【感想・ネタバレ】赤い珊瑚玉~日暮左近事件帖~のレビュー

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Posted by ブクログ 2020年01月10日

赤い珊瑚玉 ー 日暮左近事件帖シリーズの7作目

2019.11発行。字の大きさは…中。
年季証文、妖刀村正、無明斬刀の短編3話。

【年季証文】
常陸国日笠村の百姓・良吉は、女房・おしまが2年の女中奉公の年季が明けたにも関わらず料理屋「松葉屋」から帰ってこないので公事宿「巴屋」の主・彦兵衛に相談す...続きを読むる。
彦兵衛は、出入物吟味人の日暮左近と松葉屋の主・吉兵衛と会いおしまについて聞くが…。
最後は、日暮左近の剣が炸裂する。
剣は瞬速……。
左近は、僅かに腰を沈めて頭上高く構えた刀を真っ向から斬り下げた。
閃光が交錯した…。

【妖刀村正】
仏具屋秀麗堂のお内儀のお佐和は、「巴屋」の主・彦兵衛に旗本・大倉主水に貸した妖刀・蓮華村正の取戻しを依頼する。
大倉主水は、畳針で殺されていた。
誰が殺したか…。
村正は、徳川将軍家の始祖家康の祖父や父の命を奪い、嫡男の介錯に使われた刀だった。以来、村正は徳川家に仇なす妖刀と噂された。
妖刀村正を持てば、徳川将軍家に異心ありと疑われる。
それ故、大名旗本たちは村正を持つのを躊躇い、持ったとしても必死に隠した。
大倉主水の屋敷から妖刀・蓮華村正がなくなっていた…。

【無明斬刀】
加納平四郎は、巴屋の彦兵衛とおりんに恨みを晴らすため、博奕打ちの黒門町の清五郎の貸元に、巴屋の彦兵衛と姪のおりんの動きを探らせる。
5千石の寄合旗本加納家は、領地の甲州大河内村の百姓衆を苦しめたため事が御公儀にしれ上様のお怒りに触れ当主である兄・敬一郎は切腹、御家は断絶となる。弟・平四郎は浪人になる。
その大河内村の百姓衆が御公儀に訴え出る手伝いを巴屋のおりんが手伝っていた。
加納平四郎は、巴屋の彦兵衛とおりんに恨みを晴らすため、おりんを連れ去り彦兵衛を小日向の馬場におびき寄せる…。

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