藤井邦夫のレビュー一覧
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無情なり
たかが、刀一本の為に、戦わされて、滅び去った甲賀忍びと木曾忍び。左近が、無念を晴らしてやったが、死んでしまった者達は、戻らない。無惨というよりか、無情なりだ。
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ふざけた話から……
薬種問屋の若旦那の恋煩いというふざけた話から、死んだ盗賊の埋蔵金、その始末を巡る左近への敵討ち迄、面白く読んだ。秋山久蔵が、出てくるのも良い。秩父忍びの猿若が、出稼ぎとかで、ちょっと出てくるのも愛嬌。
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公事宿巴屋、良い仕事してますね
公事宿巴屋出入物吟味人の仕事、二話。どちらの話も良かった。青山久蔵も、ちょっと出て来て、ご愛敬。陽炎も、少しだけ顔を出して、これも、良い仕事してた。
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公事宿の出入物吟味人の仕事
久々に、忍びの残忍な戦いや暗躍の無い、公事宿の出入物吟味人の仕事だった。こういう話の方が、良いと思う。三話とも、それぞれに、面白かった。
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修羅の道を行く
日暮左近という男は、忍びの者達を、使い捨ての道具として扱う権力者達に、一太刀を浴びせて怨みを晴らし、自らを狙う者達を斬り捨てて、一人で、修羅の道を行く。
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少し、慣れてきた。
家斉は、女好きの子沢山……あまりよく描かれてない。特に、藤井作品においては……。表は、公事宿の見届け人の出来事だけれど、裏は、非常な忍びの戦いだから、斬った張ったの描写が、残虐になるんだな。少しだけ、慣れてきた。
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富籤始末
紀伊藩がらみの、怨念を闇に葬る喬四郎
麻衣は、生きる道を見つけ、幼馴染の数馬を手にかける
吉宗の、天下人としての「孤独」「非情」「寂寥感」に、ウルウル感が良い
寒々とした虚しさだけの、ストーリーだが、義父母の口争いが「一服の清涼剤」か
才三とは別に、もう一人「手駒」を登場させて欲しいですね
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良いねぇ。
白縫半兵衛、秋山久蔵、弥平次、渋い主人公も、良いけれど、神代新吾、若い人も、良いねぇ。いつもの登場人物達も、いつもの味を出していて、良かったけれど、初めて登場した手妻の浅吉も、良いねぇ。
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藤井ワールドに、どっぷり
白縫半兵衛から始まって、秋山久蔵、弥平次と、すっかり、藤井ワールドに浸りきって居ます。あちこちで、関わりあいながら、進んでいく話が、面白いです。次は、誰の話を、読もうかな?
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皆さん、お幸せに。
事件にならなくて良かったですねぇ。若い人達は、立ち直って、幸せになって欲しいものです。背の高い眉毛の上に傷持つ女誑し……うーん、嫌なヤツを思い出した。
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ちょこっと顔を出す人達
鶴次郎、懐かしいなぁ。この時には、まだ、生きているんだ。長七は、藪十の主になったんだ。寅吉は、まだ、行商の鋳掛屋をやってる。白縫半兵衛、秋山久蔵、そして、弥平次、それぞれの探索が交錯する。あちこちに、ちょこっと顔を出す人達。出て来た時、何だか楽しい。