支倉凍砂のレビュー一覧

  • マグダラで眠れII

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    一巻目がなかなか硬派で面白かったので、二巻目も購入。
    一巻以上に地味です!とても!(笑)
    一巻はまだ最後にアクション的な意味での盛り上がりがあったのですが、この巻にはそういう派手さはありません。
    言葉と言葉、意地と意地のぶつかり合いがひたすら描かれ、動きという意味ではとても地味です。
    でもだからつまらないのか、と言われたらそういうわけでもない。

    クースラの『ありとあらゆる手段を持って、目的の為に邁進する』姿勢は好きです。
    そのためには、『か弱い乙女』を利用することも脅すことも多少の乱暴をはたらくことも厭わない。
    性格悪いなこいつ、とは思いますが、性格が良くては生きてはいけない世の中であり、職

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    2013年06月29日
  • マグダラで眠れ

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    設定が気になってなんとなく購入。
    狼と香辛料は一巻だけ読んでいます。

    『異端』と疎まれ、蔑まれながら、自分の夢『マグダラ』の為に命を掛ける錬金術師たちのお話。
    世界観はとても好きなのですが、状況がわかりにくいところも多々あります。
    一から十まで説明しない、というのが魅力の一つだとは思うのですが、登場人物たちと、自分の立場や価値観が違いすぎて理解が追いつかない、のだと思います。
    主人公も好き嫌いが分かれそうな雰囲気。個人的にはクースラもウェランドも近くにはいて欲しくないタイプだなとは思いますが好きですし(笑)ヒロインのフェネシスも嫌味がなくて可愛いと思います。
    ただ、一人も『善人』がいないのが

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    2013年06月24日
  • マグダラで眠れIII

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    ネタバレ

    後半のあたりで持ち直したものの、
    正直起伏に乏しい日常系の様な作品だなと。

    キャラの好みが作品の好みにダイレクトで
    影響しそうな作品。

    で、

    個人的にはフェネシスを見てるとイライラする。(見ては無いけどw)
    個人的にはこーゆー娘いじっても
    ほんとに虐めてるみたいになるから
    いじり甲斐があるとは感じないのです。

    クースラもなんか中途半端だしなー。
    キャラの根幹が据わってない感じ。

    狼と香辛料のがキャラよかったなー

    最後は面白かったけどね。

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    2013年06月04日
  • 狼と香辛料XIV

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    ロレンスとホロのやり取りが毎度毎度甘くてちょっと食傷気味…。
    もうすぐフィナーレだから頑張って読破しよう。

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    2013年05月06日
  • マグダラで眠れIII

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    錬金術というよりもそれぞれのキャラクター達の関係を表した巻。

    自分が求める目標のために相手が思う何かを考え、行動し、利を得る。現実的な錬金術で大切なそれはこの世界でなくても大切な事だと思った。

    フェネシスの努力や嫉妬は共感できだし、その分、経験則による錬金術とは違う知識をクースラに披露した場面は嬉しくもあった。
    人には人の強みと弱みがあって足掻きながらも進まなければならない。
    誰かの強みばかり見て、自らの弱さを隠していたらその溝は広がっていく。

    大事なのは自らの弱さを自覚して補うように立ち向かうことなんだと思わされた。

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    2013年04月23日
  • マグダラで眠れIII

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    コントロールしていたつもりが実は相手の掌の上で踊らされていたで御座るの巻。最後のフェネシスの控えめながらもしてやったり感がすごくよかった。すごくストイックで現実的且つ自分の利益に正直な行動をとるのが普通なクースラでもこんな感じになる。男って単純だ(苦笑)伝説の黄金の羊という言葉にピクリときた読者もいらっしゃるはず。何かしら繋がりあったりしないのかなー。

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    2013年04月21日
  • ビリオネアガール(1)

