小泉武夫のレビュー一覧

  • 発酵食品の魔法の力

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    発酵と腐敗は同じこと。腐敗菌ではなく乳酸菌が入るとヨーグルトになる。
    甘酒は夏の飲み物=点滴と同じ栄養豊富。季語は夏。

    みそ汁を飲むと胃がんになりにくい。
    酢酸=食酢は酒からできる。糖尿や肥満にきく。

    中国のお酒は蒸留酒の白酒と蒸留していない黄酒。紹興酒は黄酒。氷砂糖を入れて飲んだのは日本人。

    発酵漬物と無発酵漬物。
    たくあん、ぬかずけ、麹漬け。

    腎臓の酵素が血圧を調整している。
    蕎麦の中にも含まれる。
    カルピスのアミールS。

    同じものを続けて食べない。アレルギーになる。

    魚の自己消化酵素による劣化は鮮度にかかわる。
    細菌によるものは腐敗にかかわる。

    くさや汁の中には、抗生物質が

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    2019年06月26日
  • 缶詰に愛をこめて

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    最近食べてないが、たしかに魚の缶詰はうまい。缶詰愛が詰まった本であるが、ユーモアと思って書かれている部分がいまいち面白くない。

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    2019年01月19日
  • 絶倫食

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    ネタバレ

    下ネタは好きだが、ガチに近い精力剤、強壮食等のモノにあんまし興味がない。何を今更な気がするが、小泉センセの本だということで読んでみた。

    センセ、無理してるなぁって感じ。連載誌(月刊プレイボーイ)の性質だろうか、そういう類の記事にしないといかんのだろうけど、セガレがピンコピンコとか鼻血タラタラとかそういうのばっかり200ページも読んでると、げんなりしてくる。文章に勢いがあれば、それはそれで読めるんだろうけど、センセも乗れてないんだろうな、活字を追いかけている感が否めなかった。

    エッチ系の文章を読みながらあくびかみ殺すって状況は、他の文章読んで退屈するより、相当空しいということが分かった。後半

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    2018年04月12日
  • 猟師の肉は腐らない(新潮文庫)

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    こんな風に生きたい、とはお世辞でも思わないけど。それでもこういう生き方をする人が失われてしまうのは寂しいだろうな、と思うし、惹かれてしまう気持ちもよくわかる。

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    2018年03月19日
  • 食の堕落と日本人(小学館文庫)

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    戦後の失敗が農政と教育だったという指摘は流石。おむすびが産霊という言及もきちんとある。ただ、、、ちょっと書きぶりが煩いのは、この著者の気質なのだろうけれど、、。

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    2018年02月12日
  • 発酵食品の魔法の力

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    発酵と腐敗は同じ作用で微生物の力によって食べられるのが発酵で食べられないのが腐敗。カビ、酵母、最近が発酵の主な担い手。日本酒であれば、コウジカビがデンプンを糖に変える。糖を酵母がアルコールに変える。アルコールを酢酸菌が酢に変える。ペニシリンなどの抗生物質も発酵によって作られている。

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    2017年02月06日
  • 発酵食品の魔法の力

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    発酵食品ってほんとにうまいよね。微生物さまさま、なのである。
    本書は発酵食品礼賛のお手軽本で、食欲をそそられるのがいい。ただ一点、どこだったかな、第2章くらいだったと思うけど、のけぞるくらい非論理的な「論」が展開されていて、そこが残念。

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    2016年04月03日
  • 発酵食品の魔法の力

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    発酵食品にまつわる知識がぎゅっと詰まった本。
    製法から、含まれる栄養、ルーツなど、様々な観点で発酵食品を紐解いている。
    読後、思わず鮒ずしを買いに行ってしまった。

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    2015年09月25日
  • 小泉教授が選ぶ「食の世界遺産」日本編

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    世界中のありとあらゆる食を極め尽くした小泉教授が我が国の誇るスローフードから「食の世界遺産」を決定。
    知識豊富な教授の語る、我が国日本の食文化の素晴らしさを堪能できる一冊。

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    2015年08月11日
  • 食に知恵あり

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    「味覚人飛行物体」なる異名を持つ作者の小泉先生の食べ物、食べ方、お酒等食文化に対する様々な知恵の宝庫本。

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    2015年08月06日
  • 発酵食品学

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    情報の質量とも十分。
    アルコールに偏りありかな。
    友麹起こし成功のヒントを得られてよかった。
    ヨーグルディアで作るなら脱湿。

