蓮川愛のレビュー一覧
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ネタバレあらすじ
偶然依頼された海外ブランドのモデルの仕事を、学費のために引き受けることにした天涯孤独な大学生・織原礼。しかし渡米先で礼は、衛本崇人という男をボディガードに付けられてしまう。自分を子供扱いする崇人に、礼は苛立ちが募るばかり。そんな時、新商品発表会で礼は亡くなった母がマジシャンだったことを知る人物に出会う。詳しい話を聞こうと会場を抜け出した途端、見知らぬ男達に拉致されそうになった礼は崇人に助けられる。だが、礼をかばったせいで薬物を投与された崇人は理性が飛んでしまい…?
このシ リーズでは、久々に楽しめた。
礼のバックグランドなんかは、どこかであったかな?っぽく使い古された物だけど、攻が -
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『誘惑者』の東堂桂一の弟和輝のお話。『守護者』でロッセリーニ家末弟ルカのお世話を焼いていた面倒見のいい和輝がアラブ王子とゴージャスラブ♥
頼りになる元気なお兄さんタイプの和輝は絶対攻だと思っていたけど、そんな和輝がフェロモン番長のアラブ王子にあれやこれやされるって考えるだけでなんだか美味しい。
実はこの和輝、6歳上の血のつながらない兄桂一に恋愛感情を抱いている。
そんな兄が、ある日突然警察官僚の道を捨てて、以前警護にあたったラシード王子の専属ボディーガードになるとアラブ小国マラークに旅立ってしまった。
まさに青天の霹靂。大事な兄をアラブの王族、しかも自分とさして年も変わらない男に奪われるとは思 -
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ネタバレ『ロッセリーニ家』シリーズのスピンオフ。
警察官僚である父を追うように警察官の道を選び、警視庁警護課でSPとして活躍している東堂桂一。
親の七光りだとか、細い体つきのハンデとか、周囲の声を跳ね返すようにストイックに日々の業務をこなしている。
ある日、日本で極秘入院中のアラブ小国の国王を見舞うため、王位継承者であるラシード王子が非公式に来日し、その警護を任された桂一。
イギリス人の母を持ち、褐色の肌に煌めくような金髪、深い碧の瞳。もって生まれた王族としての風格とまばゆいばかりの華やかな容貌は東洋と西洋の絶妙なハイブリッド。その存在感に周りは圧倒されてしまう。
けれど中身はとんだわがままヤンチャ王 -
購入済み
ん〜読み終えるのに、、
結構な時間を要しましたね。ハルヒさんは初期作から既にすんごい筆力ある作家さんだと思います。が微妙に中弛んでるとゆーかお得意の複雑な心理描写と事柄の解説がイマイチ回りくどかったり読みにくかったり、そこが完成されてる今のハルヒさんとは違うところでしょうか。葛藤や懊悩の末に瑛二の子供っぽさが抜けてく感じと和哉の頼りなさが始めはイラっと読むにつれ実は不器用な部分が段々可愛く思えてくる感じは好きでした。ただ2人共180超えのイケメン高校生ってのがハルヒさんの攻めとしては合ってるけど受けとしてはイメージ合わね〜なぁと思ってしまいましたね、和哉もぉ既に昨今のハルヒさん受けの定番の様なアンアン系だったし。。(
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ネタバレロッセリーニ家の次男エドゥアール。フランス人女優を母に持ち、プラチナブロンドとアイスブルーの瞳の白皙のクールビューティ攻。
三兄弟シリーズの中で一番お仕事要素が強かったかも。
老舗ホテルのコンシェルジェとして働く礼人。10年前アメリカ留学中のインターンで、セレブが集まるバンケットパーティのボーイをしていた時、宿泊客のひとりと一夜限りの過ちを犯してしまう。宿泊客と寝るなんて絶対的タブーだと頭ではわかっているのに、熱を孕んだアイスブルーの瞳に抗うことはできなかった。翌朝一言も残さず自分の前から姿を消してしまった相手。一夜明けたら夢のように儚く消えてしまった逢瀬。それでも礼人はその夜がずっと忘れられ -
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ネタバレロッセリーニ家の末っ子ルカとお目付役マクシミリアンの年の差溺愛ラブ。主従関係。年の差。どS眼鏡の敬語攻。乙女の好きなものがぎゅっと詰まった甘々です。
父親、年の離れたふたりの兄から溺愛され、周りから大切に大切に育てられた三男坊。長兄レオナルドの恋人瑛はルカの異父兄です。
