新城カズマのレビュー一覧

  • 15×24 link three 「--裏切者!」
    文体に慣れたとは言え、やっぱり「メンドクサイ」。ていうか、文章もそうだけれど「高校生ってめんどくせー」。
  • 15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った
    プロットは面白いんだけれど、文章がめんどくせーーーー。脳内の思考が整理されずにそのまま文章になってる感じ。例えば火田七瀬がうっかり他人の脳内を見てしまって思考の奔流に晒されてしまったような。恩田陸の『ドミノ』を彷彿とさせるような疾走感。(実は恩田さんで読みたかったかも)
  • サマー/タイム/トラベラー2
    もったいぶった展開が、唐突に進行する。小説より説明文なほどに。確率論への期待と諦めが交錯する。甘酸っぱい青春小説は、最後で羅列となり、ちょっと趣味と違う。つじつまあわせを狙ったがゆえか。前半ほどののめりこみは無かったが、最後まで読ませた。エンディングはファンタジーかな。
  • サマー/タイム/トラベラー2
    1冊目読み終わって、すぐ買いに行きました。頭が足りないのでちょっと理解するのに2〜3回行き来しましたが。
    違う結末を期待していたので、期待通りにならなくて嬉しかったです。
  • サマー/タイム/トラベラー2
    何行もすっ飛ばしてしまった場面はあるにしろ、途中までは面白かったです。残念なのはラストかなぁ・・・。
  • サマー/タイム/トラベラー1
    一巻を読んだとき、これは好みが分かれる小説だな、と思った。作品中に言及されるタイムトラベルもののSFは、知っている人から見れば思わずニヤリとしてしまう楽しさがある。でもSFをあんまり知らないって人にとっては、内輪じみた内容に疎外感を覚えるんじゃないかな。かといって全体としてはハードなSFではなくて、...続きを読む
  • サマー/タイム/トラベラー1
    表紙の絵がきれいだったから読んでみた。中身は難しい話だらけで入り込めなかったけれど、とりあえず下巻は気になった。
  • サマー/タイム/トラベラー2
    2巻にて完結。これはある意味「ジャケット」読み。「ゲイルズバーグの春を愛す」表紙柄の浴衣、欲しい。
    ラストは嫌いではないけれど、どうも主人公には愛情を持てなかった一作。
  • サマー/タイム/トラベラー1
    拒否反応の出る人と、とても好きになる人の二手に分かれる小説。
    わたしはわりと気に入っています。
    話が判り辛いのが難点ですが、頭の良すぎる彼らの人間らしさと言えばそれはもう作者に感服しきりです。
    物語を楽しむというより、人の個性とその複雑なからみに注目して読んだ方がおもしろいみたい。