あらすじ
凄腕の隠密・喬四郎は、将軍・吉宗に仕える「御庭番」。
弟分の才蔵と共に隠密御用にあたっていた。
ある日、吉宗に呼ばれ馳せ参じたところ、抜け荷探索をしていた目付配下の侍が殺されたときく。
死体から見つかったのは、南蛮渡りの連発銃の弾。
武器の抜け荷の実態を探るなかで、喬四郎も銃で撃たれ傷を負ってしまう。
一方、才蔵は探索中に連発銃を手に入れるも、なぜかそのことを喬四郎には隠していて――。
怒濤の展開に息を呑む、忍者活劇シリーズ完結編!
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Posted by ブクログ
こういう終わり方かぁ、とびっくり。
いくらでも続けていけるシリーズだったのに。終わりを急ぐ理由があったのかしら。
登場人物それぞれが気に入っていたので、残念な気持ちです。
Posted by ブクログ
藤井邦夫「裏切り」、江戸の御庭番シリーズ№7、完結編、2021.1発行。8代将軍吉宗の隠密御庭番の倉坂喬四郎の最後の相手は、6連発銃に己を失った弟分の加納才蔵でした。喬四郎と妻佐奈、娘奈々と舅佐内、姑静乃に穏やかな日々が来ることを願いつつ・・・。