新城カズマのレビュー一覧

  • 15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った

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    全6巻完結。
    最終巻最終場面の最後の一人に泣いた。この場面の評価でプラス星1。
    話が大きく成りすぎた感じがする。

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    2014年10月27日
  • サマー/タイム/トラベラー2

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    手の届く最良のものをつかまえて、そいつと共に歳をとれ。クライマックスへの盛り上がりが勢いよく、随所に盛り込まれるSF論も嫌みがなかったです。9年前の小説ですが、なんか最後の方で色んな予見が当たってしまっていて苦笑い。それにしても、時をかける少女は、いつだって未来へ一人でかけていくもんなんですね。ハインラインの「夏への扉」みたいな、ご都合主義なラストじゃないのも良かったです。女の子が強く未来へ向かっていく姿は、清々しいです。

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    2014年07月23日
  • 物語工学論 キャラクターのつくり方

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    ネタバレ

    キャラクター類型から物語の構造を分析する本。
    だいぶ抽象的なところまで収斂して話していくので、7類型の分け方については少ししっくりこないところもあったけど、その分、いかに現代の人間社会に寄り添う物語をつくるかという細部の考察部分がとても興味深かった。
    「物語を作るのって面白そう」「自分もやってみたい」と思わされてしまう。

    最後の賀東さんとの対談も良かった。
    プロットづくりを山登りに喩えて、オリジナリティという幻想がただそのルートの違いにだけあるとする話は分かりやすかった。

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    2013年09月25日
  • サマー/タイム/トラベラー1

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    レビューでは衒学的との声もチラホラあったが、その通り元ネタを知っていてニヤリとできる、あるいは遠回しな口調でも我慢できる、そんな人はいいかも。といっても、この本に手を伸ばすような人は少なからずSFに明るい人でしょうし。タイムトラベル云々は下巻でより鮮明に描かれるのでしょうか...

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    2013年08月08日
  • 物語工学論 キャラクターのつくり方

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    「小説を書きたい」と思っている人に、一番最初に読ませると良いかもしれない。

    エンターテイメント小説のキャラクターや物語を分解すると……という内容なのだけれど、コレの元ネタはハリウッドの脚本術の名著『クリエイティブ脚本術』および、テキスト論的な研究の積み重ねを参考にしているのは明らかなものだと思う。つまり、神話や伝説によるエッセンスが、現代における様々なヒット作品と構造を同じくしている……という例のもの。

    でも、だからといって価値がないかというと、そうでもなくて、ライトノベル作家のカテゴリーの中ではおそらく屈指の書き手である新城カズマさんが、これほど身も蓋もないことを書いたというのは、やはり意味があることだと思う。特に、後半の対談あたりは、現状のライトノベル業界の現状を明け透けに語り合っていてかなり面白い。

    物語を工学的に組み上げられるということを、知っているのと知らないのとでは、天地の差くらいある問題なので、小説を書いている人間はこれで蒙を啓いたほうがいい。あとは、自分のオリジナリティらしきもので、そこそこ形になるわけだから。一方で、コレに頼り切るのも小説書きとしては、いつか限界に突き当たると思う。

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    2012年07月15日
  • 15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った

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    男子高校生から繋がっていく仲間のネットワークは、友人の自殺を食い止めることができるのか。いろんな登場人物の視点から事件を追っていく。
    1巻では、自殺予告のメールが知れ渡ってしまいます。東京は広いね。

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    2011年08月14日
  • Twitter小説集 140字の物語

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    短い文章だからこそ、
    作家の人間性が
    ここぞとばかりに
    浮き彫りになってて
    びっくり。
    予想以上に面白かったー

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    2011年06月13日
  • サマー/タイム/トラベラー2

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    予想以上の時間の加速具合に驚きました。まさしく時間を駆け抜ける勢い。でも前巻とはタイプが違うけど、同じ雰囲気がたしかに残っている気がします。喪失感と葛藤と前進が僕が感じた主な物語の構成要素でした。地図の使い方も納得の出来。それと作者の短編は何編か読んでいたんですが、リンクが好きなことと朧気に作品の傾向がつかめた気がします。この作品をかなり気に入ったので、他の作品も読んでみます。

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    2011年05月04日
  • サマー/タイム/トラベラー1

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    時間を跳躍した少女の話。穏やかに流れる時間、それにゆっくりと忍び寄る不安。この静かな読み応え、好きです。読書中毒の登場人物たちの会話から出てくる時間SFの作品で読んでいる作品だと嬉しくなり、読んでない作品だと精進しないと改めて思いました。それと合間に挿まれた地図は一体、どういう意味を持つのでしょう。次巻へ。

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    2011年05月04日
  • サマー/タイム/トラベラー1

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     1巻しか読んでない状態でこんなことを書くのは時期尚早かもしれないが、ストーリー自体はあまり面白くない。2巻に色々な謎を持ち越しているから読むっちゃ読むけど・・・。別に蘊蓄を垂れるのは構わない。そこそこ面白いし、様々なSF小説の名前が挙がっている点は自分で読んだ小説のことを思い出したりもして、変わった楽しみ方もできたのだけど・・・語り手である主人公の科白が非常に読みづらく、分量以上に長さを感じてしまった。以上が悪い印象。以下が良い印象。

