藤井邦夫のレビュー一覧

知らぬが半兵衛手控帖：９ 捕違い

藤井邦夫

良いですね
又も新シリーズですが、すべてを探りながらも
知らないことにできる度量がただの同心とは
思えません！知らん顔の半兵衛がせめてもの
平安を庶民に与えるのだ

知らぬが半兵衛手控帖：２０ 夢芝居

藤井邦夫

昔馴染、女たらし、幽霊花、夢芝居の4話。このシリーズの終わりで、
藤井さんのお話しの登場人物の中で結構好きだった鶴次郎とお別れの巻。半兵衛さんや半次は他のお話しに出てきてもらいたい。

秋山久蔵御用控 付け火

藤井邦夫

秋山家に新しい奉公人の太市が加わり、これからまた新しい展開が繰り広げられそうで楽しみです。

いつ読んでも 秋山久蔵 かっこいい！

養生所見廻り同心 神代新吾事件覚 指切り

藤井邦夫

「知らぬが半兵衛」シリーズに登場した、養生所廻りの若き同心、神代新吾が主人公。

新吾の、若さゆえの未熟さや、真っ直ぐすぎる正義感。
それらを直接的な描写に頼らず、新吾や仲間たちの言動を通して読み手に伝える著者の筆力に圧倒されました。
映像作品に多く携わってきた著者ならではの表現手法といえるでしょう。

物語の構成としては、驚くような展開や奇抜なアイディアは見られないものの、収録されている4篇のどれもが、読み終わった後、じんわりと胸にあたたかさやせつなさを残していきます。

知らぬが半兵衛手控帖：８ 離縁状

藤井邦夫

2/12-2/13良かったんだけど、別作品の「秋山久蔵御用控」の主人公秋山久蔵まで出すこと無いと思うけど、、。今回は久蔵の奥さんまで出してきた。「秋山久蔵御用控」に白縫半兵衛が出てくることもあるし、ちょっとずるだよね。

無駄死に～日暮左近事件帖～

藤井邦夫

[boof]

日暮左近は、自分の仕事をしただけ……彼が通った道には、死体の山が築かれ、そして、誰も、居なくなった。後は、虚しい風が吹くだけ。

白浪五人女～日暮左近事件帖～

藤井邦夫

[boof]

女白波と、盗賊一味と、木曽忍びが、盗賊の隠し金を巡って、騙し騙され死闘を繰り返す。最後に勝ち取った、木曽忍びの小頭、飛猿を、左近が、殺した事で、隠し金の在処は、また、不明になる。何だか、虚しい。

無双流逃亡剣 御刀番 黒木兵庫

藤井邦夫

水戸藩側室の子を嫡子とさせないため、正室が柳生を使い暗殺依頼を出す中、昼行灯だった兵庫が水戸から江戸まで子を護衛する剣客小説。

無事辿り着くことは前提だけど、明るい大団円では無い哀しさが後を引きました。

新・御刀番 黒木兵庫 ： 1 無双流仕置剣

藤井邦夫

逃亡剣から7年後、不穏な江戸屋敷に水戸から舞い戻る兵庫。
水戸藩正室峰姫の思惑を利用する黒幕との3編。

逃亡剣の頃の兵庫の方が、もっと人情味があったかな。
若かったから？
悪役をサクサク討伐アッサリ解決。

逃亡剣のラストでも嫡子問題が不安視されてたけど、7年経って更に激化してた。
峰姫の懐妊、疑惑、今後の動向など、火種はまだまだ尽きないようです。

手遅れ清州 藪医者日誌

藤井邦夫

どこかで読んだ．同じ情景だ，と毎度思いつつ最後まで読んでしまう藤井作品．「手遅れ清州 薮医者日誌」はまさに医者版「知らぬが半兵衛」である．強きをくじき弱きを助ける，と言う定番の勧善懲悪ストーリー．蘭方医として確かな腕を持つ半井清州が自慢の拳法で社会の闇も治療する．読むには楽しいが，焼き回しの半兵衛は今後は避けてほしいところか．

