藤井邦夫のレビュー一覧
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内容(「BOOK」データベースより)
盗人稼業から足を洗った“仏の宗平”が火付盗賊改方の矢崎采女正に斬り殺された。かつて宗平らに出し抜かれ面子を潰された矢崎は、宗平の首を小塚原の刑場に晒し、手下を誘き出して一網打尽にしようとしていた。それを知った盗賊“眠り猫”の勘兵衛は、昵懇の間柄であった宗平の首を...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
日本橋の両替商「菱屋」の金蔵に忍び込んだ勘兵衛は、帯封のついた小判二百両を盗み出した。だが、その小判が混ぜ物の多い贋物だと気付いた勘兵衛は、贋金鋳造の背景を探るべく菱屋の周辺を洗いはじめる。一方、菱屋の主・清左衛門は、蔵に残された千社札から贋金を奪ったのが盗賊“...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
どんな盗賊も破れない金蔵を作ったと豪語する札差大口屋の主・喜左衛門。その噂を聞きつけた海千山千の老盗賊“弁天の五郎蔵”が大口屋に押し入ったが、駆け付けた役人に取り囲まれ、呆気なく御用となった。盗賊を嘲笑い金蔵を自慢する喜左衛門の様子を耳にした“眠り猫の勘兵衛”は...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
根岸の里の小さな家の縁側に、老黒猫を膝に抱き転た寝する老人の姿があった。その男の名は錏勘兵衛、またの名を“眠り猫の勘兵衛”といい、盗賊の頭という裏の顔を持っていた。その勘兵衛のもとに、旗本屋敷の下男が行方知れずになったとの報せが舞い込んだ。その失踪の背後に盗賊“...続きを読むPosted by ブクログ -
期待が大きいが故の落胆ならいいのですが。藤井邦夫さんですからそれなりに楽しませてくれますけれど、往年のキレがなく、テンポもイマイチな感じがします。「朴念仁」、新・秋山久蔵御用控№14、2022.8発行。朴念仁、持逃げ、笑い者、日本橋の4話。Posted by ブクログ
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新シリーズ第一弾
短篇四話、新に変わり新しく登場する人物の紹介と、変化を
太一夫婦、数馬夫婦、大輔、幸吉夫婦と新しいお手伝い
気楽な紹介物Posted by ブクログ -
新シリーズ第十三弾
知らない間に新シリーズ、しかも十三弾
登場人物は大した変化はないので問題なく
活字と空白が多く、しかも短編四話
早く読めるが多分印象に残らないPosted by ブクログ -
裏仕置ということで、仕事人みたいな感じ。
作者の作品は他のシリーズから入っていて、このシリーズは少し異色な話の流れになりそうです。
敵対する(らしい)相手があり、その姿をちらちらと出しながら、本筋の仕置きの話が中編で4話。読みやすさは変わりませんが、仕置以外の敵がいる、というのがあまり好みではなく...続きを読むPosted by ブクログ -
知らぬが半兵衛の打つ手は的確で
結構事件を未然に防いでいる
でもって巻き込まれて罪を犯した
人は見逃すのである
コンプライアンス違反だね(´・ω・`)Posted by ブクログ -
第十三弾
金貸しに許嫁を取られた武士は托鉢で探すが、縛られて旗本の婿養子は、悪徳医師秘伝薬の正体は、背後に悲しき夫婦愛が、下っ引の音次郎の幼馴染の秘密は、以上四話の短編集Posted by ブクログ -
第十二弾
愛する人の弟を助ける為に、犯罪を防ごうとする二人、妻の一周忌に憎き相手を殺す、隠密廻り同心の役儀により犯した不実な行為を、秘密時に、狡猾な絵師に鉄槌、元妻と妻を殺された侍Posted by ブクログ -
第十一弾
浪人の娘ゆりが行方を暗ましたのは真面目に見える若旦那の猫被りを見抜いた為、惚れた男女の悲しい行方、追い立てをくらう裏店の人々、中に拾われて一緒に育てられた元武士らしい老人と孫娘が、恩義を感じる少年の行動、騙されてお互いの相方を失った男女、男の義に感じ知らぬが半兵衛Posted by ブクログ -
第十弾
半兵衛に再縁の話が、相手の兄の思惑が、後は悪徳岡っ引きに関係する事件、猫を使った殺しの手口、兄貴分に罪を着せられた者と多彩な内容Posted by ブクログ -
第七弾
短編四話構成
妻と間男により殺された男の幽霊、初恋の女の娘を助ける隠居、かつての仲間に似た男、下手な芝居と気楽に読めるPosted by ブクログ