ルカの家は歴史のあるシチリアンマフィアを束ね、グローバルに事業展開するコンツェルン。そのせいで常にSPに守られ、学校でも友達はできなかった。そんな窮屈な生活に嫌気がさして、亡き母の祖国である日本への留学を勝手に決めてしまう。案の定家族の猛反対にあい、妥協案として出されたのが幼い頃ルカ達兄弟を世話してくれたマクシミリアンを同行さ -
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ネタバレシリーズ初読。
アラブモノ。ややテンプレ…王道路線(^^;王族あり、拉致あり、媚薬あり、オークションあり。お互い恋に落ちるのに、決定的なエピソードがない?!ので全体的に軽い印象。
攻めは王位継承を放棄した第一王子。スピンオフだからか、割りとクセもなくシガラミもなく普通の性癖(ゲイだけど)でフェロモン過多(笑)の大人でした。
だけど媚薬飲んだ受けをそのままいただいちゃうのは、いただけない…もっとお互いが心身ともに燃えたぎったあとに合体して欲しかった…。
連れ戻しに来た兄には、家族を捨てて…みたいな心情を吐露してたのに、あっさりミイラとりのミイラな受けでした(^^;) -
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ネタバレ王道ハーレクイン的BL。任侠の家に生まれながらも跡目を継がず、過去を封印してひっそりと暮らしている瑛。けれどそんなささやかな生活さえも自分を狙うヤクザの欲望にあっさりと壊されてしまう。父と反目して組を終われた男が、跡目を放棄しても尚、一定の影響力を持つ血筋と亡き母に生き写しの美しい瑛を手に入れようと企んだのだ。卑劣な手段で瑛を我が物にしようとする男にまさに手ごめにされる寸前に、突然現れた外国人に助け出される。
レオナルド・ロッセリーニ。若くしてシチリアンマフィアのファミリーは束ねる傲岸不遜な男。
目を覚ませばそこはシチリアの豪奢な館。自由こそないけれど、大切な客人の扱いに瑛は戸惑いを隠せない。 -
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岩本先生&蓮川先生の神コンビ
それだけでもう麗しすぎて。。。。
建築業界のお話で、有名な建築家と父親亡き後後を継いだ新米社長の話。
結構しっかりした仕事の話とかも入ってて興味深く読めた!!
エグゼクティブを描かせたらホントこのお二方はダントツ!!
強気でやり手な建築家の攻めが、亡き先代の社長に受けた恩を返すために新人社長になった受けに仕事を依頼する。
最初は受けは社長業をこなすだけで精一杯で安定していた仕事を辞めてこの業界に入ったからどこか視点が違って。
それを攻めが一喝して厳しく追い立てる。
負けず嫌いな受けはこのまま引き下がれないと猛勉強するわけで。
仕事で協力関係を結ぶけど反発し合 -
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ネタバレジャケ買い。
蓮川先生の絵の綺麗さはホントどうしようもないくらい心が躍りますね。
後のあらすじを読んだ時にもっと後ろ暗いお話かと思ってたら・・・・
攻:夏目の暴走っぷりは引くのを通り越して笑ってしまうくらい純粋一途なマイナス思考。
しかも遅漏w
でも、両親の死や祖父母の死で普通の人よりも感受性が豊かだったから故の閉塞感なんでしょうね。
もしかしたらそういった夏目に対して拙い文章だと嫌悪感が湧くかもしれない背景なのに、いい意味で哀れに思えて引き込まれました。
受:敦彦は意外とひどい。でも、これが案外普通の感覚なのかもと思えるくらいバランスがよかったです。
ドールを壊してしまったから抱かれ -
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ネタバレ初読み作家さん。
絵師さん買い。
移動になった少年課で8年前に告白したがこっぴどい言葉でゲイを詰られた男に部下と上司として再会してしまった受け。 それがトラウマとなって傷心で地元京都に帰ったのに、しかも振られたにも関わらず8年忘れるどころか募る思いを抱えてきたのに。 しかも攻めは婚約者がいるらしい。悶々とする受けに攻めは当時のことを謝罪するので居もしないパートナーの話をしてごまかすしかなく。 鬱々とした切ない系と思いながら読んでいたら、後半あっさり二人の気持ちが通じ合い、しかも怒涛の変態チックなエチに突入にびっくり。
他の人に訊いたら変態作家さんの異名をお持ちなようで、ある意味納得?