藤井邦夫のレビュー一覧

  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 4 名無し

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    内容(「BOOK」データベースより)
    日本橋室町の献残屋『千寿堂』の主夫婦が、盗賊“鬼薊の長五郎”の押し込みに遭って殺された。北町奉行所臨時廻り同心・白縫半兵衛は『千寿堂』をじっと見詰める老人が気になり、後を追う。その最中、何者かに襲われたところを救った半兵衛に、老人は「権兵衛」と名乗る。素性の知れぬ権兵衛だが、どうも鬼薊の長五郎を知っているようだ。半次、音次郎を従えた探索により、次の押し込みの企てを半兵衛は掴むが…。“知らぬ顔の半兵衛”による粋な人情裁きが大好評の、シリーズ第四弾。

    令和3年8月26日~28日

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    2021年08月28日
  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 13 偽坊主

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    歯切れのいい藤井邦夫のお話しです。

    知らぬが半兵衛と秋山久蔵のシリーズは 同じ舞台で動いています。

    周りの人物も一緒です。

    久しぶりに読んでも すぐその世界に入れます。

    周りの人たちも みんな好きです。

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    2021年08月16日
  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 1 曼珠沙華

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    内容(「BOOK」データベースより)
    北町奉行所例繰方同心の白縫半兵衛は元岡っ引の半次を伴い、かつて手先を務めていた役者崩れの鶴次郎の墓参に下谷大興寺を訪れた。その帰り、鎌倉河岸のお夕の店に立ち寄った二人の前に、博奕打ちに追われる若い男が現れる。一方、数日前に病死した定町廻り同心の死因に不審を抱く吟味方与力の大久保忠左衛門は、半兵衛を用部屋に呼び出し、内々に探索するよう命じるが…。“知らぬ顔の半兵衛”の粋な人情裁きを描く、書き下ろし新シリーズ第一弾。

    令和3年8月11日~13日

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    2021年08月13日
  • 隠れ蓑 新・秋山久蔵御用控(十)

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    ネタバレ

     知る人ぞ知る、そして知る人にはこたえられない秋山久蔵シリーズ、新・秋山久蔵シリーズ(^-^) 藤井邦夫「隠れ蓑」、新・秋山久蔵御用控シリーズ№10、2021.5発行。瓜二つ、隠れ蓑、卑怯者、逃れ者の4話。この順に話が盛り上がってゆきます。卑怯者、逃れ者、これぞ秋山久蔵です。また、久しぶりに柳橋の弥平次が活躍します。

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    2021年07月29日
  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 7 隠居の初恋

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    納得いかん……

    初恋の人の娘を助ける老武士の話、清々しい若い武士の話、冬の幽霊騒ぎの話、どれも面白かったけれど、派手な半纏を着た、鶴次郎に似た男の恨みを晴らす手伝いをする「似た男」が、一番、心に響いた。皆が、鶴次郎を忘れられないでいる。音次郎も、頑張ってはいるけれど、鶴次郎を、なぜ、殺したのか、納得出来ない。(作者が……)

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    2021年04月03日
  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 3 緋牡丹

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    ああ……

    秋山家の、おふみは、こういう経緯で、秋山家に奉公する事に、なったんだ。秋山久蔵御用控えの方では、詳細が、無かったから……
    鶴次郎の緋牡丹の絵柄の半纏が、出て来て、懐かしくて、涙が出た。

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    2021年03月31日
  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 2 思案橋

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    皆が、幸せであれば良いけれど

    人情味溢れる裁きに、胸がいっぱいになる。
    罪を見逃して?知らん顔して貰った人達は、幸せに暮らしていけるだろうか?どうか幸せで居て欲しい。
    忠義者の直吉と、しろも、主の敵討ちが出来て、良かった。しろも、幸せにね。

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    2021年03月30日
  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 1 曼珠沙華

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    お帰りなさい。

    鶴次郎の死から4年後、半兵衛が、臨時廻り同心に、帰って来た。
    「旦那のような方に、見廻りして貰えれば、安心なのに……」茶店の老亭主の言葉の通りだ。
    また、新しいシリーズで、楽しませて貰いたい。

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    2021年03月30日
  • 騙り屋 新・秋山久蔵御用控(二)

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    まだまだ……

    騙り屋の話の中の、弥平次の、お爺ちゃんぶりが、ただただ微笑ましい。
    悪いヤツは、どんな身分の者でも、許さない。相変わらず、格好良い秋山久蔵も、髪に白いものが……
    けれど、まだまだ、頭も剣も切れ味が、良い。
    一話ずつ、片付いて、哀しい結末も有るけれど、悪人が、必ず、やっつけられて、気分が、スッキリする。

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    2021年03月22日
  • 恋女房 新・秋山久蔵御用控(一)

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    前作より、十年後

    各々、歳を取っていて、亡くなったり、隠居したり、子供達は、大きくなって、若い手下や奉公人も増えていて、結婚したり、子供が出来たり、十年、色々有ったんだろうなぁと、感慨深く読ませてもらいました。
    新しいシリーズも、面白そう。期待大です。

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    2021年03月22日
  • 合本 秋山久蔵御用控 全30巻【文春e-Books】

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    三十冊、合本、読破!

