藤井邦夫のレビュー一覧
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日暮左近こと加納大介が、結城左近を切らなければならなかった本当の理由が、明らかになった、幻斎が、徒党を組み、盗人働きをする甥の刑部と、徒党を組んだ者達の征伐を、大介に命じ、その徒党を組んだ者達の中に、結城左近が居たという、何ともやるせない話だったが、これで、綺麗さっぱり、心の整理をつけて、加納大介として、秩父で暮らしても、良いのでは?いや、是非に、そうして貰いたい。
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また、忍びが、一つ消え、はぐれ忍びが、一人増えた。日暮左近に歯向かっても、勝ち目は無いのに。無駄な事をして、自ら、破滅の道へ突き進んで行く。哀れだな。
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20年という時を経て、親の敵討ちを成し遂げて、自分達の邪魔をし続けた左近と差し違えて殺したと思い込んで、微笑みを浮かべて死んでいった、おかよ。何やら、哀れでならない。日暮左近は、強くて、話も面白くて、けれど、人が、簡単に、死にすぎる………
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命じた者が、生きる屍になっても、自分の頭が殺られても、お館の命が有る限り、お館が死ぬまで、戦い続ける。忍びは、死ぬまで、戦い続けなければ、ならない。厳しい世界だな。
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始まりは、小さな事件だった(出稼ぎに出たまま帰らない父親を、探しに来た娘を助けた)けれど、最後は、大事(抜け荷の取引の用心棒になった甲賀如月との戦い)になった。左近を心配して、駆け付けてきた秩父忍び三人には、とんでもないご褒美が………何に使うのだろうか?
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ほとんど、日暮左近の一人舞台だったな。ちょっとだけ、秩父忍びの助けは、有ったけれど……。忍び同士の戦いになったら、結局は、相手の頭を、殺す迄は、終らないんだね。
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日暮左近の強さは、半端ないな。あまりにも、人をあっけなく殺すのが、嫌だったのだが、悪人なら、殺されても良いかなと思えるようになった。烏坊、猿若、秩父忍びの若者達も、立派に、育っていて、良かった。