甲野善紀のレビュー一覧

  • 「筋肉」よりも「骨」を使え!

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    ネタバレ

    具体的に効果があった実例に乏しいし、トレーニング方法についてもあまり紹介されていない。
    スポーツには筋肉だけではない何かが必要だという点は納得できるので少し調べて見たい。

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    2019年10月02日
  • 表の体育 裏の体育 日本の近代化と古の伝承の間に生まれた身体観・鍛練法

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    明治の健康家 肥田春充を記録する伝記に、前後少し足した本 丹田ないし正中心を充実させることを重視する記述であるが、甲野氏の他の叙述とは趣を異にしている

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    2019年05月21日
  • 自分の頭と身体で考える

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    贅肉を削ぎ落した展開とスピード感ある対談だった。オイラにとっては、難しい上に早くてついていけない感じ。対談ってもっと無駄な話とか横道にそれたりするものだと思うんだけど、オイラでも理解できる与太話はあまりない。
    それでもいくつかは「なるほど」って思えることがあったので勉強にはなった。こういうのがすぐに理解できる頭に憧れてしまう。でも、養老先生も甲野先生も立派な話をしながらヤンチャな部分も垣間見れた気がする。そういうギャップは好きだな。
    養老先生の、身体の衰えに従ってやる気がなくなってきたという話はわかっているけどちょっと寂しいかったな。オイラの友達もそんな風になってきたし。オイラは身体の故障を抱

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    2017年09月30日
  • できない理由は、その頑張りと努力にあった 武術の稽古で開けた発想

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    頑張る(努力)=事前準備。でもそれじゃあ臨機応変な対応はできない。即応性を鍛えることこそ大事なのである。

    古武術の甲野先生の新刊なので。禅の話が納得いった。


     努力は成果を求めることだなーと考えた。練習という投資をしたのだからその分の努力を成果として回収しないと割に合わない。だから本番の試合で緊張する。固くなる。成功しないといけないと思っちゃうから。だから、できなくなる。

     そういう成果を求めすぎないようにすることでより良い結果が出せる人もいる。みんながみんな成果を求める緊張感で結果が良くなるわけではないのである。

     成果を求めない、その大切さを説いた本だった。

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    2016年10月07日
  • できない理由は、その頑張りと努力にあった 武術の稽古で開けた発想

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    理屈を超えた武道の技について、分かりやすく解説されている。
    再現できる指導者のいる場所で実践してみないことには、どうにも本当の理解は難しい。

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    2016年10月02日
  • できない理由は、その頑張りと努力にあった 武術の稽古で開けた発想

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    体の使い方で表現力がUPする(この本の最後の方に書いてある音楽家へのアドバイス)
    教えられた基本と自然体の基本と言う事か?
    体に負担の掛からない方法での努力が有効?ということか??
    それから演じる..良い意味で自分を思い込ませて演じ切る事による方法

    ちょっと難しいというか...得たい情報は無かったかな...

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    2017年01月15日
  • 「筋肉」よりも「骨」を使え!

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    体の骨組みを活用するトレーニング法で成果を出しているのが陸上短距離100メートルの桐生祥秀選手。一般的に行われている筋トレや体幹トレ、腹筋などの補強トレを必要としない。腕力を使って力づくでねじ伏せようとするより、コツ(骨)をつかみ、無駄な力を極力使わない方が、いい結果を出せる。骨組み訓練法は、これまでの常識を根本から覆すトレーニング法である。骨組みの連動によりインナーマッスルを活性化させ、人間が持っている本当の力を導き出す。息の上がり方も少なく體の疲れも最小限。體を酷使しないからケガも最小限。今後、さらにスポーツ界への浸透が進めば日本の競技会も大きく変わっていく予感を抱かせる。まずはオリンピッ

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    2015年08月25日
  • 武術と医術 人を活かすメソッド

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    甲野先生の対談本。今回のお相手は統合医療医の小池先生。
    統合医療というのは、「現代医療といわゆる代替医療をどうやって橋渡ししていくかを臓器別の専門の枠をこえて考え、診療を行っていく分野」(本文より)だそうです。
    現代医療の矛盾を内側から眺める身としては、色々な気付きを得ることができました。

    ついつい一つの考えに固着したり、白黒つけたくなったり、二分割思考で物事を考えてしまいます。

    これが絶対であるという「教条主義」や、無秩序に並列させてしまう「折衷主義」に陥らず、それぞれの現代医療及び代替医療のアプローチを適材適所に用いる「多元主義」的な方法というのは、なかなか難しいでしょうが、今後の自分

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    2015年06月19日
  • 「筋肉」よりも「骨」を使え!

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    言葉だけの表現になると少々わかりにくい。そういうことは確かにあるのかもしれないけれどといった感想だけが残り、さてどうしたものか。
    そう、実際に道場に足を運んで自ら体感することが大切なのだろう。まずは自分の道場に出かけたい。

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    2015年04月26日
  • 「筋肉」よりも「骨」を使え!

