藤井邦夫のレビュー一覧

  • 新参者 新・秋山久蔵御用控(五)
    安定の時代劇
    イザとなれば腹切る覚悟の秋山も
    目付と仲良くなってから万能になった
    この小説はいい人物も描かれる
    でも不幸なケースが多い
  • 日溜り勘兵衛極意帖 : 2 仕掛け蔵
    根岸の里に、火の当たる小さな家、年老いた黒猫と住むのは浪人、勘兵衛。

    口入れ屋のおせい。白髪頭の故買屋を営む吉五郎。
    しもた屋の留守番をする丈吉が子分。

    身近な事件や気になる出来事から、外道商いの悪者を懲らしめる、やはり泥棒だ。

    かき集めるように仕事はしない。
    何やら生き方がある泥棒集団だ。
  • 新参者 新・秋山久蔵御用控(五)
    藤井邦夫 著「新参者」、新・秋山久蔵御用控シリーズ№5、2019.8発行。浅葱裏、粋な女、幼馴染、新参者の4話。新参者は流石藤井邦夫さん、秋山久蔵シリーズでした。でも(辛口ですが)あとの3話は、藤井邦夫さんにしては、秋山久蔵シリーズとしては、テンポがいまいち、切れ味も悪い気がします。
  • 忍び狂乱~日暮左近事件帖~
    絶滅寸前の秩父忍者復興
    陽炎の想いは分かるがソコには積極的に協力をしない左近
    でも、幼い忍者が人質にされた
    怒りにあまりに二つの忍者集団(二荒と風磨)を壊滅しちゃあダメ
    ゴジラなみの破壊力のラストが、公事宿の仕事に向かうでは、スケールが違いすぎで設定がもはやムリではないか!
    面白いから許しマスケド
  • 三つの顔 大江戸閻魔帳(二)
    だんだん事件に対する感覚や対応が手馴れて来た
    それにつれて自分の作品も手馴れて来たのか
    読者がソコソコいるようで・・・売れて来た!
  • 返討ち 新・秋山久蔵御用控(四)
    安定の秋山久蔵と愉快な仲間たち
    趣味のように犯罪を懲らしめ非道な目にあう者たちを助ける
    金持ちの道楽みたいなシリーズです
  • 大江戸閻魔帳
    ライトな時代劇
    主人公の魅力がまだ出てない
    事件を解決してそれをネタに戯作を格趣向
    そんなの作家じゃねえ!
  • 将軍家の血筋~日暮左近事件帖~
    タイトルが物々しいが、この時代は30人もの血筋(幼く亡くなったものを入れればさらに増える)がいたんだよね
    藤井先生の忍者もの
    最強の日暮左近
    アチコチで名乗って歩く忍者です(笑)
  • 忍び崩れ 江戸の御庭番 3
    御庭番になった時、こんなに強かったかしらん
    さて、家光公のたくらみが暴かれずに幕府最大の秘密になります
    そんな~って、突っ込みを入れないで忍者同市の壮絶な戦いを楽しみましょう
  • 無銘刀~御刀番 左京之介(十一)~
    終わった・・・読みやすいし小気味よいシリーズだった
    最後の方は幸せもつかむ左京之介・・・完璧すぎる
  • 阿修羅の微笑~日暮左近事件帖~
    先月、ウルトラマンを見た
    最新だけども色々と初代ウルトラマンを
    見たものさえ楽しませようとしている
    面白い・・・HDさえいっぱいでなけりゃ
    録画したのに( ノД`)シクシク…

    日暮左近の物語に青山久蔵登場!
    やばい
  • 陽炎(かげろう)の符牒~日暮左近事件帖~
    陽炎は過去に生きる女
    秩父忍者復興を夢見るが、自分が育てたみなしごたちは成長の途中だし左近は振り向いてくれないし
    忍者同志の壮絶な戦いの後、のんびり公事宿の主とヤマを終えるアンマッチ感が今回は楽しかった(笑)
  • 無銘刀~御刀番 左京之介(十一)~
    藤井邦夫 著「無銘刀」、御刀番 左京之介シリーズ№11、2019.3発行。汐崎藩、左京之介、霞左文字が舞います。妻おゆい、右に佐助、左に楓を従えて粛々と。今回が完結編です。藤井邦夫さんのシリーズとしては「おとなしめ」のシリーズでした。楽しませていただき、有難うございます! 新しいシリーズを期待してい...続きを読む
  • 裏切り 新・秋山久蔵御用控(三)
    藤井邦夫 著「裏切り」、新・秋山久蔵御用控シリーズ№3、2018.12発行。紅葉散る、裏切り、臆病風、面汚しの4話。「紅葉散る」と「裏切り」、あまり後味がよくないです。「臆病風」、いまいちでした。秋山久蔵、剃刀から電動シェーバーに変えたのでしょうかw。「面汚し」では、剃刀久蔵が復活してます(^-^)...続きを読む
  • 出入物吟味人~日暮左近事件帖~
    ついに自分の素性を知った
    なぜ、親友を斬ったかもわかった
    記憶はあいまいだけどね
    自分の根底がわかったのは救いですね
  • 源氏天一坊 江戸の御庭番 2
    吉宗の御落胤の話
    悲壮感がなく達観しているのが魅力の主人公
    天一坊を見のがすのは、お庭番としては問題だが、ナイスな判断だと思う(´・ω・`)
  • 新・知らぬが半兵衛手控帖 : 5 片えくぼ
    半兵衛の知らん顔ぶりはますますひどくなる
    殺人を犯したものも「いわば正当防衛」みたいな理屈で上司まで巻き込んでしらんぷり!
    再出仕を乞われた立場だから強気なのか?
    南町奉行所のコンプライアンスは大丈夫か?
  • 騙り屋 新・秋山久蔵御用控(二)
    藤井邦夫 著「騙り屋(かたりや)」、新・秋山久蔵御用控シリーズ(二)、2018.9発行。騙り屋、不義密通、猿芝居、閉じ籠りの4話。安定感は相変わらずですが、与平の妻お福もなくなり、与平も隠居で好好爺、剃刀秋山久蔵の切れ味がいまひとつ、仕方ないかもしれませんw。今回は躍動感にやや欠ける気がしました。
  • 関の孫六~御刀番 左京之介(八)~
    藤井邦夫 著「関の孫六」、御刀番 左京之介シリーズ№8、2017.9発行です。このシリーズ、藤井邦夫さんのシリーズにしては躍動感がいまいちかもしれません。あくまで、「藤井邦夫さんにしては」ですw。
  • 秋山久蔵御用控 花見酒
    全体評価を2段階下げてます
    特に面白いと4、極上を5
    厄介叔父とはいえ、武士をすて
    板前になる時代劇・・・許す!