小泉武夫のレビュー一覧

  • 食の堕落と日本人 新版[プレミア健康選書]―伝統的な日本食がニッポンを救う!

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    何でもかんでも西洋の真似をせず、もっと日本食を見直そう‼︎
    日本で日本食が食べられてきたのには、ちゃんと理由がある。それを無視して急激に変えちゃうと、体はその変化についていけなくなるんだなぁ。

    料理が苦手な私。
    魚の名前や下ごしらえ…ちゃんとします。

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    2014年04月02日
  • いきいき・ビンビン 和食生活のすすめ(東京堂出版)

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    久しぶりに武ちゃん先生の本を読みました。
    今回は和食をキーワードに、100歳万歳になる食生活を提案しています。
    和食=日本人の文化をも言及しており、新しい情報というより、やっぱり日本人だからなあと読みながら回帰する感じです。
    しかし、ヨーグルトって和食かな…という疑問と、そんなにしてまでお酒を飲まなくてもいいのでは…という疑念が残りました。

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    2014年02月04日
  • 発酵食品の魔法の力

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    石川県の名物に、フグの卵巣のぬか漬けというのがあるですが、死ぬ前に一度で良いから食べて見たいんです。

    元々、フグの卵巣なんかは猛毒を含んでいて、青酸カリの180倍の強さを持つそうですが、それを食べるとは!
    さぞかし、美味しいんでしょうね。

    フグの卵巣の毒がどうやって解毒されるかというと、次のように書かれています。

    「ひとつは、塩に浸けたあと塩抜きするときに、ある程度毒が抜けるということ。もうひとつは、糠漬けしたときに、卵巣を覆う薄い膜の傷から乳酸菌がどんどん侵入して発酵することです。また、デバリオマイセスという酵母もいます。これらがテトロドキシンを水と炭酸ガスとアンモニアに分解して無毒に

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    2013年09月19日
  • 人間はこんなものを食べてきた 小泉武夫の食文化ワンダーランド

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    「より美味しく。そして、より長く食べられるようにする」事にヒトは知恵を振り絞ってきた。

    例えばかつお節。
    三枚におろして燻して日に干して、さらにカビの吸水力を用いて最終的にあのカチカチになるそうな。

    かつお節になったらもう、きゅうりにやっこにお好み焼きにと名脇役っぷりをみせつけ、かつ賞味期限なんてあってないようなもの。

    その方法を確立するのにどんだけの時間と犠牲が生じた事か、そして最初にカビを使ったやつはどんだけ馬鹿にされたか(笑)…
    そしてヒトはそれを知恵として現代に繋げてきたわけで、その事実にはもう素直に感動せざるをえない。
    ご先祖様、ありがとう!

    また、作者が数十年前に果実酒を作

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    2013年05月14日
  • 人間はこんなものを食べてきた 小泉武夫の食文化ワンダーランド

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    食について、おもに文化の誕生的な側面と微生物学的な側面から書いている。特に、カビによる脱水効果や炭のアルカリ作用など、意外であった。

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    2013年05月07日
  • いのちをはぐくむ農と食

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    様々な事例を用いて日本の食についての説明が書かれておりとてもわかりやすかった。食と農の問題はデリケートで様々な視点からの考えがあり、一概になにが正しいかは言えないと思うがしかしそれでも美味しくて安全な物を子供たちにという点は未来永劫不滅で持たないといけないと感じた。食育もそうだがそれをバックアップするために食政を行うことが求められる。自分も食生活アドバイザーとしてこれを行っていきたい。今日食育シンポジウムに参加したこともあって様々な案が出てくる。

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    2013年01月26日
  • いのちをはぐくむ農と食

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    20120727 ここまで来たら、これからの人に直接語りかけるしかない。大人として何ができるかかんがえるべきだと思った。そーり何とかして下さい。
    (`_´)ゞ

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    2012年07月27日
  • しょうたとなっとう

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    写真絵本。大豆を学んだ3年生に。納豆が嫌いなしょうたが、おじいちゃんと一緒に畑に豆をまき、大好きな枝豆を食べ、おじいちゃんが納豆を作ってくれるのを手伝う。(10分)

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    2011年11月27日
  • 食の堕落と日本人 新版[プレミア健康選書]―伝統的な日本食がニッポンを救う!

