今泉忠明のレビュー一覧
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『どうぶつのかぞく』シリーズの児童科学小説ですね。
文は、佐藤まどかさん。
絵は、あべ弘士さん。
監修は、今泉忠明さん。
チーターの子どもたちが、ひとり立ちをする物語です。
チーターは、ご存知のように、足が速いですが、ライオンやトラ、ヒョウのように、大きな身体で無いために、ハイエナやハゲタカ、ライオン等に、獲物を横取りされます。戦ったら負けるのを知っているのです。
チーターの子どもたちは、母親から、そうした事を学びます。
殊に、メスの方が狩りが上手です。何故かと云うと、メスは成長すると、一匹で行動するからです。
オスたちは、何頭かで協力して、狩りや生活をするそうです。
物語は、そうしたチーターの生態をよく分かるように、綴られています。
馴染みのあるネコ科のチーターの話。ネコ科にも色々な特徴があるのが分かりますね(=^・^=) -
Posted by ブクログ
学生の頃からお世話になっている出版社がある。
気がつけば、本書もその出版社であり、動物に関するいわゆるシリーズものだ。今回も、快適な読書の旅へと誘ってくれた。
本書は、うさぎの習性等について100問の質問に
対して回答する。基本的には、見開き2ページにて質問とその質問に対する回答が記載されている。
ドッグイヤーを量産した本書において特に印象的なのは、以下の8点だ。
★うさぎは、自分の名前を認識する。
★うさぎは、早起きである。
★うさぎは、尿を用いて求愛行動をする。
★うさぎは、窮地にさらされると、鳴く。
★うさぎは、高さ1m、距離3m程度跳ぶ。
★うさぎは、メスが強い。
★うさぎは、10〜12年くらいは生きる。
★うさぎは、骨折しやすい。
絶体絶命のピンチの時は、『キーッ』という鋭い声を出すようだ。
ちなみに、体重に対する骨の割合は、人間が18%で、うさぎは、8%程度らしい。これは、スズメと同程度のようだ。捕食者から逃亡等する際に、骨折のリスクを孕む。
小学生の頃に担当した飼育委員以来、本書を通じて
様々なうさぎのことを想い描けた気がする。
屋外では実現不可能だと思うが、うさぎやねこ等と
生活をともにすることも、興味深い。
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Posted by ブクログ
うさぎに関する豆知識を,その内容に応じたコミックと,有名な哺乳類動物学者である,今泉忠明氏の監修による文章とで,合わせて教えてくれる本。
ペット自体は飼っていないけれども,一般的にペットとして飼われている動物の中でも,うさぎと犬には特に強い関心があったので,試しに読んでみた。
うさぎはかわいい。
植物についての本もそうだが,動物についてとなると,明け透けに,「自然環境とは弱肉強食の世界で成り立っている」ということが,明示される記述が目立つので,正直わかってはいたけど,嫌厭感を催してしまうところはあるし,哀切さや虚しさも覚える。
多分,自分が自然科学に対して好感を抱けないというか,苦手に感じて忌避してしまう理由は,自然の摂理であることを理解していてもなお,残酷な弱肉強食のヒエラルキー社会が好きではないところが大きいからなのだろう。
さて,そんな弱肉強食な自然界において,うさぎは草食動物であり,非捕食動物という,非常に弱い立場にいる生き物である。
私がうさぎに愛着を感じているのは,社会的弱者としての共感性の投影なのかもしれないし,あるいはもっと残酷に,心のどこかでうさぎを弱者として見下して,憐んでいるからなのかもしれない。
だが,私の心情や思考がどうであれ,弱い立場ながらも一所懸命に種を存続させるために,生存戦略を駆使して,過酷な自然環境に対してサバイブしていく姿には,やはり愛らしさを覚えるし,心を動かされるものがあるのは間違いないと思う。
ところで,本書の中で教えてくれていた豆知識の中で,特に強く印象に残ったものとしては,うさぎは母系社会だからメスの方が力関係としては優位だったり,食糞の話題だろうか(笑)
あとペットとして飼われるうさぎで去勢をすると,ボーイズラブも発生することがあると知って驚いた。
うさぎの繁殖力が強いのは,それだけ捕食されて死んでしまう確率が高いからで,野生だと9割は2年間も生き残れないという,儚さも趣深い。
繁殖力の高さは性欲の強さとしても捉えられていて,雑誌の『プレイボーイ』のロゴマークがうさぎなのはその為とか,バニーガールがセクシーな装いとして表されるのも,そのイメージによるところが大きいのだとか。
また繁殖力と関係するのかはともかく(笑)
うさぎや子犬のかわいい様子と,パートナーが一緒に写っている画像を見ると,パートナーに対する愛情が深まるという研究データがあるそうで,個人的には,好きなゲーム(『学園アイドルマスター』)のグッズで,好きなアイドルちゃんたちが,かわいいうさぎと一緒に描かれているグッズに対しては,非常に強く愛くるしさを感じたので,もしかしたら,本能からくる自然な反応だったのかな?とか,色々と考えさせられたりして面白かった。
うさ耳をつけたキャラクターを愛らしく感じてしまうのは,前述の性欲との結びつきも,多少なり関係してくるのかもしれないし,やはりうさぎが非捕食動物だからこその,か弱さのイメージとの結びつきが強くて,より健気に感じて,慈しみの感情を抱きやすいのだろうなあと,身近なできごとや消費活動という観点においても,学べるところが大きい本だった。
やはりうさぎはかわいい。 -
Posted by ブクログ
異国の地で生活を共にする機会を得て以来、
ねこがいる暮らしに密かに憧れる。
本書は、100のトピックを収録している。
基本的には見開き2ページ1トピック完結型の
スタイルを構成する。イラスト等と相まって
各項目における質問に対応する回答が、
読者を魅了してくれる。
この本を通じていわゆる癒しも、ねこが持つ
独特の行動等によるものであることに再認識する。
愛猫を生きとし生けるものとして受け入れると、
様々な過程において無数に教示してくれることが
あることに気付く。
本書は、ねこ好きな方はもちろん、ねこに関心を
示すすべての方に動物行動学の側面から数多くの
興味を提示してくれるはずだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレネコを飼っているわけではないけれど、飼う予定でもないけれど、一回の猫好きとして読んでも面白かった。
子ネコ、大人ネコ、高齢ネコに分けての行動や心理の変化、ペット、家ネコ、野ネコの行動や心理の違いが分かりやすく書かれている。
子ネコの部分を読んでいた時、自分が今子ネコを飼っていたら、育児書を読みながら子育てしている親のように不安に押しつぶされそうになるかもなあ、と思ったり、高齢ネコの部分を読んで、私と同じだなあと思ったり。
高齢ネコ→ものぐさでちょっと頑固で、体形が変わり動きがゆっくりになり、病気が増え飼い主の支えが必要になる…らしいです。
経験が増えて好奇心も不安も少なくなり、身だしなみが面倒になる。
え?私のことですか?
ただ、図解というのは、見た目でわかりやすいという長所のはずなのだけど、手仕事をしながら読むのはちょっと大変でした。古くから私たちの身近にいて、自由奔放さと可愛いらしさが魅力のネコ。そんなネコの仕草や行動から気持ちを理解する方法、良い飼い主のあり方、病気やトラブル対処法について動物行動学に基づき解説。