小出もと貴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ心理学やら自己啓発やら好きな友人が貸してくれました。
パッと見、絵が綺麗だなというのと、この絵柄で「心理学」というアンバランスさに惹かれます。
(ネタバレ)
自分的には未知の知識をどんどん学ぶことができて、とても有意義でした。
解説が的確で、かつ下ネタというのがポイント。ガンガン頭に入ってきます。苦笑
bearが耐えるとかoccupyが占領するとか、もう多分一生忘れない。
ただ、その分下ネタの表現的にはエグめですね。
物語全体としては、主人公をちょっと頭の弱い女の子にしたことで、
すごくコミカルな仕上がりになっていて、楽しめました。
#主人公、現実に居たら普通にモテそうな気がするんですがね -
購入済み
高評価を信じたけれど…
収録作の8割に不満が残る残念な本でした。
『記憶を飛ばす薬』が起す悲喜交交と言うコンセプトは面白かったですが、主役のほとんどが基礎モラルが低いせいで、悪い事が起きても薬による影響ではなく自業自得で『薬関係ないよね?』となります。
その低モラルもストーリの為に用意された『モラルの悪さ』なので不自然さがあり、作者も設定を持て余しているのかな、と…
そもそも、第一話の『審査結果早く知る為に記憶飛ばす』って理屈あいます?
『審査結果に伴う、諸々の嫌な経験の記憶を飛ばす』じゃないんですかね?
主役のモラルが高い作品は凄く良かっただけに、素材を活かしきれなかった消化不良な作品でした。