あらすじ
極秘で来日したアラブの王国の王子ラシードの警護を言い渡された警視庁警護課勤務の東堂。ワガママな王子に振り回される東堂だったが、言うことをきくかわり「全て時間を明け渡し俺に尽くせ」と条件を出され…!?
感情タグBEST3
甘い
ストーリーは王道かもしれませんけど、すぐくっつかずにちゃんとこう両思いになりましたってところまでちゃんとわかるし、おもしろくてキュンキュンしました。他の作品と微妙に関係のあるキャラクターが多いので他の作品を読んでるとさらに楽しめると思います。
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アラブのわがまま王子×眼鏡SP
日本で療養する国王を見舞うため、来日したラシード王子。
彼の護衛に任命された桂一は、奔放なラシードに振り回されます。
王子のわがままっぷりに辟易する真面目SPが萌えます。
Posted by ブクログ
いつもどおり、できすぎな感はあるけれど、それを納得させるキャラと文章なので、萌え萌えするには十分です。
蓮川先生のイラストがまた合ってると思います。
今回の攻めキャラのお兄さん、アシュラムの話もそのうちでるんじゃないかな~と、ひっそり期待しております。
Posted by ブクログ
『ロッセリーニ家』シリーズのスピンオフ。
警察官僚である父を追うように警察官の道を選び、警視庁警護課でSPとして活躍している東堂桂一。
親の七光りだとか、細い体つきのハンデとか、周囲の声を跳ね返すようにストイックに日々の業務をこなしている。
ある日、日本で極秘入院中のアラブ小国の国王を見舞うため、王位継承者であるラシード王子が非公式に来日し、その警護を任された桂一。
イギリス人の母を持ち、褐色の肌に煌めくような金髪、深い碧の瞳。もって生まれた王族としての風格とまばゆいばかりの華やかな容貌は東洋と西洋の絶妙なハイブリッド。その存在感に周りは圧倒されてしまう。
けれど中身はとんだわがままヤンチャ王子。
周りが言いなりなのをいいことに自由奔放なラシードにイラつき、我慢の限界を越えて、桂一はつい厳しく叱りつけてしまう。王子の不興を買って更迭されると思いきや、図らずも懐かれてしまい戸惑いを隠せない。
けれど純粋にアラブ人ではない事への負い目や家族との確執などラシードが密かに抱えている孤独を垣間見るにつけ、自分にだけ時折見せるナイーブな一面や甘えた素振りに桂一は次第に心を動かされていく。
あんなキランキランでちょっとヤンチャな王子様から誠心誠意愛を打ち明けらられたら、まぁ普通落ちるよね~というのが感想です。
ちょっと叱られたくらいで、ラシードがコロッといき過ぎでしょ…と思わなくもないけど、可愛いげのある年下の男だから許すww