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    ネタバレ

    引きこもりだった デイトレーダーの ゆかり(18くらい?)。
    170億円の資産をもつ少女。

    平凡 大学生の 恵くんがアルバイトで家庭教師をするようになり、
    少しずつ 環境を変えるために 外に出始める。


    高級お肉だ。
    サラリーマンにとっての1万が
    ゆかりにとっては1円くらいの価値観だろうって表現がすごいなと。

    お金はたくさんあるけど 普通の経験値が少ないから
    これから いろいろ成長していくんだろうなーと 勝手に予想。

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    2013年03月06日
  • 狼と香辛料(7)

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    原作4巻のエピソード。

    原作3巻、アマーティとの恋のさや当てのエピソードが飛ばされて、アニメ化されなかった4巻のエピソードが描かれている。

    原作小説がとっくに完結し、アニメも1期2期が終了して、コミックスの連載だけ、いつまで続くのか危惧していたけれど、多少端折ってもエンディングまで続けようということなんでしょう。

    ロレンス達以外の視点から描かれている部分もあり、新鮮だが、結構重要そうな原作エピソードが省略されたりしているのが残念。

    あと、小梅けいとさん、絵が上手くなりましたね。
    反面、ホロの露出度が減っちゃったような。

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    2013年02月21日
  • 狼と香辛料XII

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    再読。北の地図を描いてもらうため、銀細工師フランの頼み事を聞く話。
    今回は経済ネタが薄めで、宗教関連の話が中心。

    フランがなかなか魅力的なキャラだったため、もう少し会話が欲しかったかも。

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    2013年02月10日
  • マグダラで眠れ

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    錬金術師が主人公のファンタジー。詳しく調べてあって骨組みはよくできていると思ったが、ストーリーはあまり面白くなかった……。

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    2013年01月29日
  • マグダラで眠れ

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    ライトノベルと言うほどライトな話ではないです。途中までキャラの性格も内容も殺伐としすぎていて、まったく感情移入出来なかったのですが、後半の話の流れは楽しめました。続きがあると思うので徐々に良くなっていくとは思うのですが、今のところ登場人物の誰も幸せな境遇に無いのが読んでて辛い所です。全体的な感想としてはそこそこ楽しめました。

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    2013年01月02日
  • マグダラで眠れII

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    2作目。

    1作目ほどの緊張感はなかったが、それでも読ませる構成はなかなか。
    最後はちょっと???だったが・・

    また次作に期待。

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    2012年11月28日
  • マグダラで眠れII

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    主人公のクースラや相棒のウェランドをはじめほとんどの登場人物が頭のいいキャラのため、会話や錬金術にまつわるあれこれについてがしっかり考えながら読まないとなかなか理解しきれない。
    読むのに気合がいる作品。
    その分面白さは折り紙付きですが。

    また、そんな難しさにあふれる中で癒しとなるのが、ヒロインのフェネシスの存在。
    この子は基本的に錬金術のことはほとんど知らず難しい会話に入ることも無く。
    そんな彼女が必死に頑張る様は素直に応援したくなる。
    クースラとの関係が今後どうなっていくのか、そこにウェランドがどう絡んでいくのか・・・
    錬金術だけではなく、3人の関係も大きな見所です。

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    2012年11月17日
  • マグダラで眠れII

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    第2巻。近々、戦争前線が移動すると聞きつけたクースラとウェランド。それは現工房の待遇低下を意味する。なんとかして新前線の好待遇な工房へと移動したい二人は、伝説の金属・ダマスカス鋼の秘密を暴き、それを手柄にチャンスをつかもうと画策するが――。
    ダマスカス鋼の謎、フェリシスの成長(ほんの少しだけど)など、ハイライトも全部ひっくるめてまるまる一巻新天地への布石という感じでした。今後あの人はメンバーに加わるのか?いきなり新天地に移動するのか、それとも道中にもページを割くのか?まだまだ最終目標達成はなさそうだし、3巻を読んでみないと今後の方向性がつかめなさそうです。
    そして、今巻では何よりクースラの非道

