【感想・ネタバレ】返討ち 新・秋山久蔵御用控(四)のレビュー

あらすじ

息詰まる展開の「新・秋山久蔵御用控」第4弾!

武家の妻女風の女が、名前も家も、昔のことも分からない状態で寺に保護された。だが久蔵の手下が見張りにつく中、女は姿を消した。女は何もわからない“ふり”をしているのではないか――。
一方、仇討免許状を届け出た若い侍が、武家の妻女を探していた。侍は元宇都宮藩藩士で、兄を朋輩に斬られ、その敵を討つつもりだという。そしてその兄の妻こそが、何もわからないふりをしていた女のようだ。
だがその頃、その女は敵であるはずの男を探し当て、そこに身を寄せていた。
はたして事の真相は、そして女の目的は何なのか?

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Posted by ブクログ

藤井邦夫 著「返討ち」(2019.4)、新・秋山久蔵御用控シリーズ№4、裏の顔、返討ち、親父橋、俄狂言の4話。相変わらずの安定さ、おなじみのキャスト、テンポがよく、情けが身に沁みます。裏の顔は情けない男の話。返討ち、武家の女、早苗の哀しい生き様。親父橋、これこそ藤井作品だと膝を叩きました。柳橋の二代目、幸吉がおくみ(亭主が怪我、小さい娘のため夜鷹になってお金を・・・)に1両をお礼として渡す場面、それを称える雲海坊、良かったです。俄狂言は馬鹿な金持息子の話、興ざめします。

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2019年05月02日

ネタバレ 購入済み

ちょっとほろ苦い

今回の話の読後感は、スッキリという感じでは無くて、ちょとほろ苦い感じだった。
嫌なヤツは、とことん嫌なヤツだった。けど、それが、やっつけられたから、まぁ、良しとするかな。

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2021年03月23日

Posted by ブクログ

安定の秋山久蔵と愉快な仲間たち
趣味のように犯罪を懲らしめ非道な目にあう者たちを助ける
金持ちの道楽みたいなシリーズです

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2019年08月22日

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