     この小説の良さは、随分とひねた主人公たちによる世界の見方にあるかと思う。ムスリムの礼拝を星間通信・定在波などと表現してみたり、来世が無いなら開発(自然科学的?な意味で)しようという発想とか、変わったことに熱中する人だからこそ見られるであろう切り口を沢山見ることができた気がして、楽しかった。
     p223「ぼくらの間には、半世紀ぶんの相互誤解が積ってる。(中略)たとえ同じ時間を過ごして同じ事件を見たとしても。ジャンボ機が摩天楼につっこみ、シャトルが大気圏に再突入しながら燃え尽きる、そんな映像をいっしょに見たとしても、ぼくらと彼らはきっと違うものを見てる。ぼくらはお互いに時間旅行者だった。」これに尽きる。この相互誤解の原因は世代の違いだが、同世代あるいは近い世代でも相互誤解は無数に起こる。主人公たちの世界にタイムスリップした時空間旅行者として、彼らが見た世界を楽しめただけでも十分だった。続きが楽しみ。

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    2011年02月09日
  • 15×24  link six  この世でたった三つの、ほんとうのこと

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    ん~
    藤堂のおじいさんが都合がよすぎて説明がはぐらかされてる感じが・・・
    都市伝説のような空間がに到達してしまったり・・・
    黒い船だったり・・・
    誘拐はどうなったんだ・・・
    カラノは結局なにを最後にしたんだ・・・

    都内を携帯片手に駆け巡るリアルな感じがハラハラで、
    イメージにも湧いておもしろかったのに
    不思議な力にエンディングを全部任せてしまっていて、
    読んでいた勢いが徐々にしぼんでいく感じがしました。

    色々説明してほしい!そう思う感じでおわりました。。。

    アニメかドラマにしたらおもしろいだろうね。

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    2010年02月05日
  • 15×24 link four Riders of the Mark City

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    どんどん奥へ!

    東京のそこに巣くう都市伝説
    そして今回の事件との関連。。。

    真相が徐々に明らかになっていくが、
    アクシデントは容赦なく襲ってくる。

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    2010年02月05日
  • 15×24  link six  この世でたった三つの、ほんとうのこと

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    最終巻まで読破…
    最後尻すぼみかなぁ。途中から広げすぎた風呂敷のたたむのに精一杯という感じ、結末も…
    1巻が一番面白かった。

    とはいえ新城カズマという作家にはこれからも頑張って欲しい。

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    2010年01月31日
  • 15×24 link three 「--裏切者!」

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    物語の核心部分が見えてきた!

    だけどまだ6冊のウチやっと3冊が終わったところ!

    まだまだ大変なことが起きるんじゃないですか~?

    期待!期待!

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    2010年01月24日
  • 15×24  link six  この世でたった三つの、ほんとうのこと

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    17歳達の24時間耐久レースは遂にゴールへ!。いくつかのタネは回収しきれてないけれど、全部回収できないのがいいのかも。-----“いちばん嫌な言葉だ。圏外。俺はため息をついた。たぶんオレらは、いつだって、何かの圏内にいねーと不安になる人種なんだ。友達。部活。合格圏。どこもかしこも、目に見えない電波でお互いに囲いあって、縛りあって、そして着信拒否しあっている。”-----悲痛だ。

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    2011年08月19日
  • 15×24 link five ロジカルなソウル/ソウルフルなロジック

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    誤送信されたメールから脊髄反射で行動を開始し、その後も情報のやり取りと共に脊髄反射行動していた少年少女。事件が小康状態になったところで、それぞれが、それぞれ自分を見つめ始める。link fiveの後半でやっと“分別をわきまえた”大人が登場。どうやら少年少女の親たちにも信じられないリンクの兆候がっ。

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    2011年08月19日
  • 15×24 link two 大人はわかっちゃくれない

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    文体に慣れてきたところで物語りも急展開。そろそろ混乱してきました。東京の地理に詳しくない人には辛いかなぁ。

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    2011年08月19日
  • 15×24 link two 大人はわかっちゃくれない

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    急展開してより面白くなってきた。15人以外の登場人物もけっこう出してくるのね。
    続きもよめなくなってきたし、これは一気に読み切るかも。

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    2009年12月14日
  • 15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った

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    書評を読んで気になったので購入。つか品薄だなぁ
    まずは新城カズマ氏がまだ作家を続けておられたことに喜びを感じた。
    中高校時代に読んだ蓬莱学園が懐かしすぎる。

    そんななかこれはラノベの風をしているがなかなかにシリアスなお話。続きも気になる。
    15×24てタイトルは結局15人の24時間を描いたというべたなタイトルなんだけど、15人のかき分けもなかなかで安心して読める。まだ最後まで読んでないけど現状でもお勧め。

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    2009年12月13日
  • サマー/タイム/トラベラー2

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     ある夏の日。幼馴染の悠有は初めて時空を飛んだ。たった三秒先の未来へ。それをきっかけに高校生五人組は〈時空間跳躍少女開発プロジェクト〉を開始する。一筋縄でいかない癖物ぞろいの五人組が繰り広げるひと夏のタイムトラベルな物語。
     ええ話しやー。タイムトラベルというSFな題材なもと、登場人物ひとりひとりに愛着が持てる。今年の京フェスで著者の新城カズマさん自身が、「一年に一回はこれを読んで泣ける」と言っておられたのだが、決して誇張表現じゃねえよ。切なさみだれうち。せ、青春ボンバー! 二巻完結なので、是非どうぞ。

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    2009年11月22日