十手浪人 名無しの権兵衛悪党狩

藤井邦夫

うん、それなりに楽しめた。
時代小説は簡潔で好き^^
あれこれ考えないでもすーと入ってくるから気が楽。

藤井さんの本はすんなり隙間時間に読めて好き^^

笑う女 大江戸閻魔帳（四）

藤井邦夫

読みやすかった。タイトルの「笑う女」はちょっとありきたりな内容でイマイチ入ってこなかったけど、このスタイルなんだね、、、と納得して読み進んで、結果とても読みやすかった。あまり深読みしないほうが良いんだと思う。

介錯人 新・秋山久蔵御用控（十五）

藤井邦夫

新秋山久蔵⑮
南町奉行所与力の秋山は行政手続きを省いて
現地で処分しているのは問題にならないのだ
ろうか？(´･ω･｀)

今日も今日とて秋山組の目の前で悪事が行わ
れて、筋読みが適格だから悪人の親玉も探索
されて、狙われる商人も検討がついて、無事
悪事を阻止するのであった

忍び狂乱～日暮左近事件帖～

藤井邦夫

内容（「BOOK」データベースより）

公事宿「巴屋」の出入物吟味人となった、もと秩父忍びの日暮左近。ある日、左近が手裏剣で襲われた。出入物吟味人として狙われたのか、それとも秩父忍びの過去に関わりがあるのか。探ると、かつて秩父忍びの仲間で許嫁でもあった陽炎たちも襲われていた。怒る左近を、権力亡者と凋落した忍びたちの暗闘が待ち受けていた。大好評を博したシリーズ待望の続編、第六弾。

令和5年8月3日～5日

将軍家の血筋～日暮左近事件帖～

藤井邦夫

内容（「BOOK」データベースより）

公事宿「巴屋」の主・彦兵衛は、大身旗本の屋敷の前で、秩父忍びの陽炎に似た女に会う。陽炎とは、出入物吟味人として巴屋で働く日暮左近の元恋人だった。彦兵衛から知らされる左近が調べ始めると、はたして女は陽炎であり、幼な子を警固していた。その背後に、御三卿の当主の座を巡る大きな権力争いが―。大仕掛けの展開にハマる藤井邦夫の代表シリーズ第四巻。

令和5年6月21日～22日

阿修羅の微笑～日暮左近事件帖～

藤井邦夫

内容（「BOOK」データベースより）

出入物吟味人として日暮左近が働く公事宿巴屋に、亡き父の借金を返せと迫られているという男が訪れた。巴屋では仕事を引き受けたが、借金の返済を迫っていた男は殺され、依頼人の男は町奉行所に捕まってしまう。男の背景を探る左近の前に現れる謎の刺客。最も強い青い眼の遣い手との死闘の末に左近の運命は―。衝撃の結末が待つ藤井邦夫の代表シリーズ第三巻。

令和5年6月17日～20日

無双流逃亡剣 御刀番 黒木兵庫

藤井邦夫

純粋にチャンバラの面白さに堪能した。ちょっと出来すぎ、と思うところもあるけど、昔の時代劇を見ているようだった。

新・知らぬが半兵衛手控帖 ： 17 律義者

藤井邦夫

知らぬが半兵衛、本日も手下を使って事件
を解決したけど、犯罪に巻き込まれた人の
やむにやまれぬ犯罪を見逃すものだから、
手柄が無いのだよ(´･ω･｀)なのに信頼ある

朴念仁 新・秋山久蔵御用控（十四）

藤井邦夫

長いシリーズは息子の成長で時の流れを感じ取る☺️
(大助、朴念仁と言われるのは大人に見られ始めたからだよ)

日溜り勘兵衛極意帖 ： 9 冬の螢

藤井邦夫

内容（「BOOK」データベースより）
口入屋の女将おせいが営む恵比寿屋に出入りする浪人榎本平四郎。その平四郎が旗本本田家の周辺を嗅ぎ回っていた。無外流の遣い手でもある平四郎の動きに不信を抱いた眠り猫の勘兵衛は、骨董品好きの当主本田織部に故買屋の吉五郎を近付け、その用心棒に平四郎と己をつけるよう画策する。平四郎が本田家を狙う目的とその真意とは!?大好評書き下ろし時代小説、シリーズ第九弾

令和5年2月27日～3月2日