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    タメにはなると思うし、物事を多角的な捉え方をする、という意味でビジネスにも通ずるところがあります。面白い。でも、も少し具体的な運動理論があるとより面白いかったかなとおもいます。

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    2014年11月03日
  • 表の体育 裏の体育 日本の近代化と古の伝承の間に生まれた身体観・鍛練法

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    期待して読んだのですが、全体に引用が非常に多く、その原文の力は伝わってくるものの、甲野さんの独自性はその陰に隠れているといった風です。

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    2014年07月07日
  • 表の体育 裏の体育 日本の近代化と古の伝承の間に生まれた身体観・鍛練法

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    今では名前も売れ、賛否の分かれる甲野さんの実質的デビュー作です。

    裏の体育とは著者の造語で、各種の民間療法や鍛錬法のことです。
    キーワードは丹田で、
    ・大正から昭和初期に流行した霊術、大本系の団体で行われた触手療法、大霊道などの流れ
    ・剣術、抜刀術など腰や丹田の使い方に特徴がある、日本独自の武術及び白隠や白井亨が実践した「練丹の法」
    ・肥田式強健術
    の3つの分野についての見取り図を描いてあるといえますが、こうした分野に関わってしまった人間、団体の悲しい末路が書かれた、暗い気分にさせてくれる本でもあります。

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    2014年03月13日
  • 表の体育 裏の体育 日本の近代化と古の伝承の間に生まれた身体観・鍛練法

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    「本書の読者のうち、とくに経営者やサラリーマンの指導者層には、この本のエッセンスを、いまからビジネスに取り込んでいただきたいと思うのである」
    (経営コンサルタント 神田昌典氏)

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    2014年02月25日
  • 武道から武術へ 失われた「術」を求めて

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    老いてなお学び、それだけではなく成長する。
    学問の世界ではままあることだが、武の世界でこれが出来るとは大したものである。
    単純なパワーでは勝てない日本人が勝つための道。大乗である「道」はそれで残しておき、求めるものには上座部である「術」を授けられるよう願う。

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    2014年02月03日
  • 古武術に学ぶ身体操法

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    10年前ですから、甲野先生が世に広く知られるようになり始めた頃の本ですね。
    桑田氏や、桐朋高校の話が出てきます。
    森田真生氏はM君で登場しますね。

    桑田氏は、今まで取れなかったような打球を取れるようになったそうです。
    10年経って僕にもそんなことが無いかと考えて思い当りました。

    落とした物が、地面に着くまでに間に合って受け取れる。
    こないだも子供が落としたお菓子をなぜかキャッチできてました。
    膝の抜きが自然にできてるんじゃないかなーと。

    分かりやすいのはそれくらいですが^^;
    自分の身体感覚を掘り下げていくのは楽しいです。

    身体感覚を掘り下げながら、村上春樹みたいに内面を掘り下げて行け

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    2013年11月25日
  • 古武術からの発想

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    古武術に興味があったのですが、それについては全体の半分くらいで、残りは著者の人生哲学など。「井桁術理」「無住新剣術」のくだりは興味深く面白かったです。

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    2013年05月13日
  • 古武術からの発想

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    「古武術からの発想」3

    著者 甲野善紀
    出版 PHP文庫

    p201より引用
    “人は自分で考え出したことについては積極的に動きますし、
    あとあとのトラブルも少なくなりますから。”

    武術家である著者による、
    古武術を通して見た教育や科学について書かれた一冊。
    人間の体の可能性についてから教育の問題まで、
    架空の人物との対話形式で書かれています。

    上記の引用は、
    信念のぶつけあいに関しての一文。
    どこで聞いたかは忘れましたが、
    相手を説得する事は出来ない、
    相手を納得させなければ人は動かない、
    という話を聞いた事があります。
    上記の引用につながる話だなと思います。
    p35のパプアニューギニア

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    2012年07月12日
  • 古武術に学ぶ身体操法

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    中学校の時に読んだ本を再読。
    かぁ!!まさに色んな事が繋がった。バガボンド、竜馬、禅、武術、人生…。今こそこの本を読めて良かった。あとは自分の体を通じて納得したい。


    個人的メモ。
    ・「光は波でもあり、粒子でもある」というアインシュタインの光量子論発見の言葉から、「自然界は矛盾しているとみえるその二重性こそ、その奥深さなのだ」と気付き、「人間の運命は完璧に決まっていて、同時に完璧に自由である」と結論づける著者。ここが深い。矛盾してるから奥深く、人を惹き付ける。

    ・新しい発想を生み出す根底には、美意識がなければなりません。

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    2011年09月13日
  • 古武術に学ぶ身体操法

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    甲野氏の自伝的というか、考え方を表した本か?
    古武術自体についての記述はあまりなかったように思える。

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    2011年02月19日
  • 古武術に学ぶ身体操法

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    甲野善紀が古武術についての取り組み方、考え方について書かれた本。
    著者が古武術、技、発想について語る内容だけど、ユニークで面白い。
    ただ、技術的なことを知りたい人には、著者の違う本を読んでみてもいいと思う。

    特に、気になった内容としては、
    著者の武道は、古武術を参考にした創作武道であること。
    日本の文化は一器多用であること。
    ひねりは、対人競技に向かないこと。
    ひねりを否定しているわけではないこと。
    手裏剣が難しいこと。
    かな。

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    2010年10月23日