甲野善紀のレビュー一覧
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贅肉を削ぎ落した展開とスピード感ある対談だった。オイラにとっては、難しい上に早くてついていけない感じ。対談ってもっと無駄な話とか横道にそれたりするものだと思うんだけど、オイラでも理解できる与太話はあまりない。
それでもいくつかは「なるほど」って思えることがあったので勉強にはなった。こういうのがすぐに理解できる頭に憧れてしまう。でも、養老先生も甲野先生も立派な話をしながらヤンチャな部分も垣間見れた気がする。そういうギャップは好きだな。
養老先生の、身体の衰えに従ってやる気がなくなってきたという話はわかっているけどちょっと寂しいかったな。オイラの友達もそんな風になってきたし。オイラは身体の故障を抱 -
Posted by ブクログ
頑張る(努力)=事前準備。でもそれじゃあ臨機応変な対応はできない。即応性を鍛えることこそ大事なのである。
古武術の甲野先生の新刊なので。禅の話が納得いった。
努力は成果を求めることだなーと考えた。練習という投資をしたのだからその分の努力を成果として回収しないと割に合わない。だから本番の試合で緊張する。固くなる。成功しないといけないと思っちゃうから。だから、できなくなる。
そういう成果を求めすぎないようにすることでより良い結果が出せる人もいる。みんながみんな成果を求める緊張感で結果が良くなるわけではないのである。
成果を求めない、その大切さを説いた本だった。 -
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体の骨組みを活用するトレーニング法で成果を出しているのが陸上短距離100メートルの桐生祥秀選手。一般的に行われている筋トレや体幹トレ、腹筋などの補強トレを必要としない。腕力を使って力づくでねじ伏せようとするより、コツ(骨)をつかみ、無駄な力を極力使わない方が、いい結果を出せる。骨組み訓練法は、これまでの常識を根本から覆すトレーニング法である。骨組みの連動によりインナーマッスルを活性化させ、人間が持っている本当の力を導き出す。息の上がり方も少なく體の疲れも最小限。體を酷使しないからケガも最小限。今後、さらにスポーツ界への浸透が進めば日本の競技会も大きく変わっていく予感を抱かせる。まずはオリンピッ
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甲野先生の対談本。今回のお相手は統合医療医の小池先生。
統合医療というのは、「現代医療といわゆる代替医療をどうやって橋渡ししていくかを臓器別の専門の枠をこえて考え、診療を行っていく分野」(本文より)だそうです。
現代医療の矛盾を内側から眺める身としては、色々な気付きを得ることができました。
ついつい一つの考えに固着したり、白黒つけたくなったり、二分割思考で物事を考えてしまいます。
これが絶対であるという「教条主義」や、無秩序に並列させてしまう「折衷主義」に陥らず、それぞれの現代医療及び代替医療のアプローチを適材適所に用いる「多元主義」的な方法というのは、なかなか難しいでしょうが、今後の自分 -
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10年前ですから、甲野先生が世に広く知られるようになり始めた頃の本ですね。
桑田氏や、桐朋高校の話が出てきます。
森田真生氏はM君で登場しますね。
桑田氏は、今まで取れなかったような打球を取れるようになったそうです。
10年経って僕にもそんなことが無いかと考えて思い当りました。
落とした物が、地面に着くまでに間に合って受け取れる。
こないだも子供が落としたお菓子をなぜかキャッチできてました。
膝の抜きが自然にできてるんじゃないかなーと。
分かりやすいのはそれくらいですが^^;
自分の身体感覚を掘り下げていくのは楽しいです。
身体感覚を掘り下げながら、村上春樹みたいに内面を掘り下げて行け -
Posted by ブクログ
「古武術からの発想」3
著者 甲野善紀
出版 PHP文庫
p201より引用
“人は自分で考え出したことについては積極的に動きますし、
あとあとのトラブルも少なくなりますから。”
武術家である著者による、
古武術を通して見た教育や科学について書かれた一冊。
人間の体の可能性についてから教育の問題まで、
架空の人物との対話形式で書かれています。
上記の引用は、
信念のぶつけあいに関しての一文。
どこで聞いたかは忘れましたが、
相手を説得する事は出来ない、
相手を納得させなければ人は動かない、
という話を聞いた事があります。
上記の引用につながる話だなと思います。
p35のパプアニューギニア -
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