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    2015年03月14日
  • 絶倫食

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    小泉さんの本なんで期待していたんだが、特段どうってことなく、本当に世界中のその手の怪しいのも含めた、薬だな。食事じゃない。
    こういう形式でなく、一本にまとめた方が良かったような気がする。同じような話ばかりで、飽きて飛ばした。

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    2014年07月13日
  • しょうたとなっとう

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    時間:8分 読み聞かせ候補
    教科書にも載っているお話らしい。枝豆→大豆→納豆になる過程が写真を通してよく分かる。しょうたという少年が主人公なんだけど、クラスにその名の子がいるので読むのをやめた。枝豆から大豆になるのを実は知らなかったので、大変ためになった。

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    2014年07月05日
  • 地球を肴に飲む男

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    読書録「地球を肴に飲む男」3

    著者 小泉武夫
    出版 講談社

    P135より引用
    “口に入れたときにはまだ硬さがあって噛むだけなんですけれど
    も、そのうちにトロリトロリと解け出して参りまして、次第にネ
    ットリムニュムニュって感じになってきます。”

     発酵学者である著者による、世界中を周って食べて飲んだ話を
    まとめたエッセイ集。
    目次から抜粋引用
    “愉快な酒は豪快な人生から
     虫を肴に酒を飲る
     魚は最高の肴である
     黒い酒黒い魚
     エビスキー氏の自慢話”
     歓楽街での話からジャガイモについてまで、著者の酒と肴への
    愛情あふれる様子が書かれています。

     上記の引用は、ラオスでの話の一文。

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    2013年10月25日
  • 発酵食品の魔法の力

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    発酵は食物を消化しやすくするという意味で加熱と同様の効果があり、他の微生物の繁殖を防ぐことによって保存することができる。人類が長年の経験で獲得してきた知恵であり、地域の環境や生活にあった技術が、簡単にできる料理が増えたことで失われつつあるのは確かに残念なことだ。

    旧来から乳搾りを行っていた地域が中央アジアやインドから西に広がり、東アジアや東南アジアでは行われていなかった。逆に、東アジアや東南アジアでは大豆発酵食品や塩辛、魚醤、ナレズシなどの文化がある。発酵食品という切り口で見ても、東西の生態学的な違いがはっきりと見て取れるのはおもしろい。

    ・日本人の死亡原因の内訳は、生活習慣病65%、感染

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    2018年10月31日
  • しょうたとなっとう

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    めずらしく、写真を使った絵本。それも、風景だけとかコラージュや加工をして原型が分からなくなるような使い方ではない。アルバムを開いたときに載っていそうな写真の絵本。
    食べ物がメインというより、農業とか自然の不思議さがメインのテーマかな。

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    2013年07月03日
  • 夕焼け小焼けで陽が昇る

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    日経夕刊で毎週食欲をそそるコラムを連載する著者が、自身の少年時代を描いた自伝的小説。昭和30年代前半の自然豊かな山村を舞台に、少年とその友人、そして村人たちとの数々のエピソードがユーモアたっぷりに綴られている。それは密度の高い共同体であった地域社会の様子が語られた魅力あふれるおとぎ話でもある。

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    2013年04月28日
  • 小泉教授が選ぶ「食の世界遺産」日本編

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    小泉教授の食の薀蓄エッセイ。
    食いもんもの好きが高じて購入。発酵や食いもんに対する博覧強記は圧巻なのだ。

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    2012年02月20日
  • 一度は食べたい うまいもの漫遊記

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    小泉武夫という人は、日経の夕刊にも食べ物に関する随筆を書いていたと思う。その随筆に出てくる食べ物の話がいかにも「美味しそう」で、他にも小泉武夫の文章を読んでみたいと思い、この本を購入。

    擬音が多い。
    ピロロン、トロリトロリ、プルンプルン、ハフハフ、シコシコ、ペナペナ、ピュルル、チュルル、プリンプリン、ジュルル....。
    食べ物の味は本では伝わらないので、それを何とか伝えたいとする工夫なのだけれども、これがなかなか良い。この擬音を読んでいると、いかにも美味しそうであり、それを味わいたくなってくる。

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    2011年09月12日
  • ニッポン快食紀行(小学館文庫)

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    小泉先生のオノマトペを十分に楽しめる一冊。
    漬け込む、干す、発酵させる…さまざまに手を加えた品のうまそうなこと。もちろん生きのいいのもいい。
    それに馴染みの日本酒があればもう言うことなし!

    読後は、なぜか食べたくなる、というより、飲みたくなります。

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    2011年02月11日