    う~~ん、凄かった!
    三十冊を一気に読む!、さすがに読みごたえが、有った。
    秋山久蔵、悪人には、あくまで厳しく、どんな身分の者へも、恐れること無く、立ち向かって行く。
    けれど、弱き者へは、優しく、温情溢れる裁きをする。
    時代劇は、こうでなくっちゃ。哀しい結末の話も有ったけれど、すっきり終わる話が、多かった。
    一話ずつ完結で、四話で、一冊。飽きること無く、三十冊を、読み終えた。
    新シリーズで、十年後の話が有るので、また、楽しみに読みたい。

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    2021年03月21日
  • 笑う女 大江戸閻魔帳(四)

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    ♪~泣いているのか笑っているのか後ろ姿の素敵なあなた~♪ そんなハニーナイツの歌が聞こえてきそうな「笑う女」、藤井邦夫 著、大江戸閻魔帳シリーズ№4、2020.5発行。地本問屋「蔦屋」の二代目お蔦に頭が上がらない戯作者の青山麟太郎の物語。笑う女、操り人形、椋鳥、娘白波の4話。陰で麟太郎をサポートする南町奉行の人情裁きが小気味よいです。

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    2020年07月14日
  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 10 再縁話

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    後添えの話、最後なんかホッとした。
    いつも気になるのは曼珠沙華で出てきた音次郎の茶箱の上のせんの位牌、どんな母親だったのか、父親は?いつ出てくるのかしら。

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    2020年06月19日
  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 9 招き猫

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    白縫半兵衛、半次、音次郎、そして半兵衛の上司大久保忠左衛門。藤井邦夫 著「招き猫」、新・知らぬが白縫半兵衛手控帖シリーズ№9、2020.1発行、三下仲間、出戻り、招き猫、虎落笛(もがりぶえ)の4話。コメントは「面白い・痛快」に付きます。出戻りでは、悪役の名前が頭の麻生に小泉、岸田、河野ら浪人たち、笑ってしまいました。虎落笛では、大久保忠左衛門の半兵衛並みの粋な裁きが見られます。

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    2020年02月15日
  • 忍び恋 新・秋山久蔵御用控(六)

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    これぞ秋山久蔵、藤井邦夫さんの大人気シリーズ、好調です。「忍び恋」、新・秋山久蔵御用控え№6、2019.12発行。忍び恋、人別長、色事師、地廻りの4話。しゃぼん玉売りの由松が「忍び恋」で、いい仕事をしています。新シリーズに変わり、剃刀久蔵がおとなしめの感がありましたが、今回は人情裁きと切れ味、冴えています!

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    2019年12月27日
  • 渡世人 大江戸閻魔帳(三)

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    藤井邦夫 著「渡世人」、大江戸閻魔帳シリーズ№3、2019.10発行。渡世人、絵草子、一代記、美人画の4話。焔魔堂赤鬼こと戯作者の青山麟太郎、その脇を地本問屋「蔦屋」の二代目主のお蔦が締めます。なかなか味わい深い4話です。テンポも良く、藤井邦夫さんならではのシリーズと思います。

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    2019年11月11日
  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 8 戯け者

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    藤井邦夫 著「戯(たわ)け者」、新・半兵衛シリーズ№8、2019.6発行。美人局(つつもたせ)、長い一日、こそ泥、戯け者の4話。長い一日と戯け者は、いつも通りの面白さです。美人局とこそ泥は読むのにいつもより時間がかかりました。それは自分の老いか、著者(作品)の老いか・・・w。

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    2019年07月08日
  • 返討ち 新・秋山久蔵御用控(四)

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    藤井邦夫 著「返討ち」(2019.4)、新・秋山久蔵御用控シリーズ№4、裏の顔、返討ち、親父橋、俄狂言の4話。相変わらずの安定さ、おなじみのキャスト、テンポがよく、情けが身に沁みます。裏の顔は情けない男の話。返討ち、武家の女、早苗の哀しい生き様。親父橋、これこそ藤井作品だと膝を叩きました。柳橋の二代目、幸吉がおくみ(亭主が怪我、小さい娘のため夜鷹になってお金を・・・)に1両をお礼として渡す場面、それを称える雲海坊、良かったです。俄狂言は馬鹿な金持息子の話、興ざめします。

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    2019年05月02日
  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 7 隠居の初恋

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    藤井邦夫 著「隠居の初恋」、新・白縫半兵衛シリーズ№7、2019.2発行。安定感抜群の藤井邦夫さんのシリーズ、冬の幽霊、隠居の初恋、似た男、田舎芝居 の4話。隠居の初恋、似た男が良かったです。北町奉行所 臨時廻り同心 白縫半兵衛、田宮流抜刀術が冴えます。悪人は容赦せず、情けには厚い男。

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    2019年03月07日
  • 大江戸閻魔帳

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    藤井邦夫さん、新しいシリーズの始まり、新しいヒーローの登場です。「大江戸閻魔帳」、2019.1発行。南町奉行の(隠し)孫という設定。青山麟太郎、23~4歳、173cm、戯作者、神道無念流の達人。剣の強さは秋山久蔵張り、情けの深さは白縫半兵衛仕込みのよう。焔魔堂赤鬼として事件を解決、そして戯作に。脇を占めているのが同い年で地本問屋二代目のお蔦。お蔦は暗に好きだと言ってるのに、恋には鈍い麟太郎w。写楽は誰だ、駆け落ち始末、未練者仕置、閻魔の仇討の4話。藤井さんの作品は、まわりくどくなく、軽快なテンポがいいです

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    2019年02月07日