小泉武夫のレビュー一覧
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発酵と腐敗は同じこと。腐敗菌ではなく乳酸菌が入るとヨーグルトになる。
甘酒は夏の飲み物=点滴と同じ栄養豊富。季語は夏。
みそ汁を飲むと胃がんになりにくい。
酢酸=食酢は酒からできる。糖尿や肥満にきく。
中国のお酒は蒸留酒の白酒と蒸留していない黄酒。紹興酒は黄酒。氷砂糖を入れて飲んだのは日本人。
発酵漬物と無発酵漬物。
たくあん、ぬかずけ、麹漬け。
腎臓の酵素が血圧を調整している。
蕎麦の中にも含まれる。
カルピスのアミールS。
同じものを続けて食べない。アレルギーになる。
魚の自己消化酵素による劣化は鮮度にかかわる。
細菌によるものは腐敗にかかわる。
くさや汁の中には、抗生物質が -
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ネタバレ下ネタは好きだが、ガチに近い精力剤、強壮食等のモノにあんまし興味がない。何を今更な気がするが、小泉センセの本だということで読んでみた。
センセ、無理してるなぁって感じ。連載誌(月刊プレイボーイ)の性質だろうか、そういう類の記事にしないといかんのだろうけど、セガレがピンコピンコとか鼻血タラタラとかそういうのばっかり200ページも読んでると、げんなりしてくる。文章に勢いがあれば、それはそれで読めるんだろうけど、センセも乗れてないんだろうな、活字を追いかけている感が否めなかった。
エッチ系の文章を読みながらあくびかみ殺すって状況は、他の文章読んで退屈するより、相当空しいということが分かった。後半 -
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読書録「地球を肴に飲む男」3
著者 小泉武夫
出版 講談社
P135より引用
“口に入れたときにはまだ硬さがあって噛むだけなんですけれど
も、そのうちにトロリトロリと解け出して参りまして、次第にネ
ットリムニュムニュって感じになってきます。”
発酵学者である著者による、世界中を周って食べて飲んだ話を
まとめたエッセイ集。
目次から抜粋引用
“愉快な酒は豪快な人生から
虫を肴に酒を飲る
魚は最高の肴である
黒い酒黒い魚
エビスキー氏の自慢話”
歓楽街での話からジャガイモについてまで、著者の酒と肴への
愛情あふれる様子が書かれています。
上記の引用は、ラオスでの話の一文。
ネ -
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発酵は食物を消化しやすくするという意味で加熱と同様の効果があり、他の微生物の繁殖を防ぐことによって保存することができる。人類が長年の経験で獲得してきた知恵であり、地域の環境や生活にあった技術が、簡単にできる料理が増えたことで失われつつあるのは確かに残念なことだ。
旧来から乳搾りを行っていた地域が中央アジアやインドから西に広がり、東アジアや東南アジアでは行われていなかった。逆に、東アジアや東南アジアでは大豆発酵食品や塩辛、魚醤、ナレズシなどの文化がある。発酵食品という切り口で見ても、東西の生態学的な違いがはっきりと見て取れるのはおもしろい。
・日本人の死亡原因の内訳は、生活習慣病65%、感染 -