甲野善紀のレビュー一覧

  • 上達論 基本を基本から検討する

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    上達にむけ失敗に対しての考え方として、失敗を受け入れる環境を作る、失敗の結果をただ結果として受け入れる。失敗の結果が恥ずかしい、となるのは、結果を「期待」や「心配」といったフィルターにかけているから、この考え方を根本から治す必要がある。様々、基本的な考え方をリセットしてくれた。

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    2024年05月12日
  • 上達論 基本を基本から検討する

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    久々に武術書を読みました
    とかくカタカナで語られていそうな内容が
    日本語で丁寧に書かれていて腑に落ちる内容でした
    武術を極めようとされる方だけでなく
    何かを探究して深めたい方全てにお勧めしたい本です

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    2024年02月08日
  • 自分の頭と身体で考える

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    とても難しい本だった。2回読んだけどまだわからない…
    とりあえずは…我欲を捨てられれば品が良くなれるのか?

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    2023年12月14日
  • 「筋肉」よりも「骨」を使え!

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    読書録「「筋肉」よりも「骨」を使え!」5

    著者 甲野善紀、松村卓
    出版 ディスカヴァー携書

    p70より引用
    “甲野 やっていることが面白くて、希望が
    見えてくれば、普通以上に稽古しても身体は
    平気なものなんですよ。身体が壊れるという
    ことは、嫌なことを無理してやっているから
    です。「これはおかしいよ」と身体が示して
    くれているのに、それを我慢して延々とやっ
    ているわけですから、どう考えても馬鹿げて
    いますよね。”

    目次より抜粋引用
    “常識を根本から疑ってみる
     ここ一番の力をいかに出すか
     窮屈な社会で自由に生きる
     日本人の潜在能力を取り戻す
     スポーツから日本が変わる時”

     師弟関

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    2021年10月08日
  • 上達論 基本を基本から検討する

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    ネタバレ

    武術の本ですが、あらゆることにあてはまる内容でした。現実をそのまま受け取り、余計なことをしない。自分自身の偏見や癖も自分自身の一部になっていてそこに依存をしている。そこから抜けだすには絶対にできることから徐々に「許し」の訓練を行う。など自分自身にあてはまり、試してみようと思いました。

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    2020年08月09日
  • 古(いにしえ)の武術に学ぶ無意識のちから - 広大な潜在能力の世界にアクセスする“フロー”への入り口 -

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    実践からの真理に満ちた対談でした、
    自分自身で試して、原理を追求
    する姿勢を持ち続けたいと深く
    思います。

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    2019年08月24日
  • 「筋肉」よりも「骨」を使え!

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    骨ストレッチ
    聞き慣れない言葉を職場の先輩に聞いて即買いしました。
    中身は古武術から日本人に合う身体操法という感じでしょうか。
    僕も合気道をしていたのである程度の意識はありました。
    ただこの本だけではやり方がよくわからないのでやり方の本を次は読みたいと思います。

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    2017年08月30日
  • 武術と医術 人を活かすメソッド

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    目からウロコ、というか我が意を得たり、というか。
    総合的に武術を捉えて実践する甲野氏と、
    統合医療で体を見ていく小池氏の対談。

    細部を合わせても全体にはならない。
    最善はわからないが、善は一つではない。
    万人に通用する策はなく、その人の状況に応じた対応が必要。
    現代はどうしても二者択一をせまり、原理主義に陥りがち。
    「正しい」ことが権力主義へと繋がってしまう。
    最初は新しい方法を取り入れるつもりで話を聞いていても、
    途中で自分の築いていた指導が覆ることに抵抗を感じはじめ、
    目の前で見たことを、受け入れようとしない。
    医療の世界・スポーツの世界においても、
    利害やらプライドやら、クソつまらない

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    2016年02月11日
  • 「筋肉」よりも「骨」を使え!

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    後期高齢者への筋トレを指導しています。
    「誰でも速く走れる骨ストレッチ 」が初めです。
    自分でも取り入れてなんか良いようです。
    高齢者にも指導しています。
    ただやってみて、見せて、それからでもうまくできないのだよね。
    あせらず少しずつやっています。

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    2014年11月02日
  • 「筋肉」よりも「骨」を使え!

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    すごい本だ!
    自分が抱いていた「世界」がものの見事に
    覆されていく、このような思いをするのは
    滅多にないことだ。
    「骨ストレッチ」エクササイズなど、
    日常生活の向上につながるエクササイズも
    紹介されているので、学んで、
    ぜひ活用していきたいと思う。

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    2014年07月20日
  • 武術と医術 人を活かすメソッド

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    予想外に糖質制限の話が何度も出てきたのが象徴的だった。
    健康とはどういう事か。現代の健康ブームに警鐘を鳴らす。

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    2014年05月19日
  • 薄氷の踏み方 時代に塗りこめられないために

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    お互いが畏友として認め合っている二人だけに、対談の内容がどんどん発展していくスリリングな読み応えになっている.
    甲野善紀の考え方、哲学をこんなにうまく引き出せるのは名越氏しかいないのではないか.
    二人の内面、哲学が惜しげも無く表現されていて両者のファンである自分にはとってもお得な本でした.

