あらすじ
惚れた男のために苦界に身を沈めながらも、果たされぬ約束に一縷の望みを抱く女・・・・。十年前に亭主を殺して行方知らずになった女と同じ顔の女・・・・。幼い我が子を無礼討ちにされた浪人が縋る武士の矜持・・・・。「世の中には私たちが知らん顔した方が良いことがある」と嘯く北町奉行所臨時廻り同心・白縫半兵衛の人情裁きを描く、書き下ろし時代小説。
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Posted by ブクログ
「たとえ相手がどんな身分の者であろうが、世の中には、何が何でも許しちゃあいけない事があるんだ。知らん顔はできないよ。」藤井邦夫 著「姿見橋」、知らぬが半兵衛手控え帖№1、2006.2発行、寒椿、古傷、波紋、汚名の4話。このシリーズが新しくなって再開とのことで、読み返しました。あらためて、最高のシリーズ(秋山久蔵シリーズに並ぶ)と思いました。それにしても、神崎、弥平次、雲海坊、由松・・・、秋山久蔵まで、みんな登場してるんですね(^-^) 新シリーズ、もう刊行されたとか、楽しみです!!!
Posted by ブクログ
面白かったです。
佐伯泰英さんのシリーズの新刊を待っている身としては、ある程度ボリュームのある作家さんを探していたのですが、見つけた!という感じです。
知らぬが半兵衛 以外にもいろいろシリーズありそうですし、うれしいです。