今泉忠明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最初に思ったのは、絶滅の時期が前後するので頭が混乱するということ。でも内容が面白いのですぐ慣れる。分類としては以下の通り。
①油断して絶滅
②やりすぎて絶滅
③不器用で絶滅
④不運にも絶滅
年表形式でいつの時代かは書いてあるし、巻末に詳しい時代背景の説明もある。
特徴的なのは、その絶滅した生き物自身が自虐的に語るところ。絶滅理由は様々で、環境の変化、ライバルに負けた、人間のせいのどれか。絶滅なんて悲しい話なのに、読むとフフッと笑えてくる。
でも、読み終えた後には、生物の生き死にをふと考えるようになる。人間のせいでこんなにもたくさんの生き物が絶滅していることに驚く。
またこの本は、最初に述べているように、絶滅はひどいことだと言っているわけではない。例えば恐竜が絶滅したおかげで、鳥類や哺乳類が爆発的に進化したように、大絶滅を乗り越えた生き物の中から、次の世代の動物が現れるのだ。
ただし、人間が関わった絶滅は、次の進化した動物を生み出さないことも、忘れてはならない。 -
Posted by ブクログ
少し前に話題になった本ですよね?
子どもさんが面白い!という意味がわかります。
面白かった(笑)
しょっぱな1番初めの「リスはほお袋で食べ物がくさって病気になる」からして、目が点。
そりゃ、残念な生態ですね。。。
270文字で、残念に思われる点と、理由、笑いを詰め込む文章力がすごい!!と思いました。
しかし。。キンギョは、雑に飼うとフナになるんですね。。
知らなかったよ。。
たしかに、知人宅の金魚、フナだったな。。。
その方の性格は、大雑把。。なんとなく納得。
残念と思える点は、進化の過程で変化をしたものたち。
人間の目からは残念に見えるけれど、彼らにとっては、必要なものなんだよな。 -
Posted by ブクログ
ニンゲン、生きてれば大抵悩みが出てくる。
ひとりでウンウン唸っていても苦しいだけ。
他人に相談してもピントのずれた答えが返ってきたり、そもそも相談する相手もいなかったりして。
それならいっそニンゲン以外...他の動物に相談してみませんか?
かれらは同じ地球上で一緒にサヴァイブしてきた仲間逹。
私たちニンゲン=ホモ・サピエンスより長く繁栄してきた先輩逹も大勢いる。
かれらの生き方からヒントを得て、学べば、もしかしたら負のスパイラルから抜けられるかも...。
本書は悩み別にまとめられている。
『生活のお悩み』『家族のお悩み『仕事のお悩み』『恋愛のお悩み』『学校のお悩み』
回答者はイエネコやニホンアマガエルなどの身近な動物からハシビロコウやハゲウアカリなどの動物園でしかお目にかかれないような動物まで、多種多様な面々。
ユーモアとちょびっとの皮肉をまぶしながらも、あたたかで動物愛(ニンゲン含む)に満ちたお答えとかわいくほのぼのしたイラストに癒される。
そして少し身の引き締まる思い。
当たり前だけど、どこの動物の世界もタイヘンだ。
その中で笑っちゃうほどしたたかに生きている動物逹。
悩み解決のヒントというより、‘人間界’という狭い世界の外に目を向けさせてくれるのがありがたい。
あと、他の動物逹の方が‘人間的’だったりする場合もあるのも面白い。
最後は‘答えてくれた’動物逹の写真がずらり。
絶滅危惧種もいてちょっと切なくなる。
どの動物の姿もユニークで美しい。
ヒットした『ざんねんないきもの』シリーズが好きな人は好きかもしれない。