今泉忠明のレビュー一覧
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前々からアザラシはそれなりに好きで、数年前に『寝ても覚めてもアザラシ救助隊』を読んでからはより一層興味を持っていたつもりでしたが、”アザラシ幼稚園”のことはバズるまで全く知りませんでした。
SNSをチェックすることで断片的に施設の情報等は得るようになったものの、こうやってインタビューでお話をまとめて読める事で、施設の概要や理念がわかりやすく頭に入ってきた気がします。
それよりも何よりもカワイイ写真がいっぱい!!ページをめくるたびについついニヘニヘしちゃいました。
”アザラシ幼稚園”では保護個体が自然界に帰せる見込がない場合は安楽死させるのに対して、日本のとっかりセンターでは終生飼育を行うとい -
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マンモス、オーロックス、スチーブンスイワサザイ、シフゾウ、ミヤイリガイ、クアッガ、ウェーククイナ、トキの8種の絶滅した動物の物語。
スチーブンイワサザイの話で、ネコという種族の外来生物としての強さと脅威さを知る。もう、社会に馴染みすぎていて日常に溶け込みすぎて忘れているけど、俗にいうイエネコは外来種で、日本に古来から生息していたわけではないのだものなあ。
ネコが人間の社会に馴染んだのは、可愛さだけではないと思うけども、強い要因の一つでしょうね、根拠はないけど。なんというか、穀物が繁栄するために人類を利用したみたいな言説思い出しました。可愛さでそれを成し遂げて生息域を広げた、みたいな思いついた -
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5歳の孫へ。
それなりに情報量は多く、しっかり読むに小学生中学年以上の学力が必要かと思われるが、それなりに楽しんでいる様子。蔵本もしっかりしていてDVDもついて1600円とはすごく安い。
大人が読んでも楽しく、特に日本オオカミや日本カワウソ等の絶滅したと思われる生き物の目撃情報等が詳しいのが嬉しい。ロマンを掻き立てられる。
その他にも、太古から生き延びていたり絶滅をかろうじて逃れている生物、UMAも紹介されていてなかなか充実している。
DVDがついているが、孫の家ではデッキがないので見られない。QRから見られるなどしてもらえたら満点かな。 -
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くるねこシリーズ愛読してます。
本書は猫のあるある行動について、人間側から見て「こうだな」と思っているものが猫側から見たら「実はこういうことだぞ」という人間想像篇と猫の真実篇を対比して章立てした猫行動解説本です。
コミック仕立てなのでコミック分類にしましたが、ジャンルは猫本ですね。
くるねこキャラの子たちが名前を変えて?登場。この子はあの子が元キャラだな、と思いつつ読むのも楽しい。
最後に「ざんねんな生きもの」の著者の今泉忠明先生とくるねこ先生の対談(解説)がありますが今泉先生が「勘違いでいいのよ」そのほうが幸せかも、というような話をしていてにやにやしてしまいました。
猫が幸せで飼い主も幸せ -
Posted by ブクログ
漢字 小学校高学年以上レベル
フリガナ あり(全ての漢字に)
文字の大きさ 小(絵多め)
長さ 長い(175ページ)
出版年 2018年
内容 絶滅した生き物とその理由をおもしろおかしく紹介。
感想 生き物たちが「自分語り」(絶滅したので、皆、総じてニヒルで愚痴っぽい)する形式で書かれており、これが文句なく面白いし、太古の時代に絶滅した生物についてどうやってここまで調べたのかと感心する。しかしだからこそ、この本に書かれていることの中には調べたことを元にした「推測」も多く含まれていると思われ、子どもたちには「もしかしたらもっと違う事実が存在するかもしれない」「あなたがそれを発見することになるかも