュー一覧
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攻め:アシュラフ
受け:東堂和輝
「恋」シリーズ第四弾。「支配者の恋」東堂桂一の弟・和輝の話。
和輝は突然、「警察を辞めてマラーク王国、第二王子専属のボディーガードになる」と言って旅立って行った兄・桂一を子供の頃から恋愛対象としてみていた。それなのに、第二王子ラシードと恋仲になっていると言う桂一を連れ戻す為にマラークへ行く事にした。
そして機内で印象的な存在の漆黒の肌を持つ男と出逢い、王宮で彼が第一王子であった事を知る。
アラブ物の王道でした。
宮殿の豪華さ、砂漠体験、乗馬、ラクダ、そしてお約束の拘束と淫剤利用による火照りを攻めが覚ましてやるとか。アラブ色てんこ盛り。
マラークと東 -
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官能小説家・久慈の大ファンである新人編集者・浅岡馨はスランプな久慈に執筆交渉をしようとした時にケガを負わせてしまう。久慈は代償として浅岡に身の回りの世話と口述筆記を要請したために住み込みでお手伝いすることになり!?
浅岡には男嫌い(接触が全くダメ)という病気があり、そのトラウマの原因が子供の時に久慈からキスされたこと、という設定です。なのに、久慈にHなことをされても気持ち悪くなるところか逆に感じてしまう…。
久慈は特別なのかもしれないけど、ちょっと無理があるというか。
まあ、いいけど。
イラスト:蓮川愛先生。
美しすぎる…。今回、攻め・久慈のかっこいいイラストはあまりなく、受け・浅岡の淫 -
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「金のひまわり」のスピンオフ。
金のひまわりで泉樹から振られた判事補・朝比奈仁のその後を、「水族館の夜」で出会って付き合い始めたサラリーマン・棚橋記章視線で書いたもの。
まだ年若い記章が仁のような完璧な人に付き合ってと言われるも、自信の無さからつい臆病になり、しかも元彼と思しき男性を見かけて…。
あとがきでもありましたが裁判官という職業は物語を紡ぎにくいとか。なので若い記章視線で書いたのだと思われます。
Hシーンはそれなりにエロい。“猥りがわしい”という描写の多用がちょっと気になった。字面が独特だからHシーンの度にそれを書くのもね…。
短編で白石弘毅×折原泉樹の様子も書かれていて、ほ