今泉忠明のレビュー一覧
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すばらしい能力を持った生き物たち。
でもその一方で、「どうしてこうなった?」と思わずにいられない残念な部分を生き物たちは持っている。
本書は、その残念な部分に焦点を当てた。
例えば、噛む力は強いけれど、口を開ける力になるとおじいちゃんの握力にも負けるワニ。
頭がいいのに眠ると溺れてしまうイルカ。
猛毒を持っていて、紫外線を当てると輝くのに、それが何の役にも立っていない(?)サソリ……等々。
進化は退化と表裏の関係にあります。
生き残った生物は、進化の過程でたまたまその特質が有利に働いて生き残ったのです。
ですから、今は「残念な能力」がこの後環境の変化に対してどう働くかはまだわからないので -
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読書録「マンガ絶滅する日本の動物」4
著者 今泉忠明、佐藤晴美
出版 講談社
p175より引用
“『ラスカル』を終わりまでよく読めば、ア
ライグマを遺棄したらどうなるかくらい想像
がつこうというものだ。そんな努力もしない
で、見かけがかわいいから、飼ってみたいか
ら……じゃ、たまらない。”
目次から抜粋引用
“チョウセンイタチは東を目指す
アナウサギはオーストラリアを砂漠にする
アライグマは日本で大害獣となる
マングースは奄美の固有種を食い尽くす”
哺乳類研究の第一人者と動物漫画を多く描
く漫画家による、外来生物の脅威を記した一
冊。過去同社刊行「マンガ・動物たちの仁義
なき戦 -
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ざんねんっていうか、生き物の超面白い素晴らしいところだけど、バズるネーミングにしたかったんだろうし仕方ないね
知ってることもたくさんあったけど知らなかったことメモったので書いておく!生き物って素敵!!
カモノハシは汗のように母乳を出す
カツオは興奮するとたてじまがよこじまに変わる
デンキウナギは喉に肛門がある
ワニが口を開く力は30kgだけ
ミズスマシの目は上下に4つ、前が見えない
イッカクの角は左前歯が伸びたもの
ゾウの歯は上下2本ずつだけ、前の歯と入れ替わるので、奥歯は5回生え変わる。でも60年で全てすり減り何も食べられなくなる
コウテイペンギンは2ヶ月間足の上で卵を温め続ける
ミノムシ