あらすじ
八丁堀北島町にある白縫半兵衛の同心組屋敷に、突然六歳の少年が訪ねてきた。母親のおりんに言われ、半兵衛を訪ねてきた新吉だったが、その身体にはいくつもの青痣ができていた。おりんという女に心当たりのない半兵衛は、その親子の周辺を調べ始めるが……。“知らぬ顔の半兵衛”の粋な人情裁きを描く人気シリーズ第十九弾。
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いろいろある
人には、誰しも、いろいろある……半兵衛さんの言葉に、本当に、その通りだと、思った。
哀しい武士の敵討ち……房吉の辛く哀しい過去……仁徳者の仮面を被った悪人……悪い噂にもめげず、逞しく生きる女……
Posted by ブクログ
20160521 江戸の市井の人の出来事を物語りに仕立てている。約束のパターンだが読んで気持ちが救われる気になるのはこのシリーズの良いところだ。