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    2012年10月23日
  • 古武術に学ぶ身体操法

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     この本はきっとヒントなのだと思う。
     自分が正しいとか、古武術を取り入れれば健康になるよなんてことは書いてない。

     ただ、甲野善紀さんがこれまでの独自に学んできたことの研究報告のようなものなのだろう。だから、もしかしたら数年後にはまったく正反対のことを言っているかもしれない。

     だけど、そこにはまったく矛盾はなくて、この本を書いた時はこれが甲野さんにとっての現時点での答えなんじゃないだろうか。

     当たり前にあるものに対して疑問を持ち、自分なりの仮定を持つ。
     旺盛な好奇心をもって様々な工夫をこらしながら、答えを導き出し、しかしてその答えに決して固執しない。
     常に疑問を持ち続ける姿勢が

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    2012年04月28日
  • 薄氷の踏み方 時代に塗りこめられないために

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    なんば歩きで有名?になった古武術家の甲野さん、精神科医の名越さんの対談集。どちらもテレビを見ていていいな、と思った先生方だったので、気軽に読んでみたが、そういう見方もあるのかとなかなか面白い本だった。

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    2012年02月06日
  • 武道から武術へ 失われた「術」を求めて

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    「人間の運命は決まっているのか? いないのか?」

    「人間にとって、自然とは何か?」

    この問いに対する甲野先生の取り組みが俯瞰でわかります。

    何となく、文章が丸くなってきた気も・・・・・。

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    2011年08月13日
  • 薄氷の踏み方 時代に塗りこめられないために

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    二人の対談はとても刺激を受ける。

    自分の我欲を追い求め続けると、それを手にしたのちに、人生の貯金を使ってしまう…自分の人生と照らし合わせてみても、なるほどと思う。自分の我欲だけでなく、人に施すことも考えないとなあ。

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    2011年04月19日
  • 自分の頭と身体で考える

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    ・視点の同時並行処理と支点の複数あること(支点を消すこと)の自由
    ・丹田に支点を置くと全身がうまく強調的に動いてくれる
    ・その人がその人であり続けるのは美意識
    ・都市化してくると起こる出来事が人間のせい意外考えられなくなってくる
    ・日本語の特殊性(意味の二重性)。日本人として暮らす方が芸がいる
    ・効率のいい動きは安易な動きを一度解体して再構築すること
    ・研究法、稽古方は何を不自由にして、何をやりやすくするかという設計

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    2009年10月04日
  • 表の体育 裏の体育 日本の近代化と古の伝承の間に生まれた身体観・鍛練法

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    甲野善紀著、PHP文庫を読んだ。いつもの僕の読書ジャンルからは外れるのだが、前から「巨人の桑田投手が身体観や鍛錬法を師事していた武術家」ということで甲野氏は知っていたし、患者さんからもこの人の書いた本が面白いと言われていたので、伊勢市駅前の本屋でバスを待つ時間で買った。

     “表”を科学的、西洋的、論理的であり、“裏”は非科学的、東洋的、非論理的と捉えて頂いていいと思う。甲野氏は武術による体の鍛錬はウエイトトレーニング等による筋肉のパワーアップなどに代表される科学的な表の体育ではなく、丹田といった非科学的な存在を体感してそれを活用する点を持つ裏の体育と表現している。

     医療の世界で見てみ

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    2009年10月04日
  • 古武術からの発想

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    第一感、技や心の動きを文章で説明するのは並大抵なことではない

    気になったことは以下です。

    ・基本は基本で、基本に良いも悪いもないんじゃないか、と言われているのですが、マキさんがイメージする基本というのは、非常にベイシックな意味の基本、私の感じる基本というのは、かなり具体的な動作としての基本、ということで、お互いがもっていた基本に対するイメージの違いが、ハッキリしておもしろかったですね。

    ・「小よく大を制す」、今や、体格や体力によらず、「術によって相手を崩す」ということは、神話かホラ話に近い状態となってしまいました

    ・武術というものは、相手がやられまいとして種々抵抗してくるのが当然で、そ

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    2023年11月09日
  • 古の武術から学ぶ 老境との向き合い方

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    古武術と言うキーワードで著者を知ったのは、中学生の頃。武術での体の使い方をスポーツに取り入れると言う観点で活躍されていることを知った。

    著者や考え方や取り組みを知ったのは、この本が初めて。

    やり残した事はもうないと言う気持ちとまだやることがあると言う気持ちが共存しながら死を迎えたいと言う書き出しに心惹かれて読み始めた。

    途中、科学で解明されてない不思議な知恵かインチキ科学か判断難しいところもあるにはある。身を守るための受け身であったり、体の動かし方とかはとてもためになる。
    また、筋トレなどジムでガチャガチャするよりかは、生きるのに必要に迫られての方が身に付くと言う考えなど普遍的なものもあ

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    2023年10月09日