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Posted by ブクログ 2018年05月16日
お話の作り方に関するもの。
他の本でも指摘されてゐた、「ラヴロマンスにタイムトラベルが出てくる件」についての考察とか、日本とタイに関する異装の文化とか、古事記の人と(つまりはジャパニーズか!)『シルマリルリオン』のなんかの共通点とか、『デビルマン』はお話を作る際の教材としては普通の作品だけども、参...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月15日
「小説を書きたい」と思っている人に、一番最初に読ませると良いかもしれない。
エンターテイメント小説のキャラクターや物語を分解すると……という内容なのだけれど、コレの元ネタはハリウッドの脚本術の名著『クリエイティブ脚本術』および、テキスト論的な研究の積み重ねを参考にしているのは明らかなものだと思う。...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月06日
物語大量消費時代の今、パターンの分類と類型に基いて、ほとんどの物語は作られている……物語作者はその理論を手に入れるべし、という流れの一端を担う本。本書では主にキャラの七つの類型について扱う。
物語理論の解説と具体的な応用、ゲームやネット社会との関係については大塚英志の著作のほうが詳しいと思う。本書...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月29日
まず述べておきたいのは、この本は「物語工学論」としては良いのだが、「キャラクターの作り方」としては非常に微妙だということだ。
社会論的、文化論的、神話論的見地からキャラクターを類型化する内容は非常に興味深いし、多く出典を引く様式は好ましい。例はやや古臭い物が多いが(新しくともエヴァ程度で、前世紀...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月25日
キャラクター類型から物語の構造を分析する本。
だいぶ抽象的なところまで収斂して話していくので、7類型の分け方については少ししっくりこないところもあったけど、その分、いかに現代の人間社会に寄り添う物語をつくるかという細部の考察部分がとても興味深かった。
「物語を作るのって面白そう」「自分もやってみたい...続きを読む
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