あらすじ
罪を犯してでも、男が守りたかったものとは――。
秋山久蔵の粋な人情裁きが冴え渡る!!
浪人ふたりを殺害し、逃亡していた指物師の伊佐吉が、江戸へ舞い戻ってきたらしい。
報せを聞いた秋山久蔵は、かつて伊佐吉が凶行に及んだその理由を知り、
彼が再び罪を犯す前に食い止めようと奔走するが……。
なぜ伊佐吉は、捕まる危険を顧みずに江戸へ戻ってきたのか。
優しき男が背負った罪の重さとは?大人気シリーズ第十弾!
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Posted by ブクログ
瓜二つ という短編
シャボン玉売りの由松に 瓜二つの竜吉というあくとうがいた。
由松は間違っておそわれる。
うーん そんなに似てる人がいると気持ちが悪いね!
第3章 卑怯者
久蔵の娘 小春が与平の爺ちゃんの背中さすってやったり。
いい子に育ってるなあ!
大助は 和馬の奥さんの百合江を見かける。
様子がおかしい。つけていく。
大人になったなあ!
しかし この訳ありそうな百合江さん
亭主の和馬に何も言わない。
言わなすぎ。
武家の奥方は こんなに喋らなかったのか?
よほど言えない訳でも
と思うと なんだ!それなら早く言えよ!
4話には柳橋のご隠居が出てきます。
まだまだ かくしゃくとしています。
昔かかわりのあった伊佐吉
江戸に戻ってきたけど いい奴だった。
気持ちよく
終わり あーよかった!
という本でした。
良いなぁ~~
柳橋の弥平次、老いたりとは言え、未だ健在。秋山久蔵家と、柳橋の一家との、絶妙な連携と、変わらない久蔵の強さ。悪いヤツには、徹底的に、容赦ないが、心有る者には、温情をかける。安定の面白さ。