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    「味覚人飛行物体」こと小泉武夫教授がつづる「食」に関する亡国論、とでも言えばいいのでしょうか?書かれていることはもっと日本食を見直そう、ということです。入門書的な意味合いでぼくは見ています。

    この記事を上げるために ぼくが大学時代に読んでいたものをこうして読み返してみたんですが、この本はここ最近の食というものをないがしろにしてきた私たちに対する警告と、もっと日本の伝統的な食生活や食習慣を見直しましょうよ、というものです。大まかに言うと。僕は個人的には小泉武夫先生の入門編だと思っていただければいいと持っています。

    僕も大学時代、はっきりいうと満足に食事ができず、せめて想像の世界だけでも満腹に

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    2011年07月30日
  • いのちをはぐくむ農と食

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    [ 内容 ]
    1年間に農業に就く後継者が5000人を割り、食料自給率も40%を割った。
    しかも、食品の安心・安全にも不安が大きい。
    そんな日本の農と食に未来はあるのだろうか。
    各地で活性化策をアドバイスしてきた小泉先生が、再生へのカギをにぎる取り組みを紹介してくれる。
    小学生からお年寄りまで、しっかりと道を切り開いているよ。

    [ 目次 ]
    1章 日本の農業は崖っぷちにある
    2章 食料生産を外国に委ねたら
    3章 農業を活性化するために―さまざまな取り組みから
    4章 食べるものが変わった
    5章 食べものを選ぶ基準
    6章 地産地消と食育

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ 

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    2011年03月26日
  • 絶倫食

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    酒造家の家に生まれ
    発酵学が専門の先生だからか
    何でも口に入れてしまう
    チャレンジ精神旺盛です
    蛇酒は飲む前から
    においと味が分かりそうなくらい
    描写が鮮明
    中国はじめ世界各国
    奇天烈栄養満点食材を試していますが
    なかなか日本にはなじみがない
    食べ方です
    なのでところどころ出て来る
    するめとか、イチジクとか、
    そういった自分でも手に入る
    食べ物で元気になりたいと思います

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    2010年10月30日
  • 食の堕落と日本人(小学館文庫)

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    美味しそうな本を沢山書いているので前から気になっていた。こんな辛口だとは思っていなかったが。心から日本を愛しているからにちがいない。醸造学と発酵学の専門家なので鰹節は日本料理の世界遺産だ。といわれるとそう思う。今から300年前。貝原益軒は養生訓の中でこういったらしい。飲む水や食べ物はよく選べ。それによって人の天性まで変わるのだから。それと著者の教えの中で好きだったのが「下ごしらえ」の重要性。我以外、皆我の師ナリ。そうそう。大人になっても世の中には学ぶべきことが沢山存在するので。いつも謙虚な気持ちで学んでいきたいものです。おいしい。にはちゃんと人々の汗と涙があること。水と土があるということ。

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    2011年09月15日
  • 北海道を味わう 四季折々の「食の王国」

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    北海道の食材について幅広く知る事ができる。
    著者の文体は好みが分かれるかもしれない。
    食材が採れる環境や食材自体の特徴の記述は的確で興味深い。
    ただ、食事の際の音を文字化してしまうと、その表現に対する好き嫌いの感情が発生してしまう。その点が個人的に残念だった。

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    2025年07月17日
  • 醤油・味噌・酢はすごい 三大発酵調味料と日本人

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    日本古来からの調味料はとても健康的で、そして日本人のDNAに刷り込まれているくらい重要なものだと認識できた。積極的に摂取しよう。
    ただ、先生がこれでもかと古典的本から抜粋したり、時にはとても理系的内容だったりで若干小難しい感じはあるものの、醤油・味噌・酢はこれだけすごいのだ!と熱意が伝わってくる内容だった。

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    2025年01月09日
  • しょうたとなっとう

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    納豆で写真絵本。
    大豆をまくところから始まるのだから、時間と手間がかかっている。
    ストーリー仕立てなので、子どもにも取っつきやすい。当然、小泉武夫先生が関わっています。

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    2024年11月09日
  • 北海道を味わう 四季折々の「食の王国」

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    発酵の神様、小泉武夫氏が北海道の食材を食らう。

    佐藤水産の仕事で石狩市にしばし駐在する小泉氏。その際を活かし北海道の春夏秋冬の食材を食らう

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    2024年06月26日
  • 発酵食品と戦争

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    小泉先生の発酵本。面白くないわけがない。

    かの大戦下にあっても、納豆、味噌、醤油、酢、何としても確保しようと。
    いろんなことやったのね。

    かつ、火薬やら燃料やらも、発酵で手に入れようとしていた。

    普通に面白いです。
    先生の本の、文章硬い方。

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    2023年12月12日
  • 世界一くさい食べもの ──なぜ食べられないような食べものがあるのか?

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    娯楽として楽しく読める。発酵の仕組みに関する記述も少々あるが、どちらかというと著者の軽妙な語りを楽しむための本。飲酒にまつわる話も多いので子ども向けとしては若干気になるところではある。

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    2023年06月23日
  • 食で日本一の孫育て 虎の巻

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    孫どころか子もまだだけどたまたま見かけて読んだ。
    日本古来の食事・保存について、知らないことが多く勉強にはなったが、化学調味料があふれかつ共働きの多い現代では実践は難しそう。

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    2023年02月24日
  • 魚は粗がいちばん旨い―粗屋繁盛記―(新潮文庫)

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    金目鯛の粗汁、カワハギの肝あえ、イカのわた煮など絶品料理の口福。日本初の魚の粗料理の専門店「粗屋」の物語。自称「味覚人飛行物体」で、東京農業大学名誉教授・小泉武夫氏が描く粗を愛した男の人生。

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    2023年02月08日