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    2012年10月28日
  • マグダラで眠れII

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    好きな声優だからってわけじゃないけど、
    フェネシスの脳内CVは花澤香菜ですw
    敬語で意地張る感じとかリアルに再生されます。

    さて、
    第2巻ということで世界観もクリアになってきましたが
    やっぱりヒロインのフェネシスが弱いですね。ホロと比べると。
    ちょっと空気になることが多い。
    可愛さは認めるに吝かではないですがw

    物語的にも、堅実で含蓄のあるお話ではあるのですが、
    1巻の頃の様な何が起こるのかというような期待感は無く、
    正直淡々と終わった印象すらあります。
    まあ、状況的に先が予想できちゃうのが問題でしょうねえ。

    次巻はもうちょっと盛り上がるといですが。

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    2012年10月27日
  • マグダラで眠れ

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    錬金術師、それは忌み嫌われる異端者たち。「眠らない錬金術師」と呼ばれる青年・クースラとウェランドは、戦争前線の工房に送られることとなった。前線なら好きなだけ実験ができると喜んでいた2人だが、工房では「監視役」だという修道女フェネシスが待っていた――。
    1巻ということで登場人物紹介&小手調べ編という印象。
    この作品での錬金術はファンタジーではなく、科学的なリアル錬金術です。錬金術師が嫌われる理由や権力者に利用される立場も、宗教や戦争・経済などと絡めて説明されており、現実的な感じでした。
    登場人物はクセが強く、夢を叶えるためなら手段を選ばなさすぎる主人公と、純粋だけど生きる希望を持てないヒロインと

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    2012年10月28日
  • マグダラで眠れII

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    フェネシスのわん娘っぷりが可愛くて可愛くて。クースラが嗜虐心をそそられ、庇護欲にかられるのも若干分かる気がする。ちょいちょいやり返すことを試みだしたフェネシスだけど、それでもやっぱりあしらわれてしまう展開を所望します。今でもぶっちゃけやってることはほぼ終始イチャイチャだがな!ソペイテスさんに何ともいえない渋さ・かっこよさを感じた。

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    2012年10月24日
  • マグダラで眠れII

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    支倉さんの新作第2巻!

    一言で感想を言うならば!・・・まだまだ様子見の段階かな汗

    やはりまだ最初の段階なので、人物の設定など、大まかな下地を作ってる印象
    ただ、この下地が出来上がったとき、どんな物語が展開していくのだろうと思うと、ワクワクが止まらないです♪
    随所にみられる作り込みの丁寧さが、その期待をさらに煽ります!

    他のラノベのような派手さはないのかもしれないけども、安心して読める作品でした。

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    2012年10月21日
  • マグダラで眠れ

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    ネタバレ

    「狼と香辛料」の支倉先生の新作。

    時代的には前作と似たような中世の趣なんだけど、今回は金勘定ではなくで冶金に着眼してはぐれの錬金術師というのが主人公。
    それに修道士の女の子と仲間?の錬金術師が絡むという感じ。

    全体の話の流れは前作っぽく、街の勢力争いに巻き込まれた主人公が知識を生かして難局を凌ぐというもの。

    前作では神の化身たる彼女が陰に陽に主人公を助けておりましたが今作はまだただのお荷物という感じ。次回作以降で本領発揮か?

    主人公がはぐれを気取っている割にはどこから見てもいい人にしか見えないのが残念。(友人も含めて)

    修道士の生い立ちも含めて、おなじ食材で違う料理を食べさせられた気

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    2012年10月12日
  • 狼と香辛料 狼と金の麦穂

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    本の構成としては絵本です。
    いつの話かはネットで見ていてもいろいろな解釈があるようですが、17巻で完結した本編のずっとずっと後の話として読むとほろっときます。

    付属DVDのホロはアニメファンだとニヤニヤできるんじゃないでしょうか。

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    2012年09月15日