藤井邦夫のレビュー一覧
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四話共、心に沁みる良い話だった。特に一話目の「追跡者」の高柳又四郎の死には、感じるものが有った。身を挺して、久蔵を、姉の銃弾から守ったのだから。
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瓜二つ という短編
シャボン玉売りの由松に 瓜二つの竜吉というあくとうがいた。
由松は間違っておそわれる。
うーん そんなに似てる人がいると気持ちが悪いね!
第3章 卑怯者
久蔵の娘 小春が与平の爺ちゃんの背中さすってやったり。
いい子に育ってるなあ!
大助は 和馬の奥さんの百合江を見かける。
様子がおかしい。つけていく。
大人になったなあ!
しかし この訳ありそうな百合江さん
亭主の和馬に何も言わない。
言わなすぎ。
武家の奥方は こんなに喋らなかったのか?
よほど言えない訳でも
と思うと なんだ!それなら早く言えよ!
4話には柳橋のご隠居が出てきます。
まだまだ かくしゃくとしてい -
Posted by ブクログ
4話のお話しです。
忠義者 で
秋山久蔵の息子 大助が 学問所で聞いた話しを言いに来る。
父上 淡路坂に 夜な夜な白狐が現れるそうです。
あら そんなことを言えるくらい大きくなったのねえ!
柳橋の親分 幸吉に 大助は 団子をご馳走になりながら 白狐の噂を話す。
久蔵は
俺が聞くと 大助は大袈裟にいうかもしれない。
柳橋には いい加減なことは言わねえだろうと思って!
と言う。
他人だけじゃなく 自分の息子の心うちもわかってるところが いい!
心もちがまっすぐな人 亭主を助けたい 健気な女房 そういう人がみな助かって
悪いやつが 捕まっちゃう
現実には難しいけど
気持ちがよくなる話しです -
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黒木裕一郎の本当の父親が、誰だったのか?なんていう詮索など、今更無用。おすみの、恩返しも、見守るだけで良い。悪人は、悪業を暴かれて、滅びたのだから。いじめをしていた、性根の歪んだ古手の手代は、死罪になり、愚かな主は、自らの愚かな所業の報いを受けた。悪を憎み、これを許さないが、情けを、かけるべき所には、情けをかける。流石、秋山久蔵。
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秋山久蔵、良いなぁ〜
弥生と由衣の母娘の、潔い生き方も良い。母方の名字を名乗り、過去にとらわれず、今を、真っすぐに生きている。
大助の、長い一日も、終わった後は、くすっと笑える。本人は、随分、大変な思いを、したんだろうけれど(笑) -
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待ってました!
今回は、悲しい話が多かった気がする。死んでしまったら何にもならないじゃない……最後の大久保様のくしゃみで、終わるくらいの話ばっかりだと、良いんだけどね。それにしても、五郎八のとっつぁん、良い役割をするね(笑)
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スッキリ
柳橋の面々と、今回は、隠居の弥平次も、出て来たな。彼らと、久蔵達で、一冊の内で、4件も、事件を片付けてしまう。サクサク片付いて、気分が、スッキリする。
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すっきり
秋山久蔵と、柳橋の面々の仕事には、抜かりがないな。事件の全容を、明らかにして、悪人を、きっちりと捕まえて、仕置をする。だから、読後が、すっきりする。
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良いねぇ
罪を憎んで、人を憎まず。罪を償った者には、温情をかける。良いなぁ。それしても、五郎八の父っつあん、半兵衛の屋敷で、昼寝してるなんて、思わず、くすりと笑ってしまった。
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人生色々
養子に出した息子の成長を、陰ながら見守る母。恋する男を助けんと、嘘の証言をした娘。盗賊の囲われものだった母と瓜二つだったため、盗賊に脅され、片棒を担がされる所だった女。妻の敵討ちを成し遂げて、切腹して果てた親友の介錯をした男。人生は色々。それらの事件の裏には、秋山久蔵の乙な裁きが、光る。