今泉忠明のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
先日、よこはま動物園(ズーラシア)に行ってきた。シロクマの巨大プール前の休憩スペースで園内動物たちのウンチを展示していた。その名も「大うんち」展。ほほう、攻めておるの。
草食動物のうんちはご存知のようにデカい。大して栄養のない草から栄養を取り出すわけだから、大量に食べる。入るのものが多ければ、出るのも多い、これ道理。ズーラシアでは象のうんちから紙を作ろう!という体験プログラムもあるらしい。繊維質ばっかりだから、できなくはないのだろう。間違ってもクッキングペーパーにはしないだろうが、その紙、一体どうするの?
ライオンとかチーターなどの肉食動物、意外と小さいうんちだった。肉は栄養価高いから? -
Posted by ブクログ
猫集会をテーマにした文とコラボの写真集。
・猫のカラー写真 沖昌之
・エッセイと物語 「毛玉」前田司郎
「化身」池澤春菜 「猫をやめたい」いしいしんじ
・解説「猫集会の科学」今泉忠明
猫たちは何処へ行くの?何故集まっているの?
なんだか不思議な猫集会をテーマにした写真とエッセイ、物語。
そろそろかな・・・行こう!・・・一緒に・・・挨拶して・・・集まる。
三々五々集まって・・・猫集会・・・時が経ち・・・解散・・・またね!
そんな感じの猫たちの写真が並ぶ合間に、猫集会をテーマにした
エッセイ、物語が顔を出します。最後に猫集会の研究の話。
集会?な場面の猫たちの様子は、等間隔だっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ絶滅した様々な動物が、なぜ絶滅したのか、いつごろ地球上から姿を消したのかといったことが、1種あたり見開き2ページで紹介されている。中には冗談みたいなデザインだったりサイズだったりする生き物も多く、あぁ、そりゃこのデザインとこのサイズじゃ絶滅するわな、と妙に納得できるものも多い。
読者により親しんでもらうためか、絶滅理由の説明は主に「絶滅した動物自身が語る」という体裁を取っているが、数行程度の「きちんとした説明」も入っており、コンパクトながらそれなりにまとまった情報が網羅されている。絶滅した時代が年表で分かるのも、科学の本っぽさを演出するのに一役買っている。
こういう本を読むと、「難しいこと -
Posted by ブクログ
最初に思ったのは、絶滅の時期が前後するので頭が混乱するということ。でも内容が面白いのですぐ慣れる。分類としては以下の通り。
①油断して絶滅
②やりすぎて絶滅
③不器用で絶滅
④不運にも絶滅
年表形式でいつの時代かは書いてあるし、巻末に詳しい時代背景の説明もある。
特徴的なのは、その絶滅した生き物自身が自虐的に語るところ。絶滅理由は様々で、環境の変化、ライバルに負けた、人間のせいのどれか。絶滅なんて悲しい話なのに、読むとフフッと笑えてくる。
でも、読み終えた後には、生物の生き死にをふと考えるようになる。人間のせいでこんなにもたくさんの生き物が絶滅していることに驚